来週、8月27日に発表される党執行部と新内閣の閣僚人事について、新聞報道を見ながら下のような顔ぶれを予想してみた。今回の閣僚人事の予想は難しい。そして予想するのが面白くない。簡単に考えれば、今度の内閣改造における安倍晋三の最大の目標は支持率向上であり、支持率を最大にする改造人事を考えないといけない。それは本人もよく分かっているはずなのだが、安倍晋三が頭が悪く、客観状況を理解できない人間であるために、その目標を最大限達成する人事を立案実行することができない。新聞報道でアドバルーンが上がっている名前は支持率に寄与しない人間ばかりだ。そして本来、人事は最後まで極秘で伏せていて、そして開示の瞬間にサプライズを起こさなければならない。それが最も政治的に効果のある人事のやり方である。小泉純一郎はそのようにした。 ところが今回、誰々が入閣確定、誰々が役員ポスト決定とだらだらと名前が漏れ出てくる。しかもそ