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ブックマーク / zen.seesaa.net (86)

  • メディア・パブ: ソーシャル化とモバイル化でも、「日本の特異性」が一段と進む

    ソーシャル化とモバイル化が加速し、インターネットの世界がこの数年の間にすっかり様変わりしてきた。先進国だけではなく新興国も含めてである。世界中のインターネットユーザーが今や、モバイル端末(主にスマホ)からSNSを介してネットに接するのが当たり前になってきたのだ。 かつてソーシャルやケータイのサービスで先行していた日が、「ソーシャル+モバイル」時代においてもトップランナーとして突っ走ているに違いない。と思っていたのだが、どうも日はいつもの特異性を発揮して、少し他国とは違った道を歩んできているようである。 インターネットユーザーのうち、SNSを利用している割合を国別に見てみよう。英調査会社GlobalWebIndex(GWI)によると、グローバルのオンラインユーザー(16~64歳)の93%は、少なくとも一つのSNSアカウントを有しているとレポートした。注目すべきは、図1で示す国別(34カ国

    メディア・パブ: ソーシャル化とモバイル化でも、「日本の特異性」が一段と進む
  • メディア・パブ: 「動画メディア」に急傾斜するニュースパブリッシャー、だが若者は動画よりもテキストニュースを欲している・・

    動画メディア・ブームが真っ盛りだ。フェイスブックのニュースフィードに現れるコンテンツを見ていても、動画さらにはライブ動画の割合がどんどん増えているのが実感できる。 米国の伝統新聞や新興のニュースメディアも、動画ニュース記事の割合を競って増やしている。最近ではライブ動画をフェイスブックなどに投稿するのが日常化してきた。さらに、360度動画、VR、ドローン撮影など最新テクノロジーを駆使した動画ニュースも頻繁に配信されるようになっている。確かにテキスト記事に比べ、動画ニュースのビュー数が一般に大きく上回っている。オンラインでも、ニュースを読む時代から視る時代にシフトすると見込んだのか、米国のニュースパブリッシャーはこぞって、動画ニュースを充実させるために多くの人と金を投入しているのだ。 ところが、この動画ニュース・フィーバーに少し水を差すような調査結果を、Pew Research Centerが

    メディア・パブ: 「動画メディア」に急傾斜するニュースパブリッシャー、だが若者は動画よりもテキストニュースを欲している・・
  • メディア・パブ: 「分散型メディア」への大幅シフトでトラフィックが急増、 月間ユーザー数が3600万人を超えたテック系ニュースサイト

    図1 The Vergeのコンテンツ。左は自社のWebサイト(theverge.com)上のコンテンツ。右はFacebook上のコンテンツ。Facebookページとして、中核のThe Vergeに加えて、今年4月にガジェットブログのCircuit Breakerを立ち上げ、動画を中心にしたコンテンツを投稿。 ニュースメディアを取り巻く環境が激変している。急速に進むモバイル化とソーシャル化を背景に、分散型メディアが定着してきた。特に際立つのは、分散配信される動画ニュースが爆発的な勢いで増えていることだ。また分散型を支える新しい仕掛けのインスタント記事とAMPも軌道に乗り始めている。 分散型メディアで成果を上げているニュースブランドとしては、自前のWebサイトを持たないで外部プラットフォームだけに動画ニュースを配信する「NowThis」とか、ソーシャルプラットフォームとともに成長してきたバイラ

    メディア・パブ: 「分散型メディア」への大幅シフトでトラフィックが急増、 月間ユーザー数が3600万人を超えたテック系ニュースサイト
  • メディア・パブ: ニュースアグリゲーターTopix.net,全米各地のフォーラム活動マップを掲載

    Topix.netは,36万種のトピック対応にニュースページを提供するニュースアグリゲーター。売り物の一つに,全米の市町対応に個別にカスタマイズしたニュースページがある。これらはローカル新聞のオンライン版であるが,最近はフォーラムを設けたりして,読者参加型メニューを強化している。 そのTopix.netのトップページにアクセスしてみると,右サイドに全米地図が掲載されている。全米各地のフォーラム活動を鳥瞰できる地図である。どの地域のフォーラムが活発であるかが,直観できるようになっている。 記事への導線として,地図やTag Cloudのようなビジュアルな仕掛け図を用意するのが流行ってきている。 ◇参考 ・新聞社傘下のニュースアグリゲーターTopix.net,CGMコンテンツを拡充

