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ブックマーク / pha.hateblo.jp (17)

  • 近況 - phaの日記

    最近はひたすら内向的に図書館でCDを借りてきてそれをリッピングしてはすぐに返すという作業をしていた。 リッピングしたmp3は全部Google Play Musicに同期する。Google Play Musicは50000曲まで無料でアップロードできて、アップロードした音楽はどこでもネット経由で聴くことができる。 15年くらいかけて集めてきた自分のハードディスクのmp3を全部上げたけど10000曲くらいしかなかった。若いころに比べて新しい音楽を聴かなくなっているし、多分一生50000曲の制限を突破することはないのだろうと思う。 しかしリッピングというのがもう昭和生まれの旧習という感じがある……。もうCDとか買わないよなあ。YouTubeとか音楽配信サービスとかで音楽聴けるし。結局リッピングした後は円盤邪魔になるし。 まあ図書館で借りる分にはタダだし、最新の新譜とかはないけど自分の生まれる前の

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    soramugi
    soramugi 2016/05/10
  • ギークハウスを作って7年経った - phaの日記

    この記事はギークハウス Advent Calendar 2015の1日目です。 geekhouse.tumblr.com 最初に「ネットやパソコンが好きなギークを集めてシェアハウスをしたい」と思ってギークハウスを作ったのが2008年のことだったので、もう7年も経ったことになる。 自分でシェアハウスを作ろうと思った最初のきっかけはこのへんの記事だったと思う。 pha.hateblo.jp pha.hateblo.jp 7年の間にはいろいろあったしいろんな人に会った。最初は僕がやっている1軒だけだったギークハウスも、他にも作りたいという人が出てきたので増えていって、今では二十数軒くらいある。 最初の2、3年、全部で5軒か6軒くらいの頃は全てのギークハウスに住んでいる人をなんとなく把握できていてみんなゆるく交流があったのだけど、今では家の数が多すぎてギークハウスと言っても行ったことがないハウスも

    ギークハウスを作って7年経った - phaの日記
    soramugi
    soramugi 2015/12/03
  • 熊野寮の思い出 - phaの日記

    ※この文章は2014年11月に発行された「京都大学熊野寮五十周年記念誌」に寄稿したものです。 - pha 一九九八年入寮 熊野寮に入るまで、僕は友達があまりいなかった。人と話すのがそんなに得意ではなくて、人を誘って遊んだりするのもすごく苦手だったし、人に誘われてもなんかしんどくて断ってばかりいた。だから大体いつも一人で行動していた。そのときはそれで平気な振りをしていたけど、当は寂しかったのだと思う。 そんな僕が寮に入って思ったのは「ここは誘ったり出かけたりしなくても自然に家の中に遊び相手がいる」ということだ。それは僕にとってすごく革命的なことだった。相変わらず人に話しかけたりするのは苦手だったけど、なんとなく談話室に行って漫画でも読んでいれば、ゲームをしないかとか麻雀しないかとかみんなが親切に声をかけてくれた。それはとても嬉しいことだった。楽しくて、授業に行かずに一日中ずっと麻雀を打ち続

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    soramugi 2014/12/03
  • 廃校の本屋「bookcafe kuju」 - phaの日記

    ・bookcafe kuju×ガケ書房 5月24日、熊野の山の奥の限界集落の廃校で、新しく屋がオープンするので見に行った。 ・熊野川町初の屋 山間過疎地の廃校に誕生 - 熊野新聞オンライン 「近隣住民と観光客の両方のお客を考えてを選びました。究極のわざわざ来てもらう店なので、知識や経験をから持ち帰ってほしい」 とガケ書房の山下さんが語っている。 この地域に屋ができたのはどうも史上初っぽい。最近は都会でも書店なんて潰れるばかりで滅多にオープンしないのに、こんな場所でやっていけるのだろうか。どれくらいお客さんが来るのか、どんなが売れるのか、全く謎だ。どうなっていくのか興味深い。 が並ぶ前の棚。廃校に余っていた棚を組み合わせて作ったそうだ。 段ボール箱で配送されてきたたち。マイナーなが多くて楽しい。 カフェも併設されていて買ったを読むことができる。ランチとして鹿肉のカレー

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    soramugi
    soramugi 2014/06/02
  • やっていく気持ち - phaの日記

