山本一郎です。かつて一緒にビジネスをしていて喧嘩別れした御仁が、少し前に自己破産していまでは生活保護を申請していると聞いて、慌しい年末で忙殺される心に穏やかな火が灯りました。皆さん、いっとき上手くいっても、続くとは限らないのが人生ですから、目の前のことに一喜一憂せず地道に生きていくほうが最終的に人生近道っすよ。マジで。 ところで、最近百田尚樹さんというのが面白すぎるわけです。現在の百田さんのブレークのきっかけはやしきたかじんさんの闘病と逝去にあるようですが、東京や海外にいる私にとって、やしきたかじんさんが亡くなられるインパクトについては正直ピンときません。それが利権だ何だと言われても良く分かりませんし「そんなもんなんですか」という感じです。 しかし、百田尚樹さんは抜群に面白いです。なんでしょう、あの強烈なビジュアル。いや、作品は何作も拝読していますし、作家としては凄いのは良く分かるのですが
忘年会ラッシュの中日に微妙な記事を短時間にたくさん仕上げるという修羅の日々がありました。 百田尚樹とかいう2015年ビッグバン期待のオールドルーキー――山本一郎【香ばしい人々returns】 http://hbol.jp/17055 猪瀬直樹、あるいは傲慢な物体 http://ironna.jp/article/740 作家が作家で終わっていれば皆が幸せだったのに、なぜ十字砲火を喰らいに政治の世界へ入ってきてしまうのだろうという適例が2つ立て続けに出てきてました。似たようなレトリックになってしまうのは申し訳ないんですけれども、百田尚樹さんの本も猪瀬さんの本も個人的には好きです。とりわけ、猪瀬さんの道路関連への取り組みは某経済誌の連載もくまなく読むほどのファンだったものですから、「なぜ、作家以外の、明らかに向いてない世界に足を踏み入れるのだろう」というのは非常に興味深いというか、名誉欲や権力
「週刊新潮」「週刊文春」に続いて「FRIDAY」……本サイトが予告したとおり、週刊誌が一斉に百田尚樹氏の『殉愛』とさくら夫人の擁護キャンペーンを展開している。 だが、どれも羊頭狗肉な代物でまともな反論にさえなっていない。そう考えると、「週刊文春」(12月11日号/文藝春秋)連載で林真理子氏が週刊誌のことを「ジャーナリズムなんて名乗らない方がいい」「誰が朝日新聞のことを叩けるのであろうか」と痛烈に批判した“まっとうさ”が際だつばかりだ。 ところが、そんな林氏のコラムにいちゃもんを付ける出版人が登場した。元「週刊文春」の名物編集長で、今は百田センセイが頻繁に登場する極右雑誌「WiLL」(ワック)の編集長をつとめる花田紀凱氏だ。 「林真理子さんのコラムに異議あり」 12月10日、こんなタイトルの記事が「花田紀凱WiLL編集長のメディアあら探しメディアうらばなし」というブログにアップされた。 「林
吉田豪さんがMXテレビ『モーニングCROSS』内のコーナー、オピニオンクロスで百田尚樹さんの著書『殉愛』が出版差し止め提訴されている問題について語り合っていました。 (堀潤)さあ、続いて最後に豪さん、お願いします。 (吉田豪)はい。百田尚樹さんの『殉愛』出版差し止め提訴問題。 (堀潤)こちらも法律にも関連する問題ですね。 (脊山麻理子)やしきたかじんさんの晩年をつづった百田尚樹さんの『殉愛』をめぐり、たかじんさんの長女が名誉毀損・プライバシーの侵害とし、出版元の幻冬舎に出版差し止めと損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしました。 (堀潤)これ、ご存知の方はよくご存知だと思うんですけど。この問題。殉愛ではやしきたかじんさんの闘病生活につきっきりで看護した妻のさくらさんを絶賛する内容。『誰も知らなかったやしきたかじん最後の741日』と帯に書いてありますけれども。一方で親族はですね、『一度も見舞
2011年の会見でのたかじん氏 (c)朝日新聞社 @@写禁この記事の写真をすべて見る 「父の本が出ることは噂で聞いていたから、どんな本だろうと思っていたんです。読んでみて、あまりに一方的なひどい内容なので驚きました。いろいろと私のことを書いているけれど、事実と違うことばかりです。百田さんから取材の申し込みもありませんでした。こんなのノンフィクションじゃないですよね? それなのに本の中で『すべて真実である』と言っていて、何て雑なんだろうと思います。なぜ、私を悪者に仕立て上げる必要があったのでしょうか」 落ち着いた物腰でこう語るのは、今年1月3日に食道がんで亡くなったやしきたかじん氏(享年64)の長女・Hさんである。 Hさんは、たかじん氏が23歳の時に結婚した最初の妻との間にできた、ただ一人の実子だ。女優の真木よう子に似た風貌で、眼差しの奥に芯の強さを感じさせる41歳の既婚者だ。 一方、百田尚
