愛知県岡崎市で昨年4月、少年グループ間の争いからワゴン車で2人をはねて殺傷したとして、殺人と殺人未遂の罪に問われた18歳と19歳の少年2人の裁判員裁判で、名古屋地裁岡崎支部は5日、求刑通り懲役5年以上10年以下の不定期刑を言い渡した。 後藤隆裁判長は「ワゴン車を暴走させて危険かつ悪質。結果は取り返しがつかず重大だ」と指摘。「弁解を繰り返し、反省や被害者への謝罪の態度が真摯とは認めがたい」と述べた。 判決によると、2人は昨年4月27日未明、仲間2人と共謀し、岡崎市内の駐車場でワゴン車を走らせ、作業員、木村康亮さん=当時(18)=をはねて殺害。西村瑠希さん(19)を車で引きずり、重傷を負わせた。 運転したのは仲間の少年の一人(19)だったが、検察側は公判で、車に同乗していた2被告が「ひくか」「やっちゃいましょう」と話していたとして「事前の共謀があった」と主張。被告側は「殺人の合意はなかった」と
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