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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (10)

  • 第76回:ソーシャルマーケティングの世界を広げる「ダウン症画家のアート」:日経ビジネスオンライン

    みなさんは、「アール・イマキュレ」という芸術を聞いたことがありますか。日語で言えば、「無垢の芸術」。ダウン症の人たちが行ってきた芸術活動に、中沢新一さんを中心にした芸術人類学グループが名づけました。ダウンズタウン・プロジェクトの一環です。 みなさんの中で、アウトサイダー・アートや、アール・ブリュットという言葉は聞いたことがある方がいらっしゃるかもしれません。 アウトサイダー・アートは、文字通り職業芸術家ではない人たちのアート。それに対して、アール・ブリュットは、加工されていない生のアート。どちらも、訓練を受けていない人のアートや、専門にしていない人のアートという意味です。 しかし、彼らの描く作品にはとてつもないエネルギーが感じられます。ご覧になったことのある方は、同じように感じたに違いありません。 そもそもアートとは何か?そんなことを考えずにはおかれなくなってしまう作品です。よく、子ども

    soulstice
    soulstice 2009/07/05
    「鬱病自殺画家」の群にもフランス語で何か学名付けてくれよ中沢新一さんよ。
  • ソマリアの軍閥「クラン」の驚くべき結束力:日経ビジネスオンライン

    前回の原稿は、筆者がこの取材旅行で最初に訪れたナイロビのホテルで書いたものだ。ソマリア人コミュニティーを車の中から見た後のことである。この時、彼らの異質性に非常に驚き、ソマリア人を知るためにぜひ彼らに直接会わねば…と願っていたのだが、意外なところで出会いがあった。ナイロビにある、某国際機関である。 その日、ケニアの国際機関で武器取り締まり関連の職に就く人を訪ねた筆者が、ソマリアの武器取引などについて押しかけ面談をしていたところ、髪にスカーフを巻いた女性が部屋に勢いよく飛び込んできた。 あるソマリア女性との出会い 面談相手はその女性に「スズカがソマリアに関心を持っていて、ジブチにも行くんだ。手伝ってやってくれ」と短く言った。女性は筆者をちらりと見て、「あとで寄ってね」と言いおいて立ち去った。 訪ねていくと、女性は挨拶抜きで、筆者の旅の目的、専門的背景、記事の論点を矢継ぎ早に聞いた。筆者が、ソ

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    soulstice 2009/04/18
  • 「空気」を読み合う生きづらさ:日経ビジネスオンライン

    「気配」に「殺気」、「気分」と、日語には「空気」にかかわる言葉が多い。場の空気をキャッチする感性を涵養する文化だといえるが、翻って空気に支配されやすい環境ともいえる。 かつて、作家の山七平氏は著書『「空気」の研究』などで、日人の行動原理を「日教」によるものと定義し、その支配秩序を「空気」が握っていると喝破した。また、政治学者の丸山眞男氏は天皇制を「無責任の体系」と呼び、権力が消失する点を衝いた。これらは空気支配の証といっていいだろう。 「空気」は過去にも論じられていたものだ。だから、ここに来て「KY」(空気が読めない)という語が持ち出されたことに、ある世代より上ならば今更の感を覚えるかもしれない。 しかし、日人の原則が明らかにされたところで、「空気」の支配力が衰えたわけではない。むしろ、いま改めて「空気」が問題になっているということは、それなりの理由があるものと考えられる。 今回

    「空気」を読み合う生きづらさ:日経ビジネスオンライン
    soulstice
    soulstice 2009/03/05
  • 弱者を変えた冷徹な合理性 “障害者団体”、スウェーデン・サムハルの驚愕(3):日経ビジネスオンライン

    彼の名前はゲハルト・ラーソン。前回、前々回とリポートした“障害者団体”、サムハルの生みの親である。 1980年の設立以降、19年間にわたってサムハルの経営トップの座にあった。99年に退任した後は、昨年までスウェーデン中部のヴェステルノールランド県の知事を務めた。63歳になった今も「品安全対策委員会」や「薬物乱用対策委員会」の議長など政府の要職を占める。 ゲハルトの経歴は日の常識では測れない。 28歳の事務次官 69年に大学を卒業したゲハルトはスウェーデン南部の都市、ベクショーの市役所で働き始めた。ここで医療や福祉を担当したゲハルトはベクショーの障害者福祉政策を大きく転換した。それまで精神的な障害を持つ人々に対しては大規模病院でまとめてケアしていたが、ゲハルトは地域にコミュニティークリニックを作り、個別対応のケアを実行したのだ。それまでの政策を大きく転換する決断だった。 その取り組みが評

