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ブックマーク / zen.seesaa.net (86)

  • メディア・パブ: ワシントンポストのサイト,市民ブロガーによるローカルニュースのカバーを計画中

    Washington Postは,ローカルの出来事を市民ブログでカバーすることを計画している。 そのために,ブロガー(約100人)とWashington Postスタッフとの会合が先週末に開かれた(その会合の写真はこちら(Washington Post Blog Event Thing)で)。 記者が報道できるローカルニュースは限られている。最近では人員カットも進んでいるだけに,ローカルの細々した出来事をカバーすることは事実上不可能になってきた。そこで,日常的なローカルニュースを市民ブロガーに任せたくなる。 市民ブログを束ねたブログネットワーク的なものを結成させたいようだ。ブロガーにローカルの出来事を書いてもらう。ローカル版AdWordsのような広告ネットワークを作り,ブログ広告売上をブロガーと分配することも考えているようだ。 ◇参考 ・Washington Post Blog Direc

  • メディア・パブ: YouTubeやMySpaceのユーザービデオ,広告には向かない

    UGC(user-generated content)をベースにしたブログサイトや動画共有サイトには,大きな集客力を誇るサイトが目白押しである。口コミマーケッティングの場としても注目されている。だが,集客力の割には,事業として収益が伴っていないサイトが多い。UGM(user-generated media)が広告メディアとして,なかなか成り立ちにくいからだろう。 YouTubeやMySpaceの目玉コンテンツであるuser-generated videoを,どうも企業が広告メディアとして高く評価していないようだ。これは,メディア調査会社のScreen Digestが調査した結果である(FT.comより)。玉石混淆のUGMを安心して利用できる広告メディアとして位置づけていないということだ。 Screen Digestは,user-generated videoサイトの広告売上高は,2006年

  • メディア・パブ: PR Newswire,ソーシャルメディアを意識したプレスリリース配信へ

    これからの企業プレスリリースは,ブログやソーシャル・ブックマーク・サイトなどのソーシャルメディアを介して,一般ユーザー(消費者)にも届けるべきである。 プレスリリースの配信会社PR Newswireは,配信する企業プレスリリース毎にソーシャルメディアと連携するためのボタンを配置することになった。そのために,同社はブログ検索エンジン会社Tchnoratiと提携し,technoratiのロゴボタンを各プレスリリースに配することになった。 *プレスリリース例(クリックで拡大表示。右上隅にTechnoratiボタン) Technoratiボタンをクリックすると,以下のように,このプレスリリースを引用したブログ一覧ページに飛ぶ。 *上記プレスリリースを引用したブログ一覧 こうした仕掛けが備わることにより,企業はソーシャルメディアを意識したプレスリリースを作成することになろう。一方,ブロガーはこれまで

  • メディア・パブ: Wikipediaベースの検索サービスが開始,Googleを脅かすかも

    Wikipediaベースの検索サービス(β版)が始まった。検索対象を,Wikipediaページと,Wikipediaページからリンクが張られているページに限定することにより,絞り込みを行っているのが特徴だ。Wikipedia投稿者が,実際に引用したページだけを検索対象にしているため,雑音情報のフィルタリングが期待できる。以下は,About Wikiseekの原文。About Wikiseek The contents of Wikiseek are restricted to Wikipedia pages and only those sites which are referenced within Wikipedia, making it an authoritative source of information less subject to spam and SEO schem

  • メディア・パブ: Web2.0技術を使うと,広告売上が減ってしまうかも

    AjaxやRSSフィードなどのWeb2.0技術を用いてユーザビリティーを高めようとすると,ページビューが減ってしまい,結果として広告売上にも悪影響を及ぼす。これって変だよ,との声が高まるのも無理がない。 このページビュー問題を再熱させたのが,先日のComScoreレポートである。ページビュー数で,MySpaceがYahooを追い抜いて世界トップの座に就いたと報告したからだ。YahooはAjaxを採用したがためにページビューが減ったと反発している。ちなみに,MySpaceではAjaxを使っていないらしい。 Webサイトの担当者はこれまで,いかにページビュー増やしていくかを目標にしてきた。ページビュー数でサイトを評価されるが多いから当然である。だが,新しい技術を用いてサイトの使い勝手を改良すると,ページビューが減る方向に働いてしまう。ページビュー評価を見直すべき段階に来ていることは確かだ。 そ

