リコール署名偽造事件で書類送検された高須院長の女性秘書が、偽造を手伝う報酬として、社員に5万円を渡していたとみられることがわかりました。 高須克弥院長の女性秘書(68)は、愛知県の大村知事へのリコール運動を巡り去年10月、名古屋市中村区で数人分の署名を偽造した疑いで書類送検されています。 女性秘書は、高須クリニックのグループ会社「高須ホールディングス」の役員も務めていて、社員らに偽造を手伝わせた際に、1人当たり5万円の報酬を支払っていたとみられることが関係者への取材でわかりました。 また女性秘書らによる偽造は、リコール団体の事務局長・田中孝博被告(60)らがアルバイトを動員して佐賀市で行ったとされる偽造の10日ほど前から作業が始まっていたということです。