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ブックマーク / science.srad.jp (13)

  • Googleがオープンソースで公開したAI技術「BERT」の読解力は人間を上回った? | スラド サイエンス

    Googleが開発している自然言語処理のための人工知能技術「BERT」が最近オープンソースで公開された。この技術を使って読解力テストを解かせたところ、人間よりも高いスコアが出たという(Google AI Blog、VentureBeat、OSS×Cloud、Togetterまとめ)。 なおとばっちりで、2016年に「AIは読解力に限界がある」としてプロジェクトを終了した東ロボ君(過去記事)が叩かれている模様である。 テスト結果の数値では、たとえばWikipediaの記事を元に質問に回答させるようなテストでは93.2%の精度で正しい回答ができたという。これは、同じテストを人間に対して実施した場合の正答率よりも高いという。

  • 最小限のゲノム473個しか待たない細菌を人工的に作成することに成功 | スラド サイエンス

    J・クレイグ・ヴェンター研究所などの研究者らが、人工的に細菌を作り出すことに成功したそうだ(AFPBB、Science誌掲載論文)。 今回作り出された細菌は473個の遺伝子を持ち、生命維持活動や自己複製能力を備えるという。ただ、遺伝子のうち機能を特定しているのは149個で、残りの遺伝子の機能については解明されていないという。 この研究では、ゲノムが非常に小さいという細菌の一種マイコプラズマをもとに、その遺伝子の一部を取り除いてくという作業を行ったという。そのプロセスでは、不必要だと思われた遺伝子が実際には必要なものだったと判明することが繰り返されたようだ。

    sotokichi
    sotokichi 2016/03/30
    流出して人類滅亡の危機までがお約束。
  • ウォズ、人工知能への懸念を語る | スラド サイエンス

    先日、SpaceXのCEOであるイーロン・マスク氏が人工知能が人間にとって有害な存在になることを恐れているという話があったが、Apple共同創設者の1人、スティーブ・ウォズニアク氏も人工知能に対する懸念を述べている(Slashdot)。 氏はコンピュータが人間を超えることについて「恐ろしいことで、人間にとっては悪いことだ」とし、「我々は神になるのか、それともペットになるのか、それとも踏みつぶされるアリになるのかは分からない」と懸念を語っている(BRW)。

  • 「情けは人のためならず」、科学的に実証される | スラド サイエンス

    「情けは人のためならず」ということわざがある。これは、他人に親切にすることは他人だけでなく自分にもメリットがある、という意味なのだが、これが科学的に実証された模様(MSN産経ニュース)。 研究では、5、6歳児70人を対象に日常の行動を観察し、他人に親切な行動を取った際の周囲の行動を比較したという。その結果、親切な行動を取った相手に対する親切な行動の数が大きく増加し、仲良くしようとする行動の頻度も増えたという。

  • 「臨死体験は心停止後の脳活動の結果」との研究結果 | スラド サイエンス

    死の淵にて人が体験する臨死体験は、心臓が停止した後に発生する脳の活発な活動が関係しているかもしれないとする研究が発表された(AFPBB News、家/.)。 心停止から蘇生した人々のうち2割が臨床死状態において視覚的な経験を報告しているとのこと。臨死体験をした人々の多くが圧倒的な安らぎや心の平和を感じたり、先が光に溢れるトンネルの中にいたり、愛する人と再会したりといった似たような経験を報告するという。このときの脳の状態を調べるべく、米ミシガン大学の研究チームはラット9匹を安楽死させ、その際の脳の活動を記録した。その結果、心臓停止直後から脳の活動は著しく活発になり、30秒程に渡りこれが継続したとのこと。脳は一種の「超活動」状態に入るとのことで、これが臨死体験を引き起こしている可能性があるという。 実験はあくまでラットにおけるものでありそのまま人間に当てはめることはできないが、臨死体験とはこ