    フルサトをつくる: 帰ればうに困らない場所を持つ暮らし方 作者: 伊藤洋志,pha出版社/メーカー: 東京書籍発売日: 2014/04/28メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 「フルサトをつくる」の最後の校正が終わったのが2週間くらい前で、それ以来あまり何かをする気がしなくて、ごろごろ寝ていることが多い。ひたすら「肩こりがつらいなー」って思ってて、頑張った自分へのご褒美としてスーパー銭湯に行って高機能マッサージチェアで無重力リクライニングマッサージを受けたりしている。あとはひたすら部屋の片付けをしたり。 前に「ニートの歩き方」を書いたときもしばらく何もする気がせずぼーっとしていた。やっぱりを書くと魂が擦り減って寿命が縮む気がする。でもまあ今回のは共著なので疲労度も半分くらいかもしれない(伊藤洋志くんと一章ずつ交互に書いている)。 僕が文章を書くときとか物を作

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    soramugi 2014/04/24
  • 知識は人を自由にする - phaの日記

    知識を得ると世界の幅が広がって行動の自由さが増す。自分がメインストリーム的なところから外れて生きてるのはいろいろを読んだりしたせいなんだろうかって思ったけど、社会への違和感はよく考えたらを読む前のすごく小さい頃からあった。だからそれは知識とは関係なくて最初からあったもので、でもその最初の感覚に従ってを読んだりいろんな場所に行ったりすることで、自分の生き方について「別にこれでいいんだ」って思えるようになったというのはあるような気がする。

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    soramugi
    soramugi 2014/01/09
  • 熊野に来ている - phaの日記

    熊野の山中の家にまた来ている。今年はもうこれで5回目。 4回目までの来訪で、家の改修の7割くらいが終わってとりあえず住めるようになったので普通に生活している。 周りには全く家がないので、夜に外に出ると完全に暗い。月がすごく明るい。月の明かりでこんなにくっきりと影ができるものだったんだなと思う。 こちらにいると人や物や音や光が少ないせいか、精神的に落ち着く感じがする。都会にいるときみたいに昼夜逆転せずに、夜も12時か1時くらいには寝て、朝も8時〜9時くらいに自然に目が覚める。夜、暗くてあまりすることもないから早く寝る気になるんだと思う。家の明かりは吊るした電球だけで家の中は薄暗いし。 近所に人はあんまりいないけど猿とか鹿はよく見る。猿が家の屋根の上をドタドタ走っていくと結構びびる。猿は害獣なので、殺して両耳としっぽを切り取って役所に持って行くと1匹あたり3万円もらえるらしい。銃がないとなかな

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    soramugi
    soramugi 2013/10/25
  • 知識ゼロから将棋を楽しむための将棋ガイド(下) - phaの日記

    前記事:知識ゼロから将棋を楽しむための将棋ガイド(上) 前記事では将棋に関する漫画やノンフィクションなどの読み物を紹介しましたが、この記事ではさらに将棋を楽しむためのいろんな周辺情報について紹介していきたいと思います。 入門書 将棋漫画を読むとき、ルールを知らなくても面白いんだけど、基的なルールを知ってるとさらに楽しめます。自分で指さずに観戦するだけだとしても、ある程度の知識があったほうが面白いし。ということで、ルールを全く知らないけど将棋に興味があるという人は、とりあえず何か入門書を読んでみるのが良いでしょう。 羽生善治のみるみる強くなる将棋入門-5ヵ条で勝ち方がわかる (池田書店 羽生善治将棋シリーズ) 作者: 羽生善治出版社/メーカー: 池田書店発売日: 2009/02/03メディア: 単行購入: 4人 クリック: 105回この商品を含むブログ (12件) を見る のシリーズあ

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    soramugi 2013/07/28
  • 知識ゼロから将棋を楽しむための将棋ガイド(上) - phaの日記

    前記事:「枯れた趣味」としての将棋 次記事:知識ゼロから将棋を楽しむための将棋ガイド(下) 4月にコンピュータと人間が対決する第2回電王戦を見て将棋に興味を持って、そこから将棋にハマり始めました。この3ヶ月はひたすら将棋関係のを読んだり指したり観戦したりばかりしていたので、読んだり見たり遊んだものの中で個人的に良いと思ったものを紹介してみます。 最初の入り口としては漫画やノンフィクションなどの読み物がいいと思うんですよね。将棋に限らず何かのジャンルのファンになるときって、まず誰か特定のプレイヤーに興味を持つとか、漫画小説で読んで興味を持つとか、そういう「キャラ」とか「物語」とかから入るのが一つの入りやすい入り口だと思う(もう一つの入りやすい入り口は「知人や友人にやっている人がいる」かな)。 僕は大学時代は学生寮で麻雀ばっかりやってたんだけど、その麻雀が楽しかったのって、寮のみんなが「近

