自民党の小渕優子組織運動本部長(50)が代表を務める政治団体「自由民主党群馬県支部連合会(群馬県連)」から、他の自民党支部への支出計約670万円が支部側の政治資金収支報告書には記載されているにもかかわらず、群馬県連側の収支報告書に記載されていないことが、「週刊文春」の取材でわかった。政治資金規正法違反(不記載)の疑いがある。県連側から支部に対する支出の不記載を巡っては、県連代表の国会議員が刑事告発されたケースもあり、波紋を呼びそうだ。
近年、急速に勢力を拡大している参政党。昨年の統一地方選では100人もの地方議員を当選させるなど、政界の一大勢力になりつつあります。一方で党内部では、神谷宗幣代表の元公設秘書の自死、武田邦彦氏をはじめとする党員たちの一斉離党など、党を揺るがす問題が相次いで発覚。関係者に激震が走っています。いったい何が起きているのか。参政党の正体に迫った「週刊文春」の記事をまとめました。 購読はこちら 「参政党」神谷宗幣代表(46)の元公設秘書が自殺 “パワハラ的言動”に悩み、知人に〈どんな暴言吐いても許されるとか思ってるのかしら〉とメッセージを… 〈正直に申し上げますと神谷宗幣氏関連の事業には今後一切関わりたくありません〉 1月26日にSNSに投稿された文章。名指しされているのは、「参政党」の代表で事務局長の神谷宗幣参議院議員(46)だ。 記事を読む 【解説番組】参政党・神谷宗幣代表(46)元公設秘書の自死
「山際議員は、旧統一教会と決別などしていない」 そう断言するのは、自由民主党所属の神奈川県議会議員、小川久仁子氏だ。1999年から7期連続当選を果たし、県議会副議長や決算特別委員長などを歴任したベテラン議員である。その小川県議が、衆院選を目前に控えた10月11日、離党届を提出した。自民党を離れてまで、彼女が訴えたいものとは――。 自民党神奈川県連会長の小泉進次郎氏 ©文藝春秋 旧統一教会関連団体のデモでマイクを握り…… 「私の手元に、一枚の写真があります。これは、山際大志郎衆議院議員(元経済再生担当相)の事務所で、現在も公設第一秘書として働くA氏が、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)関連団体によるデモでマイクを握り、街宣車上から群衆をアジる様子を撮影したものです。
東京都豊島区の明け方の路上で事件は起きた。 「てめぇ、この野郎!」 男性に馬乗りになった女が甲高い声で叫びながら、ボディではなく顔を何度も殴りつける。やがて駆け付けた警察官によって女はパトカーに乗せられ、警察署へと連行されていった――。
藤田にも同様の疑いが持ち上がっている。「週刊文春」は彼女が外部と交わしたLINEの履歴など複数の通信データを入手。そこにはやりとりの日時も記録されており、藤田が調整ルームにいる時間帯に外部とメッセージのやりとりや通話をしていたことを確認している。 7月にはJRA職員との結婚を発表した ©文藝春秋 藤田は疑惑を強く否定したが… 藤田に認識を聞いた。 ――通信機器の使用に関するルールはご存じですね? 「はい」 ――違反していませんか? 「はい、ない……。ありません」 藤田は疑惑を強く否定したが、「週刊文春」が藤田とやりとりを交わした相手にも聞くと、返答は意外なもので――。 ◇◇◇ 10月9日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および10日(木)発売の「週刊文春」では、藤田の不正疑惑の詳細、通信相手が取材に答えた内容などを詳報している。
安野 里奈の言葉を聞いた時、はじめは「何を言ってるんだろう?」と思いましたが、一晩考えてみると、確かに私がチャレンジする意味があるなと思えて、翌朝10時には、立候補の意思は固まっていました。 黒岩 選挙期間中に、候補者と有権者の双方向コミュニケーションをもっととれるはずだと言っていて。「今のテクノロジーを使えば、“候補者の名前を書く”以上の政治参加が可能になるはず」と、その時点で話していたよね。 安野 それが「デジタル民主主義」とも呼応するチーム安野の核になったということですね。 安野貴博さん ――とはいえ、安野さんの立候補に黒岩さんは不安はなかったですか? 黒岩 「おうおう、そうきたか」みたいな感じで、ポジティブに受け止めましたね。私は彼に対しては、常に驚かせて欲しいという欲望を持っておりまして。 ――黒岩さんはパートナーに「驚き」を求めている? 黒岩 自分にとって「面白い」ことは非常に