百田尚樹『殉愛』(幻冬舎)騒動をめぐって、週刊誌がこぞって擁護に回っているなか、「週刊朝日」(朝日新聞出版)「サンデー毎日」(毎日新聞社)という新聞社系週刊誌が驚愕の事実を報道した。なんと、たかじんの妻・さくら夫人が、遺書に記された寄付先に“遺贈の放棄”を迫っていたというのだ。 たかじんは、遺書に大阪市と母校である桃山学院高校、そしてたかじんが設立にかかわった一般社団法人「OSAKAあかるクラブ」に遺贈することを書き残していた。 だが、その「OSAKAあかるクラブ」の関係者が「週刊朝日」「サンデー毎日」の取材に対し、こう証言したのである。 「たかじんの死後、さくら氏から『あかるクラブ』に遺贈される2億円をさくら氏が中心になって設立する新団体に全額渡してほしいという趣旨の要請があった」(「週刊朝日」) 「さくらさん側は(たかじん氏が亡くなった)1月のうちに、同クラブに2億円の寄付の放棄を申し
読者の方の中には、テレビ番組より映画が好きな方も、逆に映画よりもエピソード数が多いテレビ番組の方が好きな方もいらっしゃることでしょう。なぜなのか、不思議ですよね。そこで今回は、なぜ映画よりテレビ番組が好きな人がいるのかについて、ご紹介します。 登場人物の成長を時間軸で見られる テレビ番組では、一人の登場人物が多数のエピソードにわたって登場するため、番組が続く限り、一定期間そのキャラクターを追うことができます。基本的には、番組内で、登場人物の浮き沈みを通して成長を追うことができます。一方、ほとんどの映画では、特定の登場人物が登場するのは短期間になります。 新キャラの登場 映画では、1人または複数のメインキャラクターが登場します。テレビ番組では、毎回主役が変わる場合があり、より興味深く、次の展開が読めない構造になっています。 増えて行くテーマ 映画には通常、その作品の特徴であり、作品内で繰り返
先日、本サイトが予告した通り、週刊誌による百田尚樹とやしきたかじんの妻・さくら夫人の擁護キャンペーンが始まった。「週刊新潮」(新潮社)では百田とともにさくら夫人が取材に応じ、「週刊文春」(文藝春秋)のほうは百田が「林真理子さんの疑問にお答えします」という手記を寄稿した。 しかも、内容も予想通りだ。百田の勝手な主張を載せているだけの「文春」はもちろん、一応、検証記事の体裁をとっている「新潮」も百田とさくら夫人の主張に丸乗り。これまで本サイトや2ちゃんねるで投げかけられてきた疑問にほとんど答えておらず、何の反論にもなっていない。 まず、ふたりが否定しているのは、ネット上で暴かれたさくら夫人のイタリア人男性との結婚に端を発した“たかじんとイタリア人男性との重婚疑惑”だ。「新潮」ではイタリア人男性との離婚届の受理証明書を掲載し、2012年3月1日に離婚が成立していることを証明。たかじんと結婚したの
『殉愛』(幻冬舎) ついにステージが法廷に移されることとなった、やしきたかじんさんとさくら夫人のノンフィクション本『殉愛』(幻冬舎)をめぐる騒動。幻冬舎社長・見城徹氏や著者の百田尚樹氏は、訴えを起こしたたかじんさんの長女と争う姿勢を見せているが、百田氏は“ベストセラー作家”の肩書もあってか、この件は一般メディアでほとんど報じられてはいない。 「2日発売の『サンデー毎日』(毎日出版社)は、一般雑誌では初めて今回の件を詳報しています。記事では訴状の一部も明かされており、長女がたかじんさんに度々金を無心したなど、『殉愛』には捏造された記述があることなどがつづられています」(スポーツ紙記者) また『殉愛』のPR番組が放送中止になったといわれる読売テレビ幹部は、「百田氏の(さくら夫人に対する)肩入れぶりには少し違和感もある」とも証言している。今回の記事をきっかけに、いよいよ各週刊誌もさくら夫人や百田
12/1夕刻さらに中傷を行ったので追加しました。 たかじん氏の娘が出版差し止め請求の裁判を起こしてきた。裁判となれば、 今まで言わなかったこと、本には敢えて書かなかったいろんな証拠を、すべて法廷に提出する。 <みずから燃料投下とおっしゃっているので、訴訟を回避したい意図をもって恫喝を行ったと判断してまとめました。 訴えられてもいいから中傷をするということなので追加しました。 1/20 やはりとぼけたことを抜かしたので追加しました。