    知識ゼロから将棋を楽しむための将棋ガイド(上) - phaの日記
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    soramugi 2013/07/28
  • 「枯れた趣味」としての将棋 - phaの日記

    関連記事: 知識ゼロから将棋を楽しむための将棋ガイド(上) - phaの日記 知識ゼロから将棋を楽しむための将棋ガイド(下) - phaの日記 はー、だるくてだるくてなんかなんもやる気しないわーって感じでここ数ヶ月引きこもって寝てばかりいて過ごしていたんだけど、ふとしたきっかけで将棋に興味を持ち始めて、他のことはなんもやる気しないけど将棋を読んだり観戦したりネット対戦したりはするようになった。将棋をやるのなんて小学校ぶり(二十数年ぶり……)とかだったんだけど、将棋ウォーズというアプリが楽しかったんだよね。将棋のソフトって地味なイメージがあったけど、将棋ウォーズは駒を打ったときのエフェクトとかが派手で、「美濃囲い」とか特定の形を作るとグラフィックが出たりもして、囲いや戦法をトレーディングカードみたいにコレクションする機能もあって、つまりなんかちゃんと今っぽいゲームになってて、そこが初心者

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    soramugi 2013/06/30
  • 速が上がると歌舞伎が起こる - phaの日記

    春は気温が上がったり下がったりしてそれに合わせて速も上がったり下がったりするのでなかなか落ち着かない。 「速」というのは最近流行り始めてるネット用語で、人間のテンションとかテンポとかそういうのを表すらしい。 使用例:東京は速が高くて疲れる 使用例:今日はちょっと速おさえめで行きましょう 「速」が上がりすぎると「歌舞伎」(テンションや感情が高まってはしゃいだり暴れたりすること)という状態になり、「速」が下がると「蟄居(ちっきょ)」(人と交流を持たずにひきこもること)という状態になる。「歌舞伎」が起こると大体「罰」(トラブルなどに巻き込まれて嫌な思いをすること)が発生する。というような関係らしい。 使用例:速上げすぎて歌舞いたせいで超罰ってるからしばらく蟄居するわ あと、歌舞伎っぽい場所のことを歌舞伎座から取って「座」と呼ぶようです。 使用例:座じゃん(何かヤバい感じの空間を見つけたときに使う

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    soramugi 2013/03/26
  • 田舎はオープンワールドRPGみたいだった - phaのニート日記

    今年の十一月は一週間ほど和歌山県の山奥の熊野のあたりに滞在していたんだけど、東京に帰ってきた今も、あそこで過ごした日々は何か神話とか昔話のようなフィクションのできごとだったように感じる。そこで過ごした時間はそれくらい東京での普段の暮らしとはかけ離れていたんだけど、でもそれは同じ現代の日に存在している暮らしだし、よく考えたらそういう暮らしも全然ありかもしれないし、いい加減東京にも飽きてきたし、ああいう場所に生活の軸を少し移してみようかと考えはじめている。 このあたりには熊野三山と呼ばれる三つの有名な神社(熊野宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)がある。昔から天皇とかが熊野詣をしたり、天皇だけじゃなく一般庶民も詣でまくっていたという歴史があって、最近では神社とその参拝道である熊野古道とがまとめて世界遺産に指定されたという伝統のある土地だ。神話っぽさを感じたのはそういう背景のせいもあるのかも

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    soramugi
    soramugi 2012/11/29
  • 本のタイトルを自動で考えてくれる「書名メーカー」を作った - phaの日記

    書名メーカー こないだ出した「ニートの歩き方」というのタイトルは最初は「ニートのススメ」という仮タイトルだったんだけど、どちらのタイトルにしてもそんなにオリジナルなネーミングじゃない。「ニートの歩き方」は「地球の歩き方」とかそういうののパクリだし、「ニートのススメ」については100年以上前のベストセラーである「学問のすすめ」まで起源を辿れるけれど、「〜のススメ」という「の」がひらがなで「ススメ」がカタカナのスタイルは「覚悟のススメ」が嚆矢なんじゃないかと思う。 のタイトルなんてわりとそういうのが多くて、「〜のススメ」とか「〜の歩き方」とか「はじめての〜」みたいなは大量にあるし、「なぜさおだけ屋は潰れないのか」というが流行ったら「なぜ〜なのか」っていう疑問形のタイトルばかりになるし、もし女子高生がドラッカーを読んだらみんな女子高生にやたらと何かを読ませようとする。 だから、そういう名

