iPhoneのモデル別販売台数シェアを、2024年第1四半期(2024年1月〜3月)と前年同期で比較すると、高性能で高価格な「Pro」シリーズが好調に売れている一方で、最新のベーシックモデルiPhone15のシェアが、1年前のiPhone14よりも低下していることが、米調査会社Consumer Intelligence Research Partners(CIRP)のデータから明らかになりました。 2024年と2023年の1〜3月、最も売れたのは最も高いiPhone 2024年第1四半期(2024年1月〜3月)におけるiPhoneのモデル別販売台数シェアを、米調査会社CIRPが発表しました。 発売からおよそ半年が経過した、iPhone15シリーズのモデル別販売台数のシェアは以下のとおりで、最も売れているiPhoneは最も価格の高いiPhone15 Pro Maxでした。 iPhone15:
Appleは現地時間5月2日、2024年度第2四半期(2024年1月〜3月)の業績を発表しました。総売上高は前年同期比4%の減少でしたが、市場予想を大きく上回る結果となりました。製品別では、iPhoneの売上高は前年同期比10.5%の減少となりました。地域別では、円安ドル高の影響を受けた日本で前年同期比12.7%減となっています。 総売上高は前年同期比4%減も市場予想を大きく上回る Appleの第2四半期(1月〜3月)は、新型iPhone発表直後でホリデーシーズンを含む第1四半期(10月〜12月)と比べて売上高の落ちる時期です。 2024年第2四半期の総売上高は907億5,300億ドルで、前年同期の948億3,600万ドルから約4%減少しています。 しかし、ウォールストリートのアナリストらが予測していた、売上高823億2,000万ドル〜861億5,000万ドルを大きく上回る結果となりました
定価から27,000円引きと大幅に値下げされた価格で、中国でiPhone15シリーズが叩き売られているとBloombergが伝えています。Appleにとって中国市場は重要な位置を占めていますが、いったい何が起こっているのでしょうか。 Huaweiの復活はやはり大きかった iPhone15 Pro Maxが1,300中国元(約27,000円)値下げされ、AlibabaのTmallで販売されていると、Bloombergが2月29日付けの記事で報じています。この割引額は昨年同時期と比べても5割増となっており、ただ事ではないのが伺えます。 中国でiPhoneの売り上げが伸び悩んでいる理由は主に2つあります。1つは経済的に厳しい状況が続いていること、そして2つ目はHuaweiの復活です。Huaweiは米国による制裁をものともせず、中国の技術だけで最新端末Mate 60 Proを作り上げたことが話題に
Appleが提供するゲームサブスクリプションサービスApple Arcadeの未来が危うい、とゲーム業界からの現場の声をまとめた記事が公開されています。Apple Arcadeに今起こっている問題とは一体どのようなものなのでしょうか。 ボーナス支給額がジリ貧に mobilegamer.bizが公開した「Apple Arcadeの内側」と名付けられた記事では、ゲーム開発者たちが昨今直面しているApple Arcadeの問題についてまとめられています。 まず、提供するゲームのプレイ状況に応じて支給される“ボーナスプール”の金額が目減りしているといいます。この支給額の決定方法は不明で、なぜ金額が少なくなっていっているのかわからないそうです。ブラックボックス状態ではデベロッパ側もどのように対応して良いのかわからないため、無力感に苛まれているようです。 ゲームのプロモーションも四苦八苦 Appleに
米Appleは2月1日(現地時間)、2024年第1四半期(10月~12月)の決算を発表した。売上高は前年同期比2.1%増の1195億7500万ドル、純利益は13.1%増の339億1600万ドル(1株当たり2ドル18セント)だった。5四半期ぶりの増収となった。サービス部門に加え、iPhoneも好調だった。 売上高、1株当たり純利益ともにアナリスト予測(売上高は1179億1000万ドル、純利益は2ドル10セント)を上回った。 ティム・クックCEOは声明文で「iPhoneの販売に支えられた12月四半期の売上高の伸びと、サービス部門の売上高が過去最高記録を更新した」と語った。 セグメント別売上高は、iPhoneは6%増、Macは0.6%増、iPadは25.2%減、Apple WatchやHome Podなどは11.3%減だった。Apple MusicやAppel TV+などを含むサービスは11.3
