★中国は海警局の職務を「海上の権益保護と法執行の履行」と定めている。その一方で、中国の主権や管轄権を侵害する外国の組織、個人に対して「武器の使用を含むあらゆる必要な措置」を取る権利が海警局にあると規定。今月1日、その「海警法」が施行された。また日本の海上保安庁に当たる海警局を軍と一体化させ、第2海軍として武力の強化も行われている。 ★沖縄県・尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で9日、機関砲を装備した中国海警局の船2隻が航行しているのが確認されたが、尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは11日連続だ。日本政府は日中関係をおもんぱかり、口調は強いが相変わらずのらりくらりの対応。8日、官房長官・加藤勝信は「誠に遺憾で、断じて容認できるものではない。引き続き尖閣諸島周辺の警戒監視に万全をつくし、中国側に対しては冷静かつ毅然(きぜん)として対応する」と述べると、中国外務省副報道局長・汪文斌は8日の