    弱者を変えた冷徹な合理性 “障害者団体”、スウェーデン・サムハルの驚愕(3):日経ビジネスオンライン
    soulstice
    soulstice 2009/01/23
  • オバマ演説、盛り上がり8分目の理由:日経ビジネスオンライン

    1月20日、米国の首都ワシントンで開催された正副大統領の就任式を見てきた。 その歴史的瞬間を一目見ようと、全米、いや世界から集まってくるのは200万人とも300万人とも言われていた。当然、世界各国からマスコミも押し寄せる。我がニューヨーク支局でも記者証の発給を申請したが、発給数に制限がかかり、送られてきたのは1枚だけ。実際にはマスコミも一般の人も一緒くたの入場チケットである。 そのなけなしの1枚は同僚記者に渡し、筆者はチケットを持たない大多数の人たちに対して今回初めて開放されるという「ナショナルモール」を目指すことにした。モールは米議会の西側に広がる長大な国立公園で、西端にはアブラハム・リンカーンの巨大な石像を収めたモニュメント、真ん中にはワシントンで最も高いワシントン・モニュメントがそびえている。 ホテル予約なし、ニューヨークから日帰り強行軍 ホテルの予約もなし。11月4日の大統領選でバ

    オバマ演説、盛り上がり8分目の理由:日経ビジネスオンライン
    soulstice
    soulstice 2009/01/22
  • ニッポン=集団主義は、ウソだった! 『日本の「安心」はなぜ、消えたのか』 ~信頼は「損得」でなければ培えない:日経ビジネスオンライン

    これまで書かれてきた多くの日論や日人論には、肯定するか否定するかの違いこそあれ、“日人=集団主義”というお約束の語り口があった。ルース・ベネディクトの『菊と刀』しかり、中根千枝の『タテ社会の人間関係』しかり、土居健郎の『甘えの構造』しかりである。 ところが著者は、専門とする社会心理学の立場から、このお約束に待ったをかける。日人は当に集団主義者なのか、と。著者自身が実施したアンケート結果をもとに提出する仮説が興味深い。 〈「日人は自分たち日人のことを集団主義的な傾向があると考えているが、ただし『自分だけは例外』と考えている集団である〉 つまり、日人は内心では、「個人主義でもいいじゃないか」と思いながら、「周囲は集団主義的に考えているに違いない」と思いこんで行動する結果、社会全体としては集団主義的な傾向を示してしまうというわけだ。ややこしい国民である。 なぁんだ、結局日人は集

    ニッポン=集団主義は、ウソだった! 『日本の「安心」はなぜ、消えたのか』 ~信頼は「損得」でなければ培えない:日経ビジネスオンライン
    soulstice
    soulstice 2008/04/19
    つまり、異様なほど集団主義的な所作がどの個人にも身に付いているのに、その人たちの頭の中にコミュニタリアニズム的な思考のフックが全く存在しない、というねじれがあるわけだ。
  • イタリア: 内実は傷だらけの“外見重視”の国:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    イタリア人にとって、外見は重要だ。それは出世にも影響する。ファッションの国だから男も女もおしゃれに気を使っているという認識は以前からあったのだが、仕事にも重要な影響を与えると思い知らされたのは、あるイタリア人の同僚が退職したのがきっかけだ。 その同僚とは、ある案件を手伝ってもらっていたこともあり、彼が辞める際には「退職する」と連絡を受けた。有能な人間で、周囲からは当然昇進していくと思われていた人物だったが、昇進したのは、専門知識では彼より劣る人物だった。我々の業界では、こういう場合、たいてい退社という結末を迎える。 しばらくしてミラノ出張があり、その男の元上司と別件で会った時に、辞めた男の話になった。元上司は辞めた部下についてこう評した。 「彼は専門知識については抜きんでていた。だが、外見に対する注意が欠けていた。たかが外見だが、イタリアでは伝統的にそういう部分も含めて、人間が判断されるの