  • 脳の認知スタイルがリベラル/保守といった信条に影響している可能性 | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2013年02月22日 6時00分 思考が脳を作るのか、脳が思考を作るのか 部門より 脳の認知スタイルの生理学的な違いが、リベラル/保守といった政治思想や信条に影響している可能性があるとの研究が発表された(論文要旨、Smithsonian.com、家/.)。 実験では被験者にリスクを取らせるタスクを行わせ、その様子を脳機能イメージングで測定したとのこと。その結果、リベラル派では社会認識および自己認識に関わるとされる左島皮質が活発に活動していたが、保守派では闘争・逃走能に関わるとされる右扁桃体の活動が示されたという。 リスクに対する被験者の行動は両派ともに同じだったとのことで、この実験はその判断を行う際の脳の活動に違いがあることを明らかにしたそうだ。 ほかにもリベラル派と保守派では恐怖を処理する扁桃体の構造が違うという研究もあるとのこと。リベラル派は目新しい

  • 脳は他者への共感と分析的思考を両立できない | スラド

    「共感」に使われる脳の神経回路網が活発になるときは、「分析的思考」に使われる神経回路網が抑圧される、ということがケース・ウェスタン・リザーブ大学の研究で明らかになったそうだ(EurekAlert!、家/.)。 脳には社会的/道徳的/感情的に他者と繋がるときに使われるネットワークと、論理的/数学的/科学的思考に使われるネットワークがあるという。脳が休息状態にあるときはこれらのネットワークが交互に使われるが、どちらかの機能を要するタスクを行う場合、もう片方のネットワークが抑圧されることが示されたという。 実験では45名の健康な学生に「他者の気持ちを考えさせる問題」と「物理学を要する問題」を提示し、脳の活動をMRIで解析した。問題はそれぞれ文章問題およびビデオ問題で20問ずつ出されたとのことだが、問題の形式に関わらず片方の機能が活動している際はもう一方は抑圧されていることが明らかになったという

    sotokichi
    sotokichi 2012/11/06
    奥さんの訴えている問題について冷静に分析して返答すると奥さんに怒られる的な?w
  • 遺伝子操作で絶滅種を復活させられるとしたら、やるべき? | スラド サイエンス

    Atlantic記事が、もし現代遺伝学の力で絶滅種を復活させることができるとしたらやるべきだろうか、と問いかけている(家/.、The Atlantic記事)。 地球上では30億年以上に渡って、500億種を超えるかもしれない、あらゆる種の絶滅が繰り返されてきた。地球に誕生した種のうち90%以上が絶滅しているとする専門家もいる。気候の変動など自然環境の変化に生物種の絶滅はつきもので、適応しきれずに絶滅する種がいる一方で、新しい環境に適応する新種が誕生してきた。しかし、種を絶滅に追い込むまで生息地を奪ったり狩猟を行うなどする人間が、いまや生物種絶滅の元凶となっている。 現在のところ、種が絶滅してしまえばそれっきりとなっていまう。だがもし、遺伝子操作で絶滅種を復活させることができるのであればやるべきなのだろうか。絶滅種を復活させるということは、人間の起こしてきた害を帳消しにできる一方で、今日の生

  • 女性を幸福にする遺伝子を発見 | スラド サイエンス

    南フロリダ大学(USF)および国立衛生研究所(NIH)、コロンビア大学、ニューヨーク州精神医学研究所の科学者たちが、「女性を幸せにする遺伝子」を発見したという。研究チームは、女性193人、男性152人の計345人のグループに対して、幸福度に関するアンケートと唾液のDNA調査を行ったところ、「モノアミン酸化酵素(MAOA)」が脳内の幸せを感じさせる要因であることが分かったとしている(Medical Daily、USF HEALTH、IRORIO、家/.)。 MAOA遺伝子は、脳内でドーパミンなどの神経伝達物質を分解する酵素の活性を調節する役割を持つ。MAOAには活性状態と非活性状態があり、非活性状態では神経伝達物質が大量に脳にある状態になるという。今回の研究では、幸福度の高い女性の脳には非活性状態のMAOAがあることがわかった。非活発なMAOAを2つ所持している女性は、幸福度が高いとしてい

