台風4号は12日午前、石川県沖の日本海を東北東に進んだ。 12日夜には東北地方に接近し、上陸の恐れがある。 気象庁は13日にかけて西日本から北日本の広い範囲で、暴風や高波、高潮、大雨による災害に注意を呼びかけている。 同庁によると、午前11時現在、台風4号の中心気圧は992ヘクト・パスカルで、中心付近の最大風速は23メートル。13日にかけ、北陸、関東、東北、北海道の海上で20〜23メートル、陸上で15〜20メートルの強い風が吹く見込み。 12日朝は京都市で1時間に74・5ミリ、島根県出雲市で66・5ミリの観測記録を更新する激しい雨が降った。 今後も東日本と北日本の広い範囲で1時間に50〜70ミリの雨が降る恐れがあり、13日正午までに予想される雨量は、東北地方で200ミリ、東海、北陸地方、北海道で150ミリ、甲信地方で100ミリ。 京都府などによると、雨のため、京都市内で床上浸水が4棟、同市