きらびやかな衣装と化粧で本格的なミュージカルに挑戦するカヅラカタ歌劇団の男子生徒ら=東海中学・高校提供きらびやかな衣装と化粧で本格的なミュージカルに挑戦するカヅラカタ歌劇団=東海中学・高校提供 【小若理恵】「宝塚」を逆から読んで「カヅラカタ歌劇団」。名古屋市の男子進学校東海中学・高校の生徒が10月5日、ミュージカルの名作「ロミオとジュリエット」を演じる。男子生徒らがきらびやかな衣装をまとい、歌やダンスを繰り広げる。 カヅラカタ歌劇団の発足は11年前。そのころ話題になっていたのが、男子高校生が文化祭でシンクロナイズド・スイミングに挑む青春映画「ウォーターボーイズ」だ。そこで在校生有志が「自分たちも文化祭を盛り上げたい」と、宝塚歌劇団の「男子版」を始めた。 昨年まで文化祭での公演だったが、今年から正式な部活になり、文化祭の1週間後に2回公演をすることになった。宝塚顔負けの熱演が評判を呼び