虐待虐待の疑いがあるとして静岡市児童相談所によって一時保護され、現在は児童養護施設に措置入所している児童について、静岡地裁が「措置は不当」とする親側の申し立てを認め、裁判官が児相に立ち入って児童に関する資料を集める「証拠保全」の手続きを行ったとのことです。 静岡地裁、児童相談所に立ち入り 異例の「証拠保全」 (MSN産経ニュース) 地裁の児相立ち入り 業務に影響、訴訟増加も (MSN産経ニュース) 児相の判断に対し親族が意義を申し立て、それが裁判所などの公的な場所で第3者とともに評価をされること、それ自体は必要なことであると思います。むしろ今後更に児相の機能を強化し、踏み込んだ虐待対策を行っていく上では不可欠といえるかと思います。しかし一方で、そのような対審的構造の中で、自らの正当性を証明しながら業務を進めていくには、現在の児相の体制はあまりにも手薄です。 だが、「児童を保護するかどうか