とうとう、やしきたかじんの娘から出版差し止めと損害賠償訴訟を起こされてしまった『殉愛』(幻冬舎)。百田尚樹センセイもかなり動揺しているようで、先日はツイッターに〈裁判は面白いことになると思う。虚偽と言われては、本には敢えて書かなかった資料その他を法廷に出すことになる。傍聴人がびっくりするやろうな。〉と脅しのようなつぶやきをアップしながら、なぜかすぐに削除するというドタバタを演じた。 だが、この問題では、百田センセイ以上に動揺している人たちがいる。それは、たかじん利権に群がってきた関西のテレビ局関係者だ。 11月23日、それを象徴するようなできごとがあった。この日、『たかじんのそこまで言って委員会』(読売テレビ)では、『殉愛』の特集が放映されることになっていた。この日の放映では、その部分がすべてカットされていたのだ。 「2週間ほど前に収録をすませ、さくら夫人の結婚歴が暴かれた後も、放映予定を
たかじんさん長女、百田氏著書差し止め求め幻冬舎を提訴 「複数の虚偽の記述がある」 1 名前: グロリア(佐賀県)@\(^o^)/:2014/11/21(金) 18:34:42.26 ID:VPCh4jm60.net やしきたかじんさんの長女、出版差し止め求め提訴 晩年を百田尚樹氏が描いた「殉愛」 今年1月に64歳で死去した歌手、やしきたかじんさんの晩年を作家の百田尚樹氏(58)が書いたノンフィクション本「殉愛」によって名誉毀損(きそん)やプライバシー侵害をされたとして、たかじんさんの長女(41)が21日、出版元の幻冬舎に、出版差し止めと1100万円の損害賠償などを求める訴えを東京地裁に起こした。 訴状では、複数の虚偽の記述があり、「原告の私生活に関して誤った認識を与える」と指摘。さらに、「百田氏は原告をはじめとした親族などに取材をして事実確認しようとしなかった」と主張している。 「殉愛」は
全然筆跡違う。権利主張に使う手紙などを偽造すると私文書偽造になると思ったけど。 http://matome.naver.jp/odai/2141593360347231501 … 百田尚樹「殉愛」やしきたかじん筆跡が違う 徹底検証!
今年1月に食道がんのため64歳の若さで亡くなった歌手でタレント、やしきたかじんさんの“最後の741日”を描いた『殉愛』(百田尚樹/幻冬舎)が物議を醸している。32歳年下の妻さくらさんとの純愛をめぐるノンフィクションだが、発売後に同書に対し各方面から疑問の声が上がっているのだ。 中でも大きく話題となっているのが、亡くなる直前のたかじんさんと婚約したさくらさんが動画で記録した、闘病中のたかじんさんの遺言。これを見たことがある関係者が語る。 「弁護士がこれらを●●さん(さくらさんのフルネーム)に遺すことを承知しますね? と聞かれたたかじんさんが、朦朧としながらただ『はぁい』と言っているのです。とても弁護士の話の内容を理解しているようにはみえませんでした」 生前のたかじんさんを知る関西メディア関係者は、「余命いくばくかの病床の人に対してすることではないでしょ」と怒りを隠さない。 このほかにもたかじ
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 「この機に乗じて売名行為する作詞家というのも実に厄介や」――11月18日夜に作家の百田尚樹さんがTwitterに投稿した内容が物議を醸している。 この発言は、「残酷な天使のテーゼ」「魂のルフラン」などで知られる作詞家の及川眠子さんに向けられたもの。当の及川さんは、「私が売名行為、すか? 名前売って何の得になるんでしょうねぇ?」などと困惑している。 殉愛 Amazonレビュー そもそもの発端は、幻冬舎が今月発売したノンフィクション「殉愛」。同書は、故やしきたかじんさんの闘病生活を百田尚樹さんがつづったもので、オリコンランキング1位のベストセラーとなっている。たかじんさんがFacebookで出会った女性と結ばれ、闘病生活の果てに死別するまでが描かれているが、作中に元マネージャー(遺産をめぐる争いが生じている)への辛辣(しんらつ)な記述が
○彼女の離婚の話を書くかどうかは、実は大いに迷った。本人ができれば知られたくないというプライバシーを明かす必要があるのか、と。誰にでも伏せておきたい過去はある。それに本のメインテーマはそこではない。迷った末に書くのをやめたが<ノンフィクションと言いながら意図的に事実関係隠蔽した以上、二度とノンフィクションという言葉を信じてもらえません。なお、メインテーマかどうかは読者が決めるので、作者に決める理由にはなりません。 ○またこの発言により、百田だけにとどまらず、幻冬舎は絶版して再発防止を図らない限り、幻冬舎から出版されたノンフィクションはすべて信頼性がないことになります。 ○また、同志社大学校友会は退会を推奨しているそうので、百田尚樹を批判する同志社卒の人はまず校友会を退会しましょう。 続きを読む
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く