Apple、2024年第1四半期の収益が前年比2%増!アクティブユーザー22億人突破 2024 2/02 Appleは、同社2024年第1四半期(2023年10月〜12月)の業績を発表しました。ホリデーシーズンのiPhone売上が好調だったこともあり、四半期売上高は前年同期比2%増の1,196億ドル(約17兆5,161億1,000万円)になったとのことです。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. Appleは、同社2024年第1四半期の業績を発表した。 2. ホリデーシーズンのiPhone売上が好調だったこともあり、前年同期比2%増となった。 3. Appleデバイスのアクティブユーザー数は22億人を突破した。 ハードウェア企業であることには変わらず Appleの2024年第1四半期の製品カテゴリごとの売上高を見ると、iPhoneが58.3%、ウェアラブル、ホーム、アクセサリーが10%
ファインウーブンケースはレザーケースと同価格も、原価は3分の1以下!環境だけが目的? 2024 1/12 Appleは環境負荷を低減させる目的でレザーケースの製造販売を終了、ファインウーブンケースに切り替えました。 しかし、環境負荷低減というお題目とは別に、意図したものかどうかは別として製造コスト削減という目的もあるのではないかとの指摘がなされています。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. Appleがレザーケースからファインウーブンケースに切り替えたのは、環境負荷だけではなく製造コスト削減も理由の1つと指摘。 2. ファインウーブンケースの製造コストはレザーケースの3分の1程度、しかし、販売価格は同じ。 3. iPhoneへのEarPodsの同梱を中止して結果的にAppleの利益が増加したのに似ていると厳しく指摘。 製造コストはレザーの3分の1以下も、販売価格は同じ 1平方フィート
Appleは現地時間10月4日、2023年第4四半期(7月〜9月)の業績発表を11月2日に行うと発表しました。業績発表は、同社が新製品のiPhone15シリーズとApple Watch Series 9、Apple Watch Ultra 2を発表してから数週間後に行われるため、これらの製品の販売初日の売り上げが第4四半期の収益に、どのような影響を与えたのかについて注目が集まっています。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1.Apple、11月2日に2023年第4四半期の業績を発表。 2.新製品の売り上げが第4四半期の収益にどう影響するのかが注目される。 3.新製品の販売開始後数週間の売り上げは好調。 2023年第3四半期の業績について 前四半期のAppleの総売上高は817億9,000万ドル(約12兆円)で、前年同四半期と比較すると1%減少していました。 しかし、同四半期の1株あたり利
iPhone15シリーズのサプライヤー別製造受注割合を、経済日報が報じました。iPhone15シリーズは発売以来高い人気を維持しており、サプライヤーの業績に好影響を与える見通しです。 日本のAppleオンラインストアでは、iPhone15 Pro Maxのお届け予定日は本日時点で2023年11月17日〜25日と、およそ1カ月半の待ち時間となっています。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. iPhone15シリーズのサプライヤー別製造受注割合の最新状況が確認された。 2. 中国Luxshare Precisionの受注割合が増加している。 3. Luxshare Precisionは今後、Foxconnに匹敵する規模に成長すると予測されている。 Luxshare Precisionの受注割合が増加 iPhone15シリーズのサプライヤー別製造受注割合の最新状況は、Foxconnが58%
iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズの予約状況は好調で、懸念されているHuawei Mate 60 Pro発売に伴う販売減少の懸念はないと、DigiTimesが伝えました。 HuaweiはHuawei Mate 60 Proの発売によって存在感を増しつつあるも、iPhone15 ProとiPhone15 Pro Maxの予約台数はそれを上回っているとDigiTimesは述べています。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズの予約状況は好調と、DigiTimesが報じた。 2. Huawei Mate 60 Proが話題も、iPhone15シリーズおよびiPhone15 Proシリーズに影響を及ぼすことはない。 3. 今年も、他ブランドと比較してiPhoneの好調さが際立つ見込み。 スマホ市場の現況は