    イタリア: 内実は傷だらけの“外見重視”の国:NBonline(日経ビジネス オンライン)
    soulstice
    soulstice 2008/04/12
    日本もイタリアも、冷戦期に諜報合戦や資金流入で政権がコントロールされてたから、政権腐敗や封建的な制度の温存され方が似てるんでしょ。
  • 開発業者の“ただ乗り”許すまじ:日経ビジネスオンライン

    マンション予定地には幼稚園が建てられるはずだったが、今年に入り、幼稚園の建設計画は頓挫。マンション建設計画が持ち上がった。開発主体は中堅マンションデベロッパーの日エスコンとさくら不動産。3414㎡の敷地に5階建て高さ15mの建物を建てる。この高さが住民の反発を買った。 マンション計画を知った桂坂の住民は「桂坂マンション対策会議」を発足、反対運動を始めた。 成人の住民の80%近くに当たる6000人の反対署名を集め、京都市に申し入れ書を提出したのは9月28日。10月19日には、朝5時にボーリング調査を強行しようとした業者側の動きを察知、約200人の住民が集結し、建設予定地で建設反対を訴えた。現在も、ホームページ上で予定地を監視している。 この街を開発したのは、2001年に特別清算された旧セゾングループの不動産開発会社、西洋環境開発である。分譲が始まった1985年以降、住民は厳しい建築協定を設

    開発業者の“ただ乗り”許すまじ:日経ビジネスオンライン
    soulstice
    soulstice 2007/11/27
    クローズアップ現代で見た。こういうことはある程度独裁的にやらないと,日本の場合完全にアナーキーだから必要悪と思う。
  • 「ロストジェネレーション」とか言うな!~『勝手に絶望する若者たち』 荒井千暁著(評:清田隆之):日経ビジネスオンライン

    1980年生まれの僕は、いわゆる「ロストジェネレーション」の最後尾にあたる。まだ見ぬ「やりたいこと」を求め、現実を直視せずに「自分探し」ばかりしている世代――こんな風に揶揄されることもしばしばだが、多かれ少なかれ、自分にもそういったメンタリティが染みついていることは否定できない。 そのせいか、このテの“若者論”的なを目にすると、つい手が伸びてしまう。他者に自分を規定してもらいたいのかもしれない。しかし、巷にあふれる若者から読みとれる我々の姿は、“搾取され、退化し、就職迷子で、他人を見下し、会社を3年で辞める”若者ということになる。そこにきて書である。そりゃ、絶望もしたくなるわ……。 著者である荒井千暁氏の業は「産業医」。一部の大企業社員など以外には接点のない職業人だが、要するに「職場で健康管理に当たる医師」で、健康障害の監視、職場環境の改善、職員のメンタルケアなどが具体的な業務内容

    「ロストジェネレーション」とか言うな!~『勝手に絶望する若者たち』 荒井千暁著(評:清田隆之):日経ビジネスオンライン
    soulstice
    soulstice 2007/11/08
  • 我慢を知らない若者では勤まらない (橋本久義の「ものづくり街道よりみちツーリング」):NBonline(日経ビジネス オンライン)

    先日訪問したある会社のベテラン技術者が嘆いていた。 「私たちの職場の構成員を見ると、正社員は3分の1以下。大部分が派遣社員とパート・アルバイトと外国人労働者の混成部隊。その人たちに技術を教えるのだが、彼らが将来ライバル企業で働くかもしれないと思うと、もうひとつ熱が入らない。 また、彼らも“次の職場では、こんな技術、役に立たないかもしれない”と思っているためか、積極的に覚えようとしない。このままでは我が社の技術は遠からずなくなってしまいますね」と嘆いておられた。 確かにここ10年ほどの間に雇用の流動化が異常なほど進展した。ありとあらゆる職場で、パートや派遣社員の数が大幅に増えた。しかし当然のことながら、彼ら、彼女らはいつ「他の会社に変われ」と言われるかもしれないから、正社員に比べると愛社精神は薄いだろう。そのような人々が大勢を占めるような職場で、日が得意にしてきた「すり合わせ型の技術」を維

    我慢を知らない若者では勤まらない (橋本久義の「ものづくり街道よりみちツーリング」):NBonline(日経ビジネス オンライン)
    soulstice
    soulstice 2007/10/10
    [[詭弁]前半は若者の雇用事情への「すり寄り」で、後半は「かわいがり」
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