関連トピックススティーブ・ジョブズアップル 米アップル製の携帯型音楽プレーヤー「iPodナノ」の初代モデルを充電中に、製品から火が出てやけどをしたとして、東京都世田谷区の夫婦が損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(栄岳夫裁判官)は11日、アップルの日本法人に請求通り約60万円を支払うよう命じる判決を言い渡した。 判決によると、2010年7月、自宅リビングの机の上で充電していたiPodナノが発火し、妻が左手にやけどを負った。判決はバッテリーに製造物責任法上の欠陥があったと認め、妻の治療費のほか、机の買い替え費用や慰謝料の支払いを命じた。 iPodナノの初代モデルは充電中に過熱する事故が多発していた。アップル側は交換に応じており、経済産業省によると、10年8月から今年3月までにバッテリーや本体の交換件数は延べ約11万9200件に上っている。 日本法人の広報部は「米国の本社に確認しなければコ