Appleの2023Q2におけるiPhone生産台数、前年同期比で21%もの大幅減に 2023 9/05 2023年第2四半期(4月〜6月)におけるスマートフォンの生産台数において、AppleのiPhone生産台数は4,200万台と、前四半期(1月〜3月)と比べ21.4%も減少したことがわかりました。 これは生産台数上位6社のなかでは、最大の減少幅となっています。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. 2023Q2の世界スマホ生産台数は四半期としては過去10年で最低に。 2. AppleのiPhone生産台数は上位6位の中で減幅が最大。 3. iPhone15/15 PlusのCIS不足は今も続いている模様。 2023年第2四半期のスマホ生産台数は過去10年間で最低レベル 調査会社TrendForceによると、世界スマートフォン生産台数は2023年第1四半期(1月〜3月)に前四半期から
投資銀行Goldman Sachsが最新のレポートで、間近に控えたAppleの決算報告について強気の展望を示すとともに、下半期の収益もiPhone15への旺盛なアップグレード需要に下支えされるとの予測を立てています。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. Appleの第3四半期決算報告について、Goldman Sachsが強気な予測を立てている。 2. 大きく上昇した株価に関しても、市場が過大評価しているわけではないと指摘。 3. さらにiPhone15のアップグレード需要で、2023年後半の収益が良化するとも予想した。 コンセンサスを上回る強気予想 Goldman Sachsは投資家に向けたレポートで、Appleが8月3日(現地時間)に公開する、2023年度第3四半期(4月〜6月:Apple独自の会計年度)の業績について、大きなサプライズはないとの見解を示しました。 Appleの事前
現地時間の6月30日、Appleの時価総額が3兆ドル(約430兆円)の大台を突破しました。同社の時価総額が3兆ドル(約430兆円)を超えるのは、2022年1月以来の1年半ぶりで、終値でも3兆ドルを維持しました。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. 現地時間の6月30日、Appleの時価総額が3兆ドル(約430兆円)の大台を突破した 2. 終値でも時価総額3兆ドルを維持。Appleは、終値で時価総額3兆ドルを達成した初の企業となった 3. 株価好調の背景には、iPhone15やVision Proへの期待があると考えられる Apple、時価総額が終値で3兆円を突破した世界初の企業に Appleの株価は、6月30日に前日比2.3%高の193.97ドルで取引を終了。終値ベースの時価総額が約3兆510億ドルとなりました。 これにより、Appleは終値ベースの時価総額が3兆円を突破した世界初の
Berkshire Hathawayの最高経営責任者(CEO)を務めるウォーレン・バフェット氏が、同社は数多くの小会社を持つものの、最大の投資先であるAppleよりも「優れた企業はない」と、現地時間5月6日に開かれた同社の株主総会において発言しました。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. Berkshire HathawayCEOのバフェット氏が6日、Appleよりも優れた企業はないと発言した。 2. Appleは傘下のどの小会社よりも優秀で、鉄道に投資しているほどの資金はまだ投じていない。 3. iPhoneは特別な製品であり、Appleはビジネスとして優れているという。 Appleは傘下のどの小会社よりも優秀 Berkshire Hathawayは、GEICO、DuracellやFruit of the Loom、Kraft Heinz、See’s Candiesなど、60社以上
