都心部にクルマで乗り入れると、渋滞と駐車場探しで一苦労。かといって、自宅から最寄り駅は歩きでは遠く、クルマじゃないと面倒くさい――都市部郊外のベッドタウンに住んでいると、そう感じることはないだろうか。 都市部周辺でクルマから公共交通への“乗り換え”を促し、都市の渋滞を緩和する。その結果、排出ガスによる環境汚染やガソリンのムダを減らせる。これが「パーク&ライド」のコンセプトだ。もともとは都市渋滞に悩まされていた米国でスタートし、その後、欧州にも拡大。昨今は都市部へのクルマ乗り入れ規制(トランジットモール)や渋滞課金(ロードプライシング)と組み合わせるケースが増えてきた。以前、紹介したカーシェアリング(参照記事)と同じく、“クルマ依存”の在り方を見直し、賢い交通社会を作るための取り組みの1つである。 日本でも昨年7月に、コインパーキング事業者最大手のパーク24と、大阪市交通局、日本信号、大阪メ
若林大臣記者会見録(平成19年1月16日) 1.発言要旨 本日の閣議ですが、一般案件1件、政令1件、人事案件です。 一般案件は、環境省共同請議で、生物の多様性に関する条約第10回締約国会議及び生物の多様性に関する条約のバイオセイフティに関するカルタヘナの議定書第5回締約国会議の日本での開催について閣議了解をしました。愛知県名古屋市で行うということを私から報告をし、了解を得ました。政令は、厚生労働省の医療法施行令等の一部を改正する政令です。 私は本日、大阪府堺市で開催される建築廃木材を原料とするバイオエタノール製造施設の開所式に出席します。 また、既に報道されていますが、熊本県の水俣病への対応について、昨日、熊本県知事と前認定審査会長の岡嶋先生が共同で会見され、従来の委員全員から委員就任の内諾が得られ、現在、委員就任手続きを行っている状況であることが発表されました。認定審査会の再開については
第12回 溶けると黒い粒が出現 中国の大気汚染を敏感にキャッチする樹氷 文/藤田 香(日経エコロジー編集委員) 2006年12月15日 冬の蔵王の名物は純白に輝く樹氷。しかし一見白い樹氷も、溶かすと黒い粒が沈殿し、汚染が深刻化していることが山形大学の柳澤文孝教授らの調査でわかった。柳澤教授が1991年から毎冬20回樹氷の氷を採取してpHを測ったところ、95年の5.3から2005年は4.5と酸性化が進んでいることが判明。酸性化の原因は硫酸だが、それがどこから来たかは硫酸に含まれるイオウの同位体比でわかる。蔵王の樹氷の同位体比は約5‰(1‰=0.1%)と日本起源の値(2‰以下)より高い。「北京や山西省など中国北部で使われている石炭の値と一致するため、中国から季節風で運ばれてきた」と柳澤教授はみる。 同教授らは雨やエアロゾル(大気中の微粒子)でも同様の調査を実施。例えば鶴岡市で採取したエア
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