以前、Junos 22.2R1で実装されたIPv4 over IPv6機能を用いてJuniper SRXシリーズでDS-Liteを使う際の設定を紹介しました。 Junos 23.2R1において、さらにFQDNでトンネル接続先アドレスを指定したり、トンネルソースアドレスを指定したインターフェイスから取得する機能をサポートしました(ドキュメント)。 今回はこの機能を使用したDS-Liteの設定例を紹介しようと思います。 DS-Liteの設定例 主な設定としては以前と同様ですが、source-interfaceおよびdestination-hostnameを使用することでアドレス変更に自動的に追従することが可能となりました。ホスト名やインターフェイス名からはアドレスファミリーを一意に定めることができないため、encap-typeでアドレスファミリ(ipv4/ipv6)を明示的に指定する必要があり