  • メディア・パブ: Web2.0時代の企業ニュースリリース,ソーシャルメディア向けに発信を

    “Die! Press release! Die! Die! Die!” と,SiliconValleyWatcherのTom Foremski (元Financial Times記者)が叫でいる。企業のプレスリリースの多くは相変わらず昔ながらのスタイルを続けているからだ。 かつてのプレスリリースは,文字通りプレス(報道メディア)向けの資料であった。マスメディアの記者が目を通すぐらいで,一般のユーザーには関係がなかった。でも今や,ネットを介して消費者に直接,メッセージを伝えることができる時代である。またUGC(ユーザー生成コンテンツ)が幅をきかせるWeb2.0時代にもなっており,ブログなどのUGCを対象にしたPR活動も欠かせない。 プレスリリースは新しいスタイルに生まれ変わらなければならないのだ。プレスリリースという呼び方も,ニュースリリースと変えた方が良いのかもしれない。あるいは,マスメ

  • メディア・パブ: タイム誌が選ぶ2006年の人は「あなた」

    Time誌の雑誌編集者はすばらしい。 朝から,米国のニュースサイトで伝えているのだが,米Time誌が恒例の“Person of the Year”に“You”を選んだ。2006年で最も影響を及ぼした人物として,イラン大統領,中国主席,元米国務長官,北朝鮮最高指導者などが指名されていたようだが,“You”を選ぶところはさすがにTimes誌である。 このブログでも,この一年は,YouTubeやMySpace,Diggなどのuser-generated contentをベースにしたサイトを何度か見てきた。こうしたサイトを支えてきたインターネットユーザーである“You”が選ばれたようなものだ。なんか,ワクワクさせてくれる選考ではないか。情報化時代においてWeb2.0の追い風もあって,ほんとうの意味でユーザー/消費者が主権を握った年と言える。

    spacejunkyard
    spacejunkyard 2006/12/21
    ああ、的確だなぁ。これ思いついた瞬間、編集者は小躍りしたんじゃないだろか。
  • メディア・パブ: 米新聞社,こぞってYahooやGoogleと広告事業で提携へ

    GoogleYahooは,新聞社にとって敵なのか味方なのか。繰り返し議論されてきた。 ともかく,GoogleYahooがニュース市場(つまり新聞市場)を浸しているのは明らかだ。Nielsen//NetRatingsが発表したニュースサイト・ランキングでもはっきりと現れている。以下は,2006年10月の月間ユニークユーザー数ランキングである。Yahoo! Newsがトップで,Google Newsが11位である。ニュースアグリゲーターの両サイトが上位にい込んでいるのだ。米国では,新聞のオンラインシフトが加速化しているだけに,相対的にGoogleYahooの勢力が増すことになろう。 新聞社にすれば,GoogleYahooは自分たちのコンテンツリソースを利用してニュース市場を蚕する憎たらしい存在であったはず。だが今では,新聞社各社は,Googleサイトからの集客や,Yahooからの

  • メディア・パブ: 電子メールのスパムが爆発的に急増,今や9割以上がスパム

    世界中で交信される電子メールの10通中9通がスパムである。これは,米国の電子メールセキュリティ会社Postiniの測定結果である。以下のように,最新のデータでも,9割以上の電子メールがスパムとなっている。 (ソース:Postini,日時間11月28日22時24分) 同社が扱っている電子メールに含まれていた月間スパム数は,今年6月に25億通であったのが,11月には70億通にも膨れあがるという。スパムの発信元は主に,米国,中国,ポーランドである。 個人的にも,最近のスパムの急増を実感している。この「メディア・パブ」のアクセスログやトラックバックを見ていると,この2~3ヶ月の間に,明らかにスパムが急激に増えているからだ。 同社のResource Centerには,以下のように,検出したSPAM数とウィルス数の最新データが提供されている。 *日時間11月28日22時24分現在のSPAM数とウィ

  • メディア・パブ: エンターテイメント産業,コンテンツよりもアグリゲーションが鍵握る

    ネット時代のメディア(コンテンツ)事業では,これまで以上に,コンテンツそのものよりもコンテンツアグリゲーションが重要になってくる。実際,そのような展開になっている。 ブロードバンド番を迎えて,音楽から動画(映画,TV番組など)までのエンターテイメント産業でも,オンライン配信がコンテンツ流通の勢力図を塗り替えようとしている。その全体像を把握するのに格好のレポートが公開されている。 Bear Stearnsのアナリスト Spencer Wangがまとめたレポート“The Long Tail:Why Aggregation & Context and Not (Necessarily) Content are King in Entertainment”である。38ページのPDFファイルでこちらからダウンロードできる。 レポートの筋書きは目新しいものではない。だが,豊富な統計データをベースに図