  • メディア・パブ: Topix.netの検索エンジン,過去1年分のアーカイブが検索対象に

    ニュースアグリゲーターのTopix.netは,過去1年分のニュースアーカイブを対象とした検索サービスを始めた。つまり,過去1年間のニュース記事とかブログを,ニュースアグリゲーター・サイトでまとめて検索できることになる。 同じニュースアグリゲーターのGoogle NewsやYahoo Newsでは,過去数週間のニュース記事しか検索できないという。 このため,これまでちょっと古いニュース記事を閲覧する時には,Lexis-Nexis や Factiva のような有料の商用データベースを利用するか,メディアのニュースサイトのアーカイブを個別に検索しなければならなかった。また最近では,Googleのような汎用Web検索でも,特定のニュースサイトだけのようだが,古い記事を検索できるようになってきている。 今回の検索サービスでは,新たに"interactive click-o-gram," が加わった点

  • メディア・パブ: 新聞社傘下のニュースアグリゲータ“Topix”,完全なソーシャルメディアに変身

    Topic.netは,これからのニュースサイトのあるべき姿を占うのに格好のサイトである。と言うことで,このブログでもしつこく追い続けてきた。そして同サイトが今週月曜に,ドメイン名をTopix.netからTopix.comに変えるに合わせて,再び大刷新を敢行した。 今回の刷新の目玉は市民ジャーナリストを取り込むことである。同サイトは一昨年からWeb2.0化を進めてきたが,ここに来て完全なソーシャルメディアに変身したともいえそうだ。 Topixもスタート当初は,他のニュースアグリゲーターと同様,メインストリームのニュースサイトからのニュースだけを収集していた。特徴と言えば,名が示すとおり,掻き集めたニュースを,トピック別に細かくカテゴリー分けすることであった。だが,これだけでは,Google Newsなどとの戦いで勝負にならない。 そこで,いち早く,Web2.0化に踏み出したのだ。これまで,仕

  • メディア・パブ: 米新聞社,今年は一段と厳しくなりそう

    米新聞社の今年は極めて厳しい年になりそうだ。 プリント(新聞紙)事業が減速に転じ始めた新聞社にとって,オンライン事業に大きく頼らざる得ない状況に追い込まれている。だが,オンライン売上比率がまだまだ小さい段階なので,オンライン売上高を少なくとも年率20%~30%増に持っていかないと,再浮上どころか沈没しかねない。 幸い,この3年間近く,オンライン売上成長率30%を達成できた新聞社が多かった。何とか危機を切り抜けて来れた。ところが,今年に入って雲行きが怪しくなってきたのだ。2007年第1四半期の新聞社サイトの訪問者数は,NAA(Newspaper Association of America)の発表によると,前年同期に比べ5.3%と増えているのだが・・。 Tribuneのオンライン売上高は,昨年第1四半期に前年同期比30%増以上の成長率を誇っていたのだが,今年の同期には17%増に留まっている。

  • メディア・パブ: トラフィックが大爆発した“Twitter”

    この記事へのトラックバック SL + Twitter = TwitterBox Excerpt: 最近、とみにTwitterという文字を目にするのだが、それも当然のようだ。 メデ... Weblog: セカンドライフウォッチ 【SecondLifeWatch】 Tracked: 2007-03-12 13:46 twitterとは何者か Excerpt:  メディア・パブさんで立て続けに何度か記事になっているのを見て知ったのだが、今USのブログ界隈ではtwitterがアツいらしい。 では一体twitterとは何者なのか。サイトのトップページにでかで.. Weblog: 音のない声 Tracked: 2007-03-23 14:07 Odeo→Twitter Excerpt: TechCrunch Japanese アーカイブ Odeoのファウンダー、投... Weblog: suadd b

  • メディア・パブ: 巨人MySpaceに挑むFacebook,大逆転のために打つ手とは?

