公約は政治の方向性であって「工程表」じゃない! 猛批判があるにせよ、小池百合子さんと前原誠司さんのとんでもない政治行動で、日本の政治グループが分かりやすく整理された。〔自民党・公明党〕、〔希望の党・維新の会〕、〔共産党・立憲民主党〕という3グループに。 そして各党の公約も出そろい、テレビ討論や新聞での党首の主張も盛んになってきた。それに合わせて政治評論家、学者、メディアなどの自称インテリも、各党の公約を吟味して、あーでもない、こーでもない、と意見している。 でもね、いつものこのパターンは、もう終わりにしないといけない。選挙で各党の公約を細かく比較しても意味がないんだよね。特に大きな新党が突貫的に設立された今回の選挙では各党の公約を吟味しても全く意味がない。えっ? 選挙ではちゃんと公約を検証してから投票しましょう! って皆言ってるじゃない! だって? それは、そう言えば誰もが反対しない模範解
「誰に投票して良いか分からない。政治家の顔が見えない」。衆院選を前に迷っていたのは、人気ウェブライターのヨッピーさん(36)。政治家に対し、ツイッターの1日3ツイートの義務化、「黒塗りの高級車の使用」「国会の赤じゅうたん」の廃止を希望しています。 僕、政治家は全員「謝ったら死ぬ病」なのかな、って思っているんですよ。 民進党も政権与党時代に、鳩山由紀夫さんが明らかに迷走していた。今振り返れば、「よくなかったよね」と民進党の人も思うはずなのに、そういう総括をしていない。小池百合子・東京都知事だって築地市場を残すの何だの迷走したのに、今では何だったっけという感じ。加計学園問題も。 いくら政治家でも100%正しいことなんてあり得ないわけだし、やってみたらうまくいかないことだって当然あるし、そういう時はみんな謝ればいいのに。ちゃんと謝れる人って信用できませんか? 上司が何かやって失敗しても、「俺が悪
ページトップへ戻る 2.参議院議員通常選挙 参議院議員の半数を選ぶための選挙です。 参議院に解散はありませんから、常に任期満了(6年)によるものだけです。ただし、参議院議員は3年ごとに半数が入れ替わるよう憲法で定められていますので、3年に1回、定数の半分を選ぶことになるのです。 参議院議員の定数は248人で、うち100人が比例代表選出議員、148人が選挙区選出議員です。 ※鳥取県・島根県、徳島県・高知県はそれぞれ2県の区域が選挙区となります。 ページトップへ戻る 3. 一般の選挙(地方選挙) 一般選挙(地方の議会) 一般選挙とは、都道府県や市区町村(地方公共団体)の議会の議員の全員を選ぶ選挙のことです。任期満了(4年)だけでなく、議会の解散などによって議員または当選人のすべてがいなくなった場合も含まれます。 地方公共団体の長の選挙 都道府県知事や市区町村長など地方公共団体の長を選ぶための選
2013年からネット選挙が解禁となりましたが、公示日以降にネットに書いてはいけない内容について、しっかり把握できていますか? 公職選挙法違反にならないように、おさらいをしておきましょう。 総務省の資料でおさらいしよう(総務省より) WebサイトはOK、メールはNG 18歳以上の有権者は、Webサイト等(ホームページ、ブログ、TwitterやFacebook等のSNS、SNS内のメッセージ機能、動画共有サービス、動画中継サイト等)を利用した選挙運動ができます。電子メール(SMTP方式及び電話番号方式)を利用した選挙運動は禁止されています。 ここでいう選挙運動とは「特定の候補者の当選を目的とし、投票を得させるために有利な行為」のことです。 電子メールはNG、Webサイト等はOK Webサイト等での選挙運動は、電子メールアドレス等の表示義務があります。電子メールアドレス等とは、インターネットを利
