2000年に発行された、赤塚不二夫の対談集である。 しかし、これはただの対談集ではない。なぜなら面子がすごいのだ。 まずはタモリを筆頭に松本人志、ビートたけし、立川談志とまさにズラリという感じなのである。 特に注目なのが、弔辞でも話題となった、タモリと赤塚不二夫との関係がよく分かる、過去の新宿時代の内容である。 笑えるエピソードが満載だが、中でも面白いものとしてこんな話がある。 赤塚とタモリがある一軒のバーに行った時の話である。 二人で楽しく飲んでいるといきなり赤塚が「俺はここでウンコができるぞ!」と言いだした。 その店のマスターが「じゃあ、やってみろ!」というと、赤塚はケツを出してカウンターにしゃがみ込みんだ。 いつもの悪ふざけだろうと思って見ていたタモリだが、やがて赤塚の肛門が本当に膨らんできたので「やばい!」と思って赤塚を殴った。 すると赤塚は「なっ! なっ! 本当にできるだろ!」と
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