経済産業省、国土交通省及び環境省は、少子高齢社会の到来や気候変動など地球環境問題などの環境変化に応えながら、快適で美しく、スマートな暮らしを目指すロハス(LOHAS:Lifestyle of Health and Sustainability)なハウス、「ロ・ハウス構想」を推進していくことを目的として、学識者や産業界実務者などから構成する「ロ・ハウス構想推進検討会」(委員長・武蔵工業大学岩村和夫教授)を昨年7月に設置しました。以来8回にわたる検討が行われ、この度、報告書が取りまとめられました。 今後とも、3省連携のもと、必要な施策を講じるとともに、住まい手や各ステークホルダーに対して、「ロ・ハウス」をキーワードとした働きかけを進めていくこととします。 1.「ロ・ハウス構想」推進の考え方 住生活の充実と環境対策への社会的要請が求められる中、快適性と環境配慮を相反するものではなく両立するものと