“炎の飛龍”藤波辰爾(61=ドラディション)が日本人プロレスラーとしては2010年の“燃える闘魂”アントニオ猪木に続く史上2人目のWWE殿堂入りを果たすことが18日、本紙の取材で分かった。一両日中にも正式発表される。WWWF(現WWE)ジュニアヘビー級王座戴冠を筆頭に、多大な貢献と功績を残したことが高く評価された。WWE殿堂入り式典は28日(日本時間29日)にカリフォルニア州サンノゼのSAPセンターで行われる。 藤波に師匠の猪木と肩を並べる新たな勲章が加わった。この日、藤波は本紙の直撃に対して「まだ何にも正式な知らせはありませんが」と慎重に前置きした上で「猪木さんが受賞した時、『いつかは俺も』と思っていた。正式に伝えられるのであれば、跳び上がるくらいうれしい」と言葉を選びながら、破顔一笑した。 1978年1月、ニューヨークのマジソンスクエア・ガーデン(MS・G)で「ドラゴン伝説」が幕を開け