新型コロナウイルスに感染して大阪府内の病院に入院している近鉄、日本ハム、楽天で監督を務めた梨田昌孝氏(66=日刊スポーツ評論家)の病状について、PCR検査で初めて2回連続の陰性結果が確認されたことが7日、明らかになった。これまでみられなかった不整脈の症状が出ていることから、今後も治療のため入院生活を続けることになった。 ◇ ◇ ◇ 新型コロナウイルスに感染した梨田氏は、これまで複数回のPCR検査を受けてきた。前日6日、検体採取後の検査によって、初めて2回続けて陰性結果がでたことが分かった。現在は、平熱を保ち、通常の会話も可能で、食事も取ることができている。少し前はふらつくこともあった歩行訓練も順調。ただし外部との連絡などは控えることになっている。 梨田氏は3月25日に倦怠(けんたい)感、28日に発熱の体調不良を訴えた。30日に呼吸困難に陥って、31日に「重度の肺炎」で入院。4月1日