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    soramugi
    soramugi 2012/09/03
  • 「ニートの歩き方」が無事発売されました - phaの日記

    なんかだるくてぼーっとしていたんですが、先週金曜に「ニートの歩き方」が無事発売されました(Amazon.co.jp | 楽天ブックス)。なんとか500万部くらい売れて一生印税ニートで暮らせないだろうか……。 発売記念として漫画家の小林銅蟲による販促まんがが公開されています。よかったら読んでみてください。 ねぎ姉さん : 【ニートの歩き方・たのしい販促まんが】 あと、特設サイトにもいろいろコンテンツを追加していく予定です。僕の気力に左右されるところがありますが。 pha著「ニートの歩き方」特設ページ 書店にも当に並んでいるようです。大手の書店じゃないとないかもしれませんが。ジャンルが定めにくいのか、社会問題/ノンフィクション/IT/サブカルチャー/マネー・投資/アニメ・ゲーム/など、書店によって並んでる棚が結構違うようです。探す際は注意してください。 http://movapic.com/

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    soramugi 2012/08/08
  • 無職の才能 - phaの日記

    僕が住んでいるギークハウス東日橋の居間には平日の昼間でも大抵何人かの人間がいる。住人やよく遊びに来る人に、無職や、働いている人でも時間が自由に使える人が多いせいなのだが、結局平日昼間に暇な人の溜まり場のようになっていて毎日誰かしらがやって来てはうだうだとどうでもいい話をしたりゲームをしたりして遊んでいる。そんな木曜の午後にこないだ話していたのは「無職やるのにも向いてる人と向いてない人がいるよね」ということだ。具体的には「お金をそんなに使わずに時間を潰すことができるかどうか」というようなことなんだけど。 例えばここ数ヶ月、僕は豊井(無職・20歳)とPS2で「サムライスピリッツ天草降臨」「Capcom VS SNK2」「King of Fighters 2002」などの古い格闘ゲームで対戦ばっかりしていたんだけど、これらは全てゲーム屋で500円とか1000円くらいで買えるものだ。1000円な

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    soramugi
    soramugi 2011/05/24
  • こないだのシェアハウスイベントの感想 - phaの日記

    http://d.hatena.ne.jp/inside-rivers/20110114/1295021669 みなさんお疲れさまでした!! 聞いたことや考えたことなどメモしておきます。 ・当日のログ Togetter - 「2011/2/17 ソーシャルネットワーク時代のシェアハウス 〜基礎からはじめる共同生活〜 まとめ」 Togetter - 「2011/2/17 ソーシャルネットワーク時代のシェアハウス その後のやりとり」 Ustreamの録画 出演ハウス 渋家 ギークハウス まれびとハウス かもめハウス いなほハウス 住人について。 どこのシェアハウスでも同じだなーと思ったのは、中心にまず住人がいて、その周りに何人かの常連がいて、さらにその外側にときどき遊びに来る人とか初めて遊びに来る人がいる、という同心円的構造がある。 住人だけじゃなく常連的な人からもある程度の家賃・会費などを集

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    soramugi
    soramugi 2011/05/06
  • 人が怖いからシェアハウスに住む - phaの日記

    もう今年で4年間くらいシェアハウスやゲストハウスに住み続けている。一人暮らしではなくそういった共同生活的な家に住んでいると「人との交流が好きなんですね」と言われたりするのだが、実際は人と触れ合うのはそんなに好きではないし、むしろ苦手だ。基的に単独行動が好きだし、人の集まっている場所に2、3時間もいると調子を崩してすぐに帰りたくなるし(そのせいで学校や会社には適応できなかった)、たくさん人と話すとそのあと2日くらい寝込むし、自分には一般的にみんな持っているような協調性とか社会性とかがかなり欠けていると思っている。では何故シェアハウスに住んでいるかというと、それは多分「人と直接コミュニケーションせずに孤独にならない」ということを目指しているからだ。 誰かに対して「会おう」とか「遊ぼう」とか自分から働きかけるのが昔から苦手だ。他人と会っていても何か喋ってコミュニケーションし続けなきゃいけないよ

    人が怖いからシェアハウスに住む - phaの日記
    soramugi
    soramugi 2011/03/09
    「凡庸な人間でもやる気のない人間でもその仕組みの中に入ればそこそこ面白く楽しくなれるような構造に興味がある。」
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