サポート終了にあたり、WEBサービス提供者としてはユーザーに何らかの方法で、ユーザーの対応の有無を通知したい場合がほとんどだと思います。このエントリでは先日、ngx_mrubyに追加された、 tls_version メソッドを利用して、クライアントのサポートするTLSバージョンに応じて表示するサイトのコンテンツを変更する方法を紹介したいと思います。 今回の例は下記のような構成を想定しています。HTTPS(TLS)通信はNginxで終端し、後段のOriginサーバへHTTPでリバースプロキシする構成です。 この構成の場合に、TLS1.2、1.3であれば、 /tls_ok にリバースプロキシし、 該当しなければ /tls_ng にリバースプロキシするコンフィグ例は下記になります。 mruby_ssl_handshake_handler_code ' ssl = Nginx::SSL.new U
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