順天堂大学は、AppleのResearchKitで開発したiPhoneアプリを用いて収集したビッグデータから、まばたきを我慢できる時間からドライアイ症状をグループ化する手法を開発したと発表しました。ドライアイの早期発見や効果的治療につながることが期待されます。 iPhoneのカメラでまばたき我慢時間を測定 順天堂大学大学院医学研究科の研究グループによる研究は、AppleのResearchKitを活用したiPhoneアプリ「ドライアイリズム」を対象期間(2016年11月2日〜2019年9月30日)にダウンロードし、研究に同意した3,593名から収集したデータを用いて、ドライアイ関連の健康ビッグデータを取得して実施されました。 研究では、ドライアイのさまざまな症状を7つにグループ化したうえで、iPhoneのカメラを使い、まばたきを我慢できる時間(最大開瞼時間)のデータを収集したところ、研究参加