田舎に住む人間は、その価値を過小評価している。というのが僕の持論だ。そしてそれは地方都市に6年住んでより強固になった。 地方都市という地獄 あるいは関東圏の「私が住んでるところは田舎だよ(笑」が如何に残酷かについて http://d.hatena.ne.jp/mizchi/20130115/1358216244 この記事の感想としては、およそ長崎に美味しいカステラ屋が多いという事実には同情するとしても、常に複数のカステラ屋が与えられていることを無自覚だ、という点が都会の人間を刺激するだろう。 福砂屋のカステラが買えなかったとしても、買える距離に生きているのだ。さすがにカステラぐらいは都会でもみつかるが、きれいな空気や自然の類はそもそも手に入るかが怪しい。 今ではインターネットで緩和されたとはいえ、それを実際に目にする機会があるかという点において、それを好きになる機会すら与えられないかもしれ