石破氏が創設を掲げる「アジア版NATO」などを以前から主張 川上高司氏は石破首相の外交ブレーンとして知られ、石破氏が掲げる「アジア版NATO」の創設などを以前から主張していた学者だ。 「熊本県出身で、京都産業大学法学部を卒業後、京都産業大学大学院を修了。大阪大学で博士号(国際公共政策)を取得しました。海部俊樹元首相の政策秘書を経て、拓殖大学の海外事情研究所所長などを歴任してきた。アメリカ外交や安全保障が専門です」(安全保障関係者) 国際政治学者の川上高司氏 ©文藝春秋 旧統一教会の関係団体で講演、幸福の科学出版の雑誌にも登場 実は、その川上氏は、宗教団体の関連団体で講演や講義を重ねていた。2017年8月には、旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)と関係の深い「世界日報」が主催する「世日クラブ」で講演をしている。 さらに、幸福の科学出版の雑誌『The Liberty』(2022年3月号)では、
菅義偉副総裁の側近として知られる自民党の御法川信英衆院議員(60)が、秋田県が発注した公共事業を巡る贈収賄事件で今月逮捕された人物から、過去に少なくとも412万円の献金を受けていたことが「週刊文春」の取材でわかった。不可解な入閣辞退との関連性が焦点となりそうだ。 与野党の調整に長けた国対族として存在感を示してきた 御法川氏は2003年に秋田3区から出馬し、初当選。財務副大臣や国土交通副大臣の経験もあるが、永田町では与野党間の調整に長けた国対族として存在感を示してきた。現在、当選6期目。 「注目を集めたのが、不可解な入閣辞退です。同じ秋田が地盤で近い関係にある菅氏の復権に伴って、石破政権では復興相での起用が検討されましたが、本人の意向で取りやめになったと報じられました」(政治部記者) 本来ならこの中にいたはず(首相官邸のHPより) 実は、地元関係者の間では「有力支援者への捜査が数カ月前から
いわくつきの企業から献金を受けていた 「これまで経済産業政務官や内閣府副大臣などを歴任しています。安倍晋三政権で石破氏が地方創生担当相だった頃には、内閣府副大臣だった平氏、内閣府政務官だった小泉進次郎氏が『チーム石破』として連携していたこともあった」(政治部記者) 石破氏と平氏(平氏のFacebookより) そんな平新大臣に早くも発覚した“政治とカネ”の疑惑。平氏が代表を務める「自民党東京都第四選挙区支部」が“いわくつきの企業”から2011年から2022年までの間、献金を受けていたのである。 平将明氏(GLOBIS学び放題×知見録YouTubeチャンネルより) この企業が複数の銀行から詐取した金額は総額で11億円にも上っている。 社長が詐欺罪で摘発された企業から長年にわたり献金を受けていた平氏。政治資金に詳しい神戸学院大の上脇博之教授は「債権者から詐取したおカネが寄附され、支部に流れている
『高市早苗氏支える“選挙の神様”の票読み「石破さんよりは議員は掌握している」』(9月26日) 投開票前日の記事だ。話しているのは選挙プランナーの藤川晋之助氏。「自身が支援する高市氏の勝利に自信を見せた」とある。藤川氏は東京都知事選で前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏の選挙参謀を務めた。 「『高市』と言うとバッシングが起きるから、みんな黙っている」 石丸氏が2位となり“石丸現象”と言われたのは記憶に新しい。藤川氏は今回石丸氏の時と同様に大手コーヒーチェーン「ドトールコーヒー」の鳥羽博道名誉会長から「高市を頼む」と要請され、支援することになったという。 藤川氏は高市氏の国会議員票について「高市さんは30って言われてるけど。『高市』と言うとバッシングが起きるから、みんな黙っている」と語る。そして「石破さんよりは議員は掌握していると私は読んでますけどね」。
「不祥事のデパート」と言われる日本維新の会。今度は対立候補へのスパイ疑惑という前代未聞の不祥事が明らかになった。 「後援会の作り方も教えちゃったし、エラいことですよ。一緒に終日、選挙区を回ったりもしていたので」 小誌の取材にため息をつくのは、無所属・京都4区選出の北神圭朗衆院議員(57)だ。 9月25日、日本維新の会・藤田文武幹事長は、次期衆院選で京都4区からの立候補を予定していた新人の松井春樹氏(26)の立候補辞退を正式に発表した。 松井春樹氏 ©️時事通信社 ライバル候補の事務所に潜り込んでいた 地元記者が解説する。 「松井事務所の事務局長であるK氏が、その素性を隠して北神事務所に潜り込んでいたのです。潜入は昨年末から今年6月まで、約半年間続いた。他陣営の演説をこっそり聞きに行く程度の偵察ならよくあることですが、他陣営に入り込むなんで聞いたことがない。しかも同じ選挙区で戦うライバル候補
