米国土安全保障省に属するサイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)のジェン・イースタリー長官は現地時間2月27日、米カーネギーメロン大学で講演し、Appleがユーザーのプライバシーとセキュリティ保護に注力していることを称賛しました。その一方で、MicrosoftやTwitterにおいて、ユーザーの多要素認証(MFA)の有効率が低いことを指摘しています。 なお、多要素認証とは、ログイン時に性質の異なる2つ以上の要素を組み合わせて行う認証方法のことです。 Appleのセキュリティ対策における取り組みを評価 イースタリー長官は、セキュリティ対策における「説明責任と透明性の肯定的な例」としてAppleを取り上げ、iCloudユーザーの95%が2ファクタ認証を有効にしていることを同社が公表していることを指摘しました。彼女は、「この高い利用率はAppleが多要素認証をデフォルトにした結果