続きです。 前回:「黒髪ロングはなぜエロいのか? ―黒ロンでたどる日本文化史―」 http://johnetsu.hatenablog.jp/entry/2013/09/06/204003 【前回のおさらい】 平安時代から江戸時代まで黒ロンが流行ったけど、江戸からは日本髪になった。 ということで江戸の日本髪が「女性も活発に動きたい!」という男女平等の象徴であるならば、平安の黒髪ロングは「女性を二次元世界に閉じ込めたい!」という男根主義の象徴でしょう。*1 だからこそ「黒ロン好きはキモオタ」なんてイメージも出てくるのだろうし、そもそも本稿のあまりにもあまりな物言いでは、「黒ロン好き=キモい」と思われても仕方がない。それは僕が全面的に悪いのですが、しかし本当にそれだけなのか。本当にキモいのか。 いや、黒ロン好きはキモくない。キモくないです。キモくないかもしれない。 説明するぞ! ※本稿、話が膨