「なぜ、あんな大嘘をつけるのでしょうか……。彼の人間性を心底疑います。真実を伝えるため、取材を受けることにしました」 小誌電子版(12月3日配信)が報じた立憲民主党の重徳和彦衆院議員(52)による強制わいせつ疑惑。警察の捜査を理由に取材に応じていなかった被害女性のA子さんが、初めて胸の裡(うち)を明かした。
大型トラックに轢かれて異世界に転生し、電車にはねられて異世界に転生し、通り魔に刺殺されて異世界に転生し、頭を打ったり、病気になったり、過労死したり、はたまた特に何もなくても転生してしまう。水洗トイレに流されたのは転生じゃなくて転移ものだったっけ。異世界転生と呼ばれる物語群は、今日も今日とて右から左へこちらからあちらへ転生者を送り出して大繁盛しているようだ。今さら説明の必要も薄いかと思われるが、異世界転生の中でも「なろう系」と称される種類の群れは、すなわち小説投稿サイトの先発「小説家になろう」において発祥し、あまたのアマチュア作家たちによって書かれ、WEB小説読者たちに読まれ、出版前からあらかじめ高い人気を得ている作品を書籍化して売るという、きわめて民主的かつ商業主義なやりかたで市場を拡大していったものだ。これは、「書籍化」や「作家」という言葉の意味さえ変容させてしまうほどの現象だったと言う
4月23日、北海道・知床半島沖で消息を絶った遊覧船「KAZU I」。同船を運航する「知床遊覧船」で船長を務めていた松村雅史さん(仮名・34)が「週刊文春」の取材に応じ、「知床遊覧船」の企業体質や社長とのやり取りについて明かした。 松村さんが、同社に入社したのは約12年前のこと。同社を創業した親戚の伝手をたどり、船に乗せてもらったことがきっかけだったという。 「知床遊覧船」前船長の告白 「同業他社の船長や地元の漁師たちに操船を教わりました。休日の空いた時間に、ベテラン船長の横で操船の練習をさせてもらうのです。ウトロは狭い漁港の中に漁船から釣り船、観光船までとたくさんある。トップシーズンになると、かなり船が密集した港になるんですよ。海上には定置網のロープなどの浮遊物があって、運航にもかなりのテクニックが必要なんです。そこで他社の船にも乗せてもらいながら、操船技術を叩きこまれました。地元の漁師さ
「20人をはるかに超える支持をもらっている」 11人の候補者が乱立し、総裁選出馬に必要な20人の推薦人集めに四苦八苦する議員が多い中、8月25日に余裕の発言をしたのは上川陽子外務大臣(71)である。 7回生の上川氏 東大卒、米ハーバード大ケネディ・スクール修了の上川氏は、安倍政権や菅政権で3度にわたり法務大臣をつとめ、昨年9月に外務大臣に就任した。 そんな彼女が「ポスト岸田」に名乗りを上げる契機となったのは、今年1月の麻生太郎氏による“失言”だった。
出張先のインドネシアで、斎藤健経産相(65)はこんなぼやき節を放っていた。 「世論調査をしても、斎藤健は0%。候補者の中で一番可能性が低いかも」 かつては石破派に所属していた 旧通産省官僚、埼玉県副知事などを経て、小泉進次郎元環境相と同じ2009年の衆院選で初当選を果たした斎藤氏。農相や法相などを歴任後、昨年12月、経産相に就任した。大臣の人物像を元秘書が明かす。 「本当に怒りっぽい人でした。『ハゲ〜!』の豊田真由子元衆院議員を彷彿とさせる大音量で『いい加減にしろ!』と叫び、机をバンバン叩いていた。朝7時から駅頭で演説した後、ファミレスに行くと『おい、早くコーヒーを持ってこい!』とバイト店員を一喝することもありました」
祖父が遺したのは、築75年のボロい一戸建てだった……。作家の高殿円さんは、相続した父と叔父に代わって“負動産”を売りに出すことに。しかし「売れない」という大きな問題にぶち当たってしまう。 ここでは、そんな高殿さんの実家じまいの一部始終を収めた『私の実家が売れません!』(エクスナレッジ)から一部を抜粋。売れないならと賃貸に出すことを視野に入れ、祖父の家を片づけることにした高殿さんだったが……。(全4回の4回目/最初から読む) ◆◆◆ 人力作戦決行…「やるんだ、破壊するんだあの昭和を」 一番のパワーは人力だ。私は完璧な計画を立てた。まず一日でこの家のゴミを片付ける。私、父、母、家人、息子で家中に散らかるゴミ類をなんとか片してしまうのだ。まずはそこからだ。 アマゾンで購入したシゲマツ(重松製作所) 使い捨て式N95マスクはすぐに届いた。防塵マスクってすごい。朝九時。水も出ない、トイレもない、もち
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く