  • メディア・パブ: ソーシャルニュースが危険性を露呈,偽ニュースがdiggのトップページに

    20日夜(米国時間),「ロイター発:65万台のPS3がリコール」という偽ニュースが参加型ニュースサイトdiggのトップページに登場,一時騒然となった。偽ニュースと分かりdiggが人手で削除するまで,偽ニュースを掲載したdigg画面で見られるように,少なくとも841人が投票したことになる(実際には900人以上とも)。 diggは口コミの震源地的なニュースサイトである。今回の偽ニュースも,ブログの世界では幅広く伝播したはずだ。diggのようなソーシャル・ニュース・サイトでは,ユーザー側の投稿(通知)や投票をベースに,システムが自動的にニュース記事(見出しと要約)の掲載を決めていく。ニュースサイト側は掲載アルゴリズムを定めるが,人為的に編集することなはい。ユーザー主導の編集(フィルタリング)だから人気があるのだが,一方で偽ニュースが掲載されるリスクを絶えず抱えている。 今回も,900人近くが投票

  • メディア・パブ: ページビュー神話が崩壊,ネット広告はどうなる

    ページビュー神話の崩壊。多くの人が,そろそろ噴き出る問題と考え始めていた。そしてついに,ネット業界のインフルエンサーSteve Rubelが,彼のブログMicro Persuasionで“The Imminent Demise of the Page View”と打ち上げたのだ。ネット広告の在り方を左右する問題だけに,ページビュー議論が加熱するのを避けられそうもない。 Steve Rubelの言い分はこうだ。最近のWebページ設計では,AjaxやFlashなどのインターラクティブ技術が普及し,ほとんどページクリックなしで済ませるアプリケーションが出現してきている(例えば,GmailやGoogle Reader)。さらに widgetの普及が,その流れを加速している。 だがネット広告が絶好調で推移している現在,広告関係者としてはページビュー問題に触れたくない。バナー広告などの指標として,ペー

  • メディア・パブ: ロイターもソーシャルメディア化を急ぐ,世界中のメディアへのブログ配信が可能に

    Reuters(ロイター)もWeb2.0企業への変身を急いでいる。最近,ソーシャルメディア化を整備するために,Pluckに700万ドルを出資した。 Pluck社は,BlogBurst やSiteLifeなどのサービスを提供しており,メディア企業のソーシャルメディア化を支援している。 今年2月のエントリーで紹介したように,BlogBurstは選別したブログコンテンツを伝統的なメディアサイトに仲介するサービスである。現在は約2800ブログのエントリーを,契約したメディア企業に配信している。配信先メディアサイトは,Washington Post,USA Today, Gannett,SF Gate,San Jose Mercury-Newsなどである。 これにReutersも加わる。だがReters自身は,テキストニュース,写真,動画ニュースなどを世界中のメディア会社に配信している通信社である。

  • メディア・パブ: 盛り上がってきたビデオブログ,Vloggies賞の秀逸Vlogを視聴してみては

    ブログからブログ出版社(ブログネットワーク)が根付いてきたように,ビデオブログ(Vlog)から小回りのきく小規模なビデオブログ局が育ってくるのでは・・・。かねてから,そのビデオブログ局時代の到来を期待していた。 Vlogの成功事例として,既にRocketboomが出現していた。ネット業界では有名なVlog局である。日語版も立ち上がっていたので,時々,見ていた。でも看板司会進行役のAmanda Congdon が降板して以来,ビデオブログの世界から遠のいていたのだが。最近,ビデオブログが盛り上がっているとの話を聞いていたので,気にはしていた。 ちょうど,そのビデオブログの関係者が集まる催しが先日開かれた。お祭り的な集会であるが,そこでVloggies 賞なるものを選出していた。その中で最も注目され,多くの賞を勝ち取り大賞となったのが“Alive In Baghdad”である。まずコンテンツ

    spacejunkyard
    spacejunkyard 2006/11/16
    報道の新形態。
  • メディア・パブ: ロングテールのブログ vs ショートヘッドの主流メディア

    ロングテールグラフで見れば,大手メディアがヘッド部分を,ブログがテール部分を占める。想定できる分布である。 ブログ検索エンジン企業のTechnoratiのデータでも,定量的にそのような結果を示していた。Technoratiの公式ブログの中で,Dave Sifryが次のようなグラフを提供してくれている。(クリックで拡大表示できるが,文字が読みづらい)。 これはメインストリーム・メディア(MM:大手メディアのことで,伝統的な新聞やテレビなど)サイトとブログを対象に,インバウンドリンクを張っている外部ブログ数を比較したグラフである。上位サイトほど,多くのブログで引用されていることになる。つまり影響力のあるMMやブログと言える。 ここでは,1~50位と51~100位を示しているが,お馴染みのロングテール・グラフとなっている。MMが青棒で,ブログが赤帽になっている。上位は,圧倒的にMM(青)が占めて

    spacejunkyard
    spacejunkyard 2006/11/16
    新聞記者全員がブログをやったら、MMの存在価値は高まるだろうか。
  • メディア・パブ: Widgetによるコンテンツ流通が本格化

