ブルームバーグ(bloomberg)の最新の報道で、取引を知る関係者からの情報として、ドイツのロバート・ボッシュ社がAppleの次世代iPhone【iPhone 8(iPhone X、iPhone Editionとも)】及び【iPhone 7sシリーズ】のモーションセンサーの半数の受注を獲得したという。これは、ボッシュ社が次世代iPhoneのモーションセンサーモジュールの主要サプライヤーになることを意味している。 これまでiPhone SE、iPhone 6sシリーズ、iPhone 7シリーズと最近販売された三世代のiPhoneには、カリフォルニア州に本部を置くインベンセンス(Invensense)社がジャイロスコープと加速度センサーを受注してきたが、Appleは次世代iPhoneのiPhone 8/7sではボッシュ社に半分ほどのセンサー部品の発注をしたとみられている。なおこの件はインベン
調査会社Strategy Analyticsの最新レポートで、AppleとSamsungのスマートフォン販売価格差は、過去最高の465ドル(約5.2万円)まで拡大したことが分かりました。 Note7の販売停止で価格差が拡大 昨年SamsungはGalaxy S7などの端末売り上げが好調だったため、一時はスマートフォン市場で復権するのではないかとも言われていました。しかし、同社の人気商品であったNote7がバッテリー加熱で爆発するという問題が起きてしまったため、ユーザーの多くはiPhoneに流れてしまいます。 またハイエンドモデルだったNote7の廃止後、Samsungは低価格帯のスマートフォンで穴埋めをしなければいけませんでした。その結果、2016年第4四半期のSamsung製スマートフォンの平均販売価格は227ドル(約2.5万円)まで下落し、iPhoneの平均販売価格と465ドル(約5.
アップルユーザーはいつもアップル製品の価格に不満を持っていた。「アップル税」などと呼び、他社の同程度の製品よりも、高いコストをアップルに支払ってきた。優れたデザインと使いやすいソフトウエアを手にするのだと自分自身を納得させて。 これはアップルが成し遂げた成果と言える。同社の製品は他社のものとは一線を画し、高級品として販売されている。2万ドル(日本では230万円以上)で販売されたゴールドのApple Watchを思い出してほしい。 しかしアップルは21日火曜日、新たに低価格のiPadを発表し、また最も低価格のiPhoneをアップグレードして、同社が価格面でも競争力を持ち始めたことを示した。 もし同社が潤沢なキャッシュを生かして、競合製品よりも安い価格を設定し、製品全体の価格を引き下げるようなことになれば、大変な事態が生じる。 21日、アップルは高品質かつ高速で、大型のiPadの価格を330ド
著名アナリストが、Appleは変化や混乱に強い、『アンチフラジャイル』な独占企業だと指摘しています。 価格決定力を持つAppleの強さ Appleのスマートフォン市場におけるシェアは17.9%に過ぎませんが、投資銀行UBSのアナリスト、スティーブン・ミルノビッチ氏は、ある意味市場を独占しているのではないか、と述べています。 顧客に配布した「Appleはアンチフラジャイルな独占企業だろうか?」と題したメモにおいて同氏は、Appleの価格決定力は同社が独占企業であることを裏付ける証拠のひとつだと主張しました。 高いASPを維持 同氏によれば、2016年第4四半期におけるiPhoneの米国内販売価格(ASP)は約700ドルで、為替変動の圧力にも関わらず過去最高値まで戻っているどころか、iPhone8によってさらに上昇する可能性があります。 Appleがライバル企業よりも高い利益を上げているしるし
2016年通年での世界スマートフォン利益のうち、Appleが79.2%を得ていたことが、Korea Heraldが入手したStrategy Analyticsの調査データから明らかになりました。 Korea Heraldは、「価格を最大化する一方で生産コストを最低限に抑える」Appleの能力が強調されたと記しています。 Galaxy Note 7のダメージ大きく 調査データによれば、昨年の世界スマートフォン業界全体での営業利益は537億ドルですが、そのうち449億ドルがAppleの利益でした。Appleの昨年の営業利益率は32.4%です。 一方、競合するSamsungの営業利益は83億ドルで、世界全体に占める割合は14.6%でした。同社の昨年の営業利益率は11.6%で、Appleとは大きな開きがあることがわかります。 爆発事故多発の末、リコール、生産中止となったGalaxy Note 7の
