Apple社のMacintosh SE/30は、当時としては非常にパワフルで、DTP用途で大いに活躍したそう。そんな名機も経年劣化で不動になるものが増えてくるわけですが、とあるエンスージアストが、ロジックボードを再設計し製造することに成功してしまいました。 Macintosh SE/30のロジックボードを一から作り直してしまったのは、同機の解析をすすめていたドイツ在住のBolleさん。まずこのように配線図を描きあげます。 配線図から基盤のパターンを起こす。配線を整理しなおすことで、オリジナルの6層基盤から4層基盤となり、外注価格も下げることができるようになったそうです。 オリジナルの基盤との比較。バックアップ電池はオリジナルの特殊なリチウムバッテリーから一般的なCR2032ボタン電池を使えるように、ホルダー周りのパターンが変更されました。 SE/30用の特殊なICなどをオリジナルのロジック