    パーソナライズドページ,ブログ,SNSなど,これから至る所に"widgets"が氾濫しそうだ。ケータイ向けも進められている。 "widgets"は, "gadgets" , "modules"とも呼ばれるアクセサリーアプリケーション。コンテンツプロバイダーにとっても,近い将来,Widgetによるコンテンツ配信が欠かせなくなりそう。これからのコンテンツ流通には,RSSフィードと共にwidgetが大きな役割を果たことになろう。 このwidget市場には,Google, YahooMicrosoft, AOLなどのポータル系を始め,Fox,Adobe ,FeedBurner, Six Apart, WordpressWidgetbox, Clearspring ,Snipperooなど多くの企業が乗り出している。widgetブーム到来を先取りした会議 Widgets Live!も先週,開か

  • メディア・パブ: 経済誌BusinessWeek,オンライン版の比重を高める

    米国の新聞や雑誌は,オンライン版を年々強化している。紙媒体の読者数や広告売上が伸び悩んでいるからだ。有力経済誌のBusinessWeekも例外ではない。今や,WebサイトBusinessWeek.com)に頼らざるえない状況に入り込んだとも言える。 FT.comがBusinessWeek編集長を取材し,BusinessWeek.comの現況を伝えていたので,その一部を紹介する。 BusinessWeek誌が苦戦しているのに対し,BusinessWeek.comの方は好調だ。8月の月間ユニークユーザ数は710万人で,ページビューは5000万と頑張っている。BusinessWeek誌の雑誌売上高が前年とほぼ同じで足踏みしているのに対し,BusinessWeek.comのオンライン広告売上は前年比61%増と急成長している。その結果,総広告売上に占めるオンライン広告売上の割合は13%に高まっている

  • メディア・パブ: 米国の若者向け雑誌,相次ぎMySpaceに頼り始めた

    MySpaceなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に若者達は夢中だ。そのあおりを受けたのか,若者の間で雑誌離れが進んでいる。Independentが伝えるように,休刊する10代向けの女性誌も現れてきた。休刊しなくても,発行部数が激減している若者向け雑誌が増えている。 若者相手の商売をするには,これからはSNSを無視できない。そこで雑誌の方からSNSに歩み寄り,共存を図る動きが盛んになってきた。特に最大手のMySpaceと提携する雑誌が相次いでいる。MySpace内に,提携雑誌専用のコミュニティーページを設ける動きだ。すでに,以下の38誌がMySpaceと組んで,コミュニティーサービスを始めている。 MySpaceと提携しているMPA(Magazine Publishers of America)会員雑誌 ATV Rider Blender Bust Magazine Ca

  • メディア・パブ: ニューヨークタイムズ,新聞広告の落ち込みをネット広告では補えず

    好転の兆しが見えない米新聞業界。米新聞の代表選手でもあるNew York Times Co.も苦戦を強いられている。相変わらず,新聞紙広告が下降線を辿っているからだ。 第3四半期(7月-9月)決算によると,NYT社の売上高は7億3960万ドルと前年同期比2.4%減となった。アナリストの予測に比べても大幅に下回る結果である。特に広告売上高が同4.2%減と足を引っ張った。純利益は,人員削減のリストラ費用を計上したことも重なり,前年同期比39.2%減の1400万ドルに落ち込んだ。 表1. New York Times Co.の2006年3Q決算 表2. About.comの2006年3Q決算 プリント(新聞)事業は広告の伸び悩みで不振が続いているが,オンライン事業は売上,利益とも急成長しており,これからの牽引役の役割を果たす。こうした会社側のコメントは,このところの決まり文句になっている。 確か

  • メディア・パブ: 人気急上昇の“Second Life”がマーケッティングの場に,中高年住人も参加

    バーチャルリアリティーの“Second Life”の人気が急上昇している。1週間前に登録者数が100万人を突破したばかりだったが,今日は115万人に達している。1週間で15万人の住人が加わったことになる。 このSecond Lifeを,若年層の人たちが3次元CGの世界でゲームを楽しむだけの場と見ていたのだが。でも今や,企業のマーケッティングの場としても注目され始めている。Reutersがニュース支局をSecond Life内に新設したことが話題になった。このReuters以外にも,すでにAdidas, Reebok, Toyota, Nissan, IBM ,Starwood Hotelsのようなリアル世界の大企業が,バーチャル世界のSecond Lifeでもマーケッティングやブランド構築のために活動している。たとえば,Adidasがバーチャルシューズをトヨタがバーチャル乗用車を登場させて