    米SNS市場ではMySpaceが独走している。SNS上での広告売上高も,米eMarketerの予測によると,今年の8億6500万ドルのうち5億2500万ドルをMySpaceが占めると見ている。 このMySpaceの独走に待ったをかけようと,2番手のFacebookが大きな手を打つのではとの話が,WIREDなどで報じられている。その手とは,ユーザーのプロフィールページに外部のオーディオ,ビデオなどのコンテンツを自由に組み込めるようにする開放策である。つまり,外部のWidget(ウィジェット)をプロフィールページに貼り付けることを認めるのではとの憶測である。 Facebookはもともと学生などに限定したSNSで,ハデハデしさはないが学生向けに特化し安心して使えるため大学生や高校生に人気が高い。プロフィールページへの外部Widgetの組み込みを認めないため,非常にスッキリした作りになっている。そ

  • メディア・パブ: Technoratiから見たブログの世界(1),Twitter騒動の実態は

    最近,ブログ検索エンジンTechnoratiを利用することが増えてきた。特にこのブログを書き始めて以来,ネタ探しやファクト情報の収集にはブログ検索サービスが欠かせない。最新のオンラインメディアやネット事情を調べる際,新聞などのマスメディアよりもブログなどのソーシャルメディアに接したほうが効率が良いからである。マスメディアの重要な記事もソーシャルメディア経由で知りえるので,なおさらだ。 このように,米国のホットなニュースやトレンドを調べる時には,GoogleYahooのWeb検索とかニュース検索よりも,Technoratiなどのブログ検索に頼る機会が増えている。そのTechnoratiサービスについて,テクノラティジャパン・マーケティングマネージャーの山崎豊美氏から,基礎的なイロハを授かった。その教えを参考にしながら,同サービスを使って幾つかの機能を見直してみた。 Twitterをネタにし

  • メディア・パブ: 中毒ユーザー続出の“Twitter”,WSJまでも騒ぎに加わる

    米ブログ界隈での“Twitter”フィーバーは,さらに過熱化しているようだ。 先ほど,英語Technoratiのページを見ると,上のように人気検索キーワードのトップに躍り出ていた。Robert Scoble やJason Calacanis などのカリスマブロガーがTwitterの会員になり,Twitterの魅力を熱く語り出したこともあって,今,Twitter中毒者が続出している。またWall Street Journalの記事にも登場し,一般ネットユーザーにも騒ぎが広まろうとしている。 Twitterは,リアルタイムのソーシャルネットワークである。パソコンやケータイを介して,リアルタイムで知り合いと繋がる。SNS的な機能も備わっている。「何しているの?」との問いからはじめて,気軽なやりとりに使うようだが。一回当たりのメッセージ量は半角で140文字以内となっている。会員のメッセージは,R

  • メディア・パブ: シリコンバレーで最もホットなスタートアップ企業はどこ?

    シリコンバレーで最もホットなスタートアップ企業はどこか。シリコンバレー情報ブログの“Valleywag”が,次のような投票結果を紹介している。 人材斡旋のSNS“ LinkedIn”とベンチャーブログ“Venture Beat”がそれぞれが, “What are the three hottest companies companies in Silicon Valley currently?” “What’s the hottest company in Silicon Valley?”(what’s the next hottest company?) と読者に問いかけた。それに対する答えのコメントの中で出てきた企業名を計数しグラフ化したものである(Valleywagのスタッフが手を加えているようだが)。 シリコンバレーの連中にとって,今,最も元気の良いベンチャー企業といったところか。

  • メディア・パブ: 新聞は斜陽産業じゃない

    新聞は,購読者も減り広告も減り,斜陽産業の代表選手と思っていたのだが・・・・。 WAN(the World Association of Newspapers)の発表によると,新聞が初めて1万タイトルを突破し,世界的には今や新聞ブームという(Press Gazette より)。 世界の新聞発行部数は最近5年間で約10%も増えている。この1年間では2.36%も増えた。欧州は最近5年間で2.12%増とやや停滞していたが,この1年間では4.18%と急増したとのことだ。 WAN CEO のTimothy Balding は「この数字から明らかなように,新聞産業は健全で力強く,増え続ける競合メディアに対しうまく対応できている。実情を知らずして新聞の死を予測する風潮はおかしい」と息巻く。日刊の無料新聞紙の台頭も無視できない。無料紙の発行部数は,2001年の1200万部から2005年の2900万部へと,

  • メディア・パブ: Wikipediaが資金不足で3〜4ヶ月以内に閉鎖かも?