もしメーカー企業が利益率を保ちたいならば、販売台数を増やすだけではなく、もう1つの有効な方法は”コストダウン”だ。Appleは今年第一四半期で在庫調整を行う予定で、更に最近サプライチェーンに連絡をとり、価格調整をしているという。 Apple、主要部品メーカーに10〜20%の値下げ要求か サプライチェーンからの情報によると、Appleは今回サプライヤーに10〜20%の値下げを希望しているといい、そのサプライヤーの中にはSHARP(シャープ)、LGD(LGディスプレイ)、JDI(ジャパンディスプレイ)、タッチパネルのTPK-KYやGIS-KY、カメラのレンズメーカーの台湾玉晶光、そしてマイクやスピーカーなど音響モジュールのサプライヤーの台湾美律等が含まれるという。 サプライヤーチェーンによれば、今年は中国大陸地区だけではなく、台湾でも人件費の上昇があり、多くのサプライヤーはより大きなプレッシャ
金銭、経済が世界を回している。これは非常に現実的な問題だ。私たちがお金を稼いで使うことで世界が回り、そして私たちはこの世界で生きていけるのだ。スマートフォンの世界も一緒で、どんな計算法やありとあらゆるデータを使ったとしても、金銭は客観的なものだ。そして過去5年のうち、地球上のどこを探しても、Apple以上のお金を稼いでいる会社はないことがわかっている。 Appleが各業界の大部分の利益を独占している中、他社はどう生き残るべきか? 疑う余地なく、収入と利益は全く異なった要素だ。そのことはAppleの”DNA”に深く刻まれている。スマートフォンだけではなく、タブレットデバイス、スマートウォッチなどの業界でも、Appleはどの業界でも競争力があり、そしてそれらの業界の中で圧倒的で大部分の利益シェアを誇っている。では、Appleのライバル達は一体どのように自らの事業を続けていく必要があるのだろうか
先日、2016年第4四半期(10~12月。同社としては2017年第1四半期)の決算を発表したAppleですが、スマートフォン業界全体の営業利益のうち、92%を占めていたことが調査から分かりました。 営業利益では「一人勝ち」状態 カナダの投資銀行Canaccord Genuityによると、2016年第4四半期でAppleは、販売台数のシェアこそスマートフォン業界全体の18%にとどまったものの、営業利益では92%と「一人勝ち」状態となりました。 背景には、iPhone7 Plusの売れ行きが好調だったことと、ライバルであるSamsungのGalaxy Note 7がリコール問題に発展したことがあるのではないか、とみられています。 利益を出しているのはAppleとSamsungのみ もっとも、これまでにもAppleが利益面でシェアを独占する構図は珍しくなく、2016年第3四半期(7~9月)に至っ
「電話を再発明する」として2007年1月9日に米アップルのスティーブ・ジョブズ氏がiPhoneを発表してから10年が経過した。初代iPhoneは2007年6月に米国で発売、日本ではソフトバンクが翌2008年7月に「iPhone 3G」を独占販売した。以降、毎年進化を遂げるiPhoneシリーズの累計販売台数は2016年7月に全世界で10億台を突破した。 iPhoneがもたらしたイノベーションはもはや語り尽くされている。中でもiPhone登場以前は一部の好事家にしか広まっていなかったスマートフォンを、今や生活に欠かせないインフラとして浸透させたことが、最大の功績だろう。 国内の携帯電話市場を見ても、iPhoneが火を付けたスマホブームは携帯電話事業者のこの10年間の成長エンジンとなった。 iPhoneの日本登場前の2007年は、ちょうど携帯電話市場の転換期だった。2000年代前半に全盛期を迎え
iPhoneの販売台数が四半期単位で過去最高を記録した、Appleの2017年第1四半期(2016年10-12月期)決算の勢いが分かる、過去約5年間の決算を分かりやすくまとめたグラフを、Six Colorsが公開しました。 Appleの売上高、鮮やかな逆転! 現地時間1月31日、Appleが2017年第1四半期(2016年10-12月期)決算を発表しました。iPhoneの販売台数が1年ぶりに増加に転じるなど、ドラマティックな四半期決算を、Apple情報メディアのSix Colorsが公開しているので、ご紹介します。 総売上高は783億5,100万ドル(約8兆8,400億円)で、直近3四半期ほどは前年同期比マイナスが続いていた反動のように、過去最高だった前年同期を上回っています。 売上高の前年同期比の推移です。近年のAppleにとって、前年同期比でマイナスになった直近3四半期は異常事態だった
