先日、台湾TSMCは2017年4月下旬からAppleの次期「A」プロセッサである「A11」プロセッサの生産を開始する予定のようだとお伝えしましたが、DigiTimesも同様のことを報じています。 DigiTimesによると、TSMCは2017年第1四半期(1〜3月)に次期「iPad」シリーズ用の「A10X」プロセッサの製造を開始する予定で、同プロセッサは10nmプロセスを採用し、歩留まりの問題からスケジュールに影響が出る可能性があるそうです。 また、次期「iPhone」用の「A11」プロセッサの量産を2017年第2四半期(4〜6月)に開始する予定とのこと。 ほぼ先日の情報通りで、〜nmプロセスとは回路の配線の幅のことを指しており、プロセスルールを小さくすることで、同じ面積の半導体により多くのトランジスターを作れ、より複雑な機能を実現したり、トランジスターの動作速度を向上させたりする事が可能