Appleは現地時間5月4日、同社2023年度第2四半期(1月〜3月)の業績を発表しました。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. Appleは4日、2023年度第2四半期(1月〜3月)の業績を発表した。 2. 売上高は948億4000万ドルで前年同期比2.5%減となった。 3. 業界アナリストらの予想平均である926億ドルを上回る結果となった。 第2四半期業績、アナリストの予想を上回る 売上高は948億4,000万ドルで前年同期比2.5%減となり、売上高は2四半期連続で減少したものの、米メディアBloombergによれば、業界アナリストらの予想平均である926億ドルを上回る結果となりました。 1株あたり利益は前年同期とほぼ変わらず1.52ドルで、アナリスト予想の1.43ドルを上回りました。 またAppleは新たに900億ドルの自社株買いを行うと発表しています。 iPhone売上高は前
Appleは現地時間2月2日、先日予告していたとおり、2023年度第1四半期(2022年10月〜12月)の業績を発表しました。売上高は1,172億ドル(約15兆円)で前年同期比5%減少しています。サービス部門の売上高は同四半期で最高を更新、インストールベースのアクティブデバイス数は20億台を突破しています。 Appleが発表した2023年度第1四半期の売上高は1,172億ドルで、世界的な景気減速やサプライチェーンの問題もあり、前年同期比で5%の減少となりました。 10月〜12月は最も売上高が伸びるホリデーシーズンを含む重要期ですが、アナリストらが予測していたとおり、iPhone14 Proの供給が限られたこともあり、前年同期比での売上減を避けられませんでした。 明るいニュースとしては、世界で稼働しているApple製品の台数を示すインストールベースのアクティブデバイス数が20億台を超えたこと
2022年ホリデイシーズンはiPhone売上が低迷、Appleの2023年度第1四半期(2022年10月〜12月)の業績はあまり期待できないと、業界アナリストが予測しています。 2月2日に業績発表 Appleは太平洋時間2月2日午後1時30分(日本時間2月3日午前6時30分)に、同社2022年10月〜12月期の業績を発表します。 投資銀行UBSは、ホリデイシーズンを含む同四半期中に、Appleは当初のウォール街の予想である8,000万台を若干下回る、7,900万台のiPhoneを出荷したと見積もっています。ただしこの数字は、「最も弱気」な予想である7,400万台は大幅に上回っています。 原因はiPhone14 Proシリーズの出荷遅延 UBSは顧客向けメモにおいて、iPhoneの出荷台数が伸び悩んだ理由を「新型コロナウイルス感染症蔓延に端を発するロックダウンによる、iPhone14 Pro
Galaxy Z Fold4の部品原価はiPhone14 Pro Maxよりも安い? 2022 12/12 Nikkei Asiaが、Galaxy Z Fold4の部品原価はiPhone14 Pro Maxよりも安いと報じました。 iPhone14 Pro Maxよりも高い利益率 Nikkei Asiaによれば、Galaxy Z Fold4の部品原価は約670ドル(約93,800円)で、販売価格の40%以下とのことです。 同メディアの試算では、iPhone14 Pro Maxの部品原価は501ドル(約70,140円)で、販売価格の約46%と報告されていましたので、Galaxy Z Fold4のほうが利益率が高いことになります。 Nikkei Asiaは、利益率が高い、つまり販売価格を高く設定できることが各社が折りたたみスマホ市場に参入する理由と述べています。 韓国製の部品が約50%を占める
iPhone14 ProおよびiPhone14 Pro Maxの供給が需要に追いつかず、今年の年末商戦の売上高が当初の予想を下回る可能性があると、米大手家電量販店のBest Buyが懸念を示しています。 問題続くFoxconnの鄭州工場 中国・鄭州にある、Foxconnの世界最大のiPhone組立工場では、新型コロナウイルス感染症対策に伴う工場封鎖、それに反対する従業員の脱走などの問題が続いており、Appleが自ら「iPhone14 Proシリーズの生産台数が一時的に減少する」と発表しました。 その後、10万人もの従業員不足を補うための新規採用が進んでいると報じられましたが、Foxconnが約束していた条件が満たされていないとし、工場従業員らが暴動を起こす事態に発展しています。 Best BuyのCEO、iPhone14 Proの在庫逼迫を認める Best Buyの最高経営責任者(CEO)
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