米Appleが1月31日(現地時間)に発表した第1四半期(10~12月)決算は、売上高は前年同期比3%増の783億5100万ドル、純利益は3%減の178億9100万ドル(1株当たり3.36ドル)で、売上高は過去最高を記録した。2016年9月に発表した「iPhone 7」および「iPhone 7 Plus」の販売が好調だった。売上高、1株当たり純利益ともに、アナリスト予測(売上高は773億8000万ドル、1株当たり純利益は3.22ドル)を上回った。 ティム・クックCEOは発表文で、iPhoneの販売台数が過去最高だっただけでなく、iPhone、サービス(App StoreやApple Musicなど)、Mac、Apple Watchの売上高も過去最高だったと語った。「今後打ち出していく新製品についてわくわくしている」という。 粗利益率は38.5%で前年同期の40.1%を下回った。 iPhon
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)ら経営陣が、2016年の業績が目標に達しなかったため、給与を前年から約1億8,000万円も減額されていたことが分かりました。 Apple、目標未達のため役員給与の業績連動部分をカット! Appleが現地時間1月6日に米国証券取引委員会(SEC)に提出した報告書によると、同社の総売上額は2,156億ドル(約25兆2,000億円)で、目標額だった2,236億ドル(約26兆1,280億円)に約3.6%不足していました。 また、営業収入は600億ドル(約7兆110億円)で、目標の603億ドル(約7兆460億円)にわずか0.5%届きませんでした。 その結果、Apple役員に対して支払われる、業績に連動したインセンティブ給与の支給率が、記録的な業績を記録した2015年の100%から、2016年には89.5%に引き下げられました。 クックCEOの年収、1
Appleが現地時間1月4日、同社の2017年第1四半期(2016年10−12月期)の決算報告を、現地時間1月31日(火)午後2時(日本時間2月1日午前7時)に行なうと発表しました。 iPhone7/7 PlusやAirPodsの売り上げが反映 決算報告は、iOS7.0以降を搭載したiPhone、iPad、iPod touchのiOS端末、OS X v10.8.5とSafari 6.0.5ブラウザを搭載したMac、またはWindows 10とMicrosoft Edgeブラウザを搭載したPCで、ライブストリーミングで視聴することが可能です。 第1四半期の業績は年末のホリデイシーズンの売り上げを含んでいます。また秋に発売となったiPhone7/7 Plus、そして年末ぎりぎりに発売されたAirPodsの売り上げ数字も反映されています。 いつもよりも長い第1四半期 また2017年第1四半期は、
半年以上前のことですが、今年の3/25にMilk TimeというiOSアプリを妻がリリースしました。 Milk Time - 育児記録を共有できる授乳タイマー Mocologyメディカル無料 妻自身が子育て中に授乳のことなどで苦労した経験を活かし、授乳記録を簡単にできてもっとデザインのよいアプリを作りたいという思いをそのまま形にしています。 妻は元々エンジニアではありましたが、アプリを開発して自分でリリースするというのは初めてでした。 それにも関わらずアプリを作る決心をして、新品の15インチMacBook Proを購入しました。 そこから子育てをしつつ合間を見ては1人で企画、設計、デザイン、開発までを1人で行いました。 ちゃんと計算したわけではないですが、トータルでかかった工数は2,3ヶ月くらいではないかと思います。 私自身が個人でいくつかアプリを開発してリリースしてそれなりの売上を上げて
