1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。 ソフトバンクは26日、宮川潤一副社長兼最高技術責任者(CTO)が4月1日付けで社長兼最高経営責任者(CEO)に昇格すると発表した。宮内謙社長は代表取締役会長、孫正義会長は創業者取締役に就く。傘下のZホールディングスとLINEの経営統合でグループの体制が大きく変わるのを機に、経営陣の世代交代を進める。 発表資料によると、宮内社長の後継者の検討については約2年前から同社指名委員会で開始され、昨年春から本格的な審議が行われてきた。同委員会は、CTOを長年務めてきた宮川氏の人工知能(AI)や第5世代通信規格(5G)など最先端テクノロジーに関する知見や事業運営能力を高く評価したという。 同社の社長交代は、2015年4月に旧ソフトバンクモバイルやソフトバンクBBなど4社が統合、国内通信事業を展