  • 父親の年齢高いほど子どもの遺伝子の変異が発生しやすい? | スラド サイエンス

    アイスランドのゲノムデータ企業「デコード(deCODE)」などのチームによると、新たな「遺伝子変異」と受胎時の父親の年齢には関連性があるという(AFPBBニュース)。過去の研究では遺伝子の新生突然変異と、自閉症や統合失調症との関連が指摘されている。 このチームは、親の遺伝子にはないゲノム配列の変化を見つけるために、両親と子どもの親子3人計78組と対照群数百組のゲノム解析を行ったところ、遺伝子に起こる新生突然変異の発生率の増加は、要因の97.1%が受胎時の父親の年齢にある可能性が示されたという。一方で新生突然変異の発生率の増加と、受胎時の母親の年齢には関連はなかった模様。 現在の新生児は平均して約60の小規模な新生突然変異を持って生まれてくる。父親が20歳の場合、新生突然変異の平均数は25だが、40歳の場合では65だった。新生突然変異が起こる確率は受胎時の父親の年齢が上がるほど上昇、父親の年

  • うちわで得られる涼感はあおぐのに使うエネルギーよりも大きい | スラド サイエンス

    暑い日にうちわで風を送ることに意味はあるのか。結局、あおぐことで体温が上昇するだけではないのか、という誰もが一度は感じる疑問に米カリフォルニア工科大学の理論天体物理学教授、スタール・フィニー氏が答えている。結論から言えば「うちわであおぐことには効果がある」そうだ(ウォール・ストリート・ジャパンの記事)。 人間の体は発汗による蒸発を起こすことで体温を下げる。しかし、肌にまとわる空気の温度や湿度は、時間が経つにつれて高くなり、蒸発は起きにくくなる。肌をとりまく1~3ミリの動きのない空気の層である「境界層」は、屋内の自然な空気の対流では動かないためだ。つまり、うちわは境界層の空気を温度・湿度が低い空気に入れ替える役割を果たしているわけだ。 エネルギーの問題については、人間は安静にしている場合100ワットのエネルギーを使っているらしい。うちわをあおぐと、約1ワットエネルギー消費が加わるかもしれない

  • 天才と精神障害との間には関係がある | スラド サイエンス

    天才と精神障害との間には関連性があるようだ。自身も躁病患者であるという Johns Hopkins 大学医学部 Kay Redfield Jamison 教授によれば、「苦悩する天才」や「マッドサイエンティスト」を裏付ける研究が 20 〜 30 も報告されており、精神分裂症や躁病といった精神病を患う人の多くは、創造性が豊かで知性が高いことが分かっているとのこと (家 /. 記事、Medical Daily の記事より) 。 特に躁病患者にみられる気分障害と創造性には深い関連性があるとのこと。2010 年に報告された研究によれば、16 歳のスウェーデン人 70 万人を対象に知能テストを行い、10 年間に渡って経過観察を行ったところ、16 歳の時に優秀だった人が躁病になる確率は通常の 4 倍であることが分かったとのこと。 躁病の人は、状態から抜け出す時に特に創造的になる傾向がある

    天才と精神障害との間には関係がある | スラド サイエンス
  • ポルノを見ると脳の一部機能が著しく低下する | スラド サイエンス

    ポルノを見ている最中は脳機能の一部が著しく低下するそうだ。アダルトサイト閲覧で詐欺に引っかかる人が多いのはこのためか……と一瞬納得しかけたが、話はやや違う模様 (Mail Online の記事、GIZMODO の記事より) 。 オランダのフローニンゲン大学医療センターのチームが「12 人の健康な女性を対象」に「脳の一次視覚野」の動きをスキャンして調査したところ、ポルノを見ている際はこの部分に行き渡る血液の量が少なくなることが分かったという。 一次視覚野は「最も単純で最も初期に活動する視覚野で、静止、または運動する対象に関する情報の処理に特化し、また、パターン認識に力を発揮する」とのことで、これにより視覚的処理能力が低下するらしい。これは「脳の必要な部位にエネルギーを注ぎ、不要な部位へ送るエネルギーを減らす」働きによるものだそうだ。

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