販売台数と儲け セールスマンのAさんとBさんがいます。 Aさんは商品を88台売って給料は9万円。 Bさんは商品を12台売って給料は91万円。 あなたはどちらがうらやましいですか。 ボクは単純にBさんです。 Aさんは、88台分を仕入れ、販売活動し、それらのアフターフォローをしつつ、給料はたったの9万円。 ものすごく手間がかかる割には儲けが少ないですね。 Bさんは、たったの12台を仕入れ、販売活動し、それらのアフターフォローをするだけで、給料は91万円。 少ししか働いていないのに良く儲かりますねえ。 これ、何の話か、わかりますか? 実は、iPhoneとAndroidスマートフォンの話です。 www.itmedia.co.jp www.itmedia.co.jp jbpress.ismedia.jp Androidの台数シェアはどんどん上がっていて、今では88%もあります。 iPhoneはたった
iPhoneの販売台数は数期連続で減少しているが、利益率は他社と比較にならないほど高い。Strategy Analyticsのディレクター、リンダ・ルイ氏は発表文で「Appleが価格を最大化し、製造コストを最小化する能力は非常に印象的だ。iPhoneが引き続き大きな収益を上げている。Huawei、Vivo、OPPOが続くが、まだAppleに大きく水を開けられている」と語った。 関連記事 Android、OS別世界スマートフォン出荷シェアで過去最高の88%に──Strategy Analytics調べ 7~9月期の世界でのスマートフォン出荷台数は前年同期比6%増の3億7540万台で、その88%はAndroidだったという調査結果をStrategy Analyticsが発表した。AppleのiOSはシェアを2.5ポイント落とした。 「Galaxy Note7」リコールの影響は? IDC世界スマ
Appleが2016年第3四半期(7-9月期)において、世界のスマートフォン利益の91%を独占していたという、新たな調査報告書が公開されました。 世界のスマホ利益をAppleが独占 調査会社Strategy Analyticsは、同四半期の世界スマートフォン業界全体での利益は94億ドルで、その91%をAppleが獲得したと見ています。この割合は過去最高の数字です。 AppleのあとにHuawei、Vivo、OPPOの中国メーカーが続いていますが、その数字はいずれもわずか2%台で、Appleの91%という数字の前にはかすんでしまいます。 2位から4位は中国ベンダー ただし首位Appleと圧倒的な差があるとはいえ、2位から4位までを中国メーカーが占めているというのは注目に値するでしょう。 Strategy Analyticsのエグゼクティブ・ディレクターを務めるニール・モーストン氏は「Huaw
Appleのスマホ業界内での利益シェアは最高記録の91%を記録 Strategy AnalyticsはAppleが世界で最も稼いでいるスマートフォンメーカーであるとしている。2016年Q3のAppleの営業利益(Operating Profit)は85億ドル(約9,438億円)に達するようで、スマートフォン業界全体で94億ドル(約1兆437億円)のうち91%を占めることになる。これは同社の調査の中では最高記録だという。 Source: Strategy Analytics 売値を極限まで高めてコストを極限まで下げていることが儲けに繋がっている Strategy AnalyticsのLinda Sui総監は、Appleがこのような巨額な利益を得られるのは、Appleが売値を最大限高めて、コストを最低限に抑えるということにおいて非常に強い能力を持っていること、また将来的にもiPhoneは引き続
AppleのiPhoneにおける売上総利益が、2009年には57.7%であったのが、現在は41%まで下がっていることがわかりました。Bernstein Researchは、2018年にはこの数字がさらに下がり、39%になると予測しています。 高い利益の維持は難しくなる? Appleは世界でもっとも利益率の高い企業といわれています。今年1月に発表した2015年9月-12月期の利益は184億ドルで、米国企業として史上最高の数字を記録しています。 Appleの利益率の高さは変わらない、とアナリストらは見ています。ただ一部のアナリストらは、同社が今後もこの、他社に比べれば桁外れに高い利益率を維持していくのは難しいだろう、と述べています。 競争激化で難しくなる値上げ その理由として挙げられているのが、次期iPhoneの製造コスト増と、スマートフォン市場の競争激化のなかで、Appleが今後も値上げを続
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