産経新聞社は11日、第48回衆院選(22日投開票)について全国の総支局の取材に共同通信社の電話世論調査の結果などを加味し、選挙戦の序盤情勢を探った。自民党は選挙区、比例代表で優位に立ち、連立を組む公明党と合わせ300議席をうかがう勢いだ。過半数(233議席)を超える235人を擁立した小池百合子代表(東京都知事)率いる希望の党は伸び悩み、100議席に届かない公算が大きい。 安倍晋三首相(自民党総裁)は自民、公明両党で過半数の獲得を勝敗ラインに掲げている。序盤情勢では自民党は単独で過半数に届き、絶対安定多数(261議席)を上回る勢いだ。絶対安定多数は常任委員長ポストを占め、委員数でも野党を上回る議席を確保し、国会運営が安定する。公明党は公示前勢力を維持する見通しだ。 公示前は57議席だった希望の党は60議席前後にとどまるとみられる。小池氏は政権選択選挙を掲げ、民進党前職を含め多くの候補者を擁立
8月12日に起きたデモとデモの衝突は、先進国が抱える困難を象徴している(※写真はイメージ)この記事の写真をすべて見る 批評家の東浩紀さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、批評的視点からアプローチします。 * * * 去る8月12日、米バージニア州シャーロッツビルでヘイトデモとカウンターデモの衝突が起きた。白人至上主義者が同市に集結、それに抗議するリベラル側市民も集結し、大規模な衝突となったのである。そのなかで青年が車でカウンター側に突入、1人の死者が出た。 デモとデモが衝突し、死者まで出したこの事件は、いま先進諸国が抱える困難を象徴している。かつてデモは権力に抵抗するものだった。だからデモは民主主義の源泉とされた。しかしいまや新しいデモが台頭している。そこではデモの敵は権力ではない。民衆である。デモは同じ民衆を攻撃している。似た現象は、昨年の英国民投票や
現代世界の思想的困難を乗り越えるカギは「観光客」-。批評家の東浩紀さん(46)の最新刊『ゲンロン0 観光客の哲学』(ゲンロン)が、4月の刊行以来、2万7千部という哲学書としては異例のベストセラーになっている。東さん自身も「現段階の自分のすべてを注いだ本。いままで哲学に興味がなかった人にこそ読んでもらいたい」と語る自信作だ。(磨井慎吾) ◇ 本書の問題意識の中心にあるのが、現代世界がナショナリズムとグローバリズムに引き裂かれているという時代分析だ。先の仏大統領選や英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる国民投票でみられたように、いまや世界の対立軸は左右のイデオロギーではなく、もっぱらこの両極で争われていると東さんはみる。 思想的に整理すると、前者は特定の共同体の価値観を優先するコミュニタリアニズム(共同体主義)に、後者は利潤追求をはじめとした個人の自由を絶対視するリバタリアニズム(自由至上主義)に
東浩紀(あずま・ひろき)/1971年、東京都生まれ。批評家・作家。株式会社ゲンロン代表。東京大学大学院博士課程修了。専門は現代思想、表象文化論、情報社会論。93年に批評家としてデビュー、東京工業大学特任教授、早稲田大学教授など歴任のうえ現職。著書に『動物化するポストモダン』『一般意志2・0』『観光客の哲学』など多数この記事の写真をすべて見る たしかに民進党はこの1年迷走を続けていたが…(※写真はイメージ) 批評家の東浩紀さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、批評的視点からアプローチします。 * * * 9月28日、民進党が希望の党への合流を決め、事実上解体した。10月3日には合流を拒否するリベラル派が新党を結成した。前身の民主党から数えれば20年以上の歴史をもち、衆院で90人近い議員数を確保していた巨大な野党が消滅したことになる。 たしかに民進党はこの1
衆院選について、投票を積極的に棄権することに賛同する人たちの署名をインターネット上で集めている批評家の東浩紀さんは、ハフポスト日本版のインタビューで、コストの観点から選挙の是非を考える必要などを訴えた。後編では、各党に対する評価や、四半世紀にわたる有権者としての思いなどを聞いた。
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