遅ればせながら、ネットフリックスで配信中の海外ドラマ、『ハウス・オブ・カード』にハマってます。いまシーズン2に入ったところ。ケヴィン・スペイシー演じるフランクの、出世のためなら手段を厭わないダークヒーローっぷりが、めちゃめちゃかっこいい。日常の何気ない動きもいちいちサマになっていて、このドラマで一気にケヴィンのファンになってしまったんだけど、特に椅子から立ち上がるときの、ジャケットのボタンを留め直す仕草なんかとてもいいんだよな。 デヴィッド・フィンチャーの執拗なまでにスタイリッシュな画作り(それにしてもアップル製品使いすぎじゃねえ?)は、シリアスなストーリーに合っているし、しばしばフランクがカメラ目線で、視聴者に語りかける形式を取っていることは、作品が重くなりすぎないためのユーモアとして上手く機能している。と思ったら、元となったイギリスのテレビドラマ『野望の階段』でもそういう演出が使われて