    Web2.0の代名詞的存在になっているオンライン百科事典“Wikipedia”が運用資金不足で3~4ヶ月以内に閉鎖してしまう・・・(mathewingram.com/workより)。 the Wikimedia FoundationのFlorence Devouard会長が,先ほどジュネーブで開かれたLift カンファレンスで,Wikipediaの財政危機をそのように訴えた。寄付金に頼って運営しているので,「皆さん,もっと寄付して下さい」と訴えたのだ 。 Wikipediaは現在350台のサーバーで運用しているが,運用コストが500万ドル程度要するが,現在は寄付金(Wikimedia Fundraising C.O.R.E. )が100万ドルちょっとしか集まっていない。でも当に店終いに追い込まれれば, Steve Jobs あたりの億万長者がポンと寄付しそうだが・・。 ◇参考 ・Is W

  • メディア・パブ: ブログネットワークのFM,マスメディアに匹敵する勢力に

    ブログネットワークのFederated Media(FM)Publishing が勢いづいている。 米国の有力なブログやニュースアグリゲーターが,現段階で100サイト近くも加入している。加入サイトの総ページビューは月間3億PVにも達し,月間の売上も100万ドルを超えたという。もう,ちょっとしたマスメディア並の業績である。それどころか,加入サイトの顔ぶれを見ても分かるように,ネット関連産業への影響力の点では,マスメディアを凌ぐ勢力に育ってきている。 加入しているブログやニュースアグリゲーターはこちらで参照できる。BoingBoing,Techdirt,MetaFilter,GigaOM といった有力ブログを先頭に,最近ではTechCrunch とRead/WriteWeb のようなWeb2.0ブログの両エースも加わった。またニュースアグリゲーターとしては,Diggに加えてTailrankも仲

  • メディア・パブ: Google支配が続く:2007年予測(1)

    あけましておめでとうございます。 このブログは個人的な備忘録のつもりだったのですが,最近は何人かの知り合いも閲覧してくれるようになりました。さらに今年から,右サイドに広告が掲載されているように,ブログネットワーク「アジャイルメディア・ネットワーク」にも加わることになります。今までのように好き勝手なことを書き留めるパーソナルメモから,他人が読むことを前提にしたパブリックメディアに変身していかなくてはならないのかもしれません。と言うことで,この場を借りまして,「今年もよろしくお願いします」と新年の挨拶をさせてもらいます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さて何から手を付けるべきか。老人ボケに正月ボケが加わり,エンジンがかからない。年末年始はネットを遮断したオフライン状態で,テレビとか新聞とかの旧来メディアにどっぷり浸かっていた。「ALWAYS 三丁目の夕日」世代の者にとって,受動

  • メディア・パブ: 現存する世界最古の新聞,“紙”を放棄しオンラインにシフト

    現存する世界最古の新聞社が紙を放棄した。正月早々,嫌なニュースだが,事実だから仕方がない。 現在,世界で最も古い新聞は,the World Association of Newspapersによると,スウェーデンのPost och Inrikesである。1645年の創刊だから,362年の歴史を誇る。 その新聞が「新聞紙」を放棄し,デジタルのオンライン版Post och Inrikes Tidningar だけで生き残りを賭けることになった(TreeHuggerより)。 (ソース:WAN - Oldest newspapers still in circulation) スウェーデンは無料新聞紙(フリーニュースペーパー)の最も盛んな国でもある。これからの新聞の辿る道を先取りしているのかも。 ◇参考 ・Oldest Newspaper In The World To Stop Killing

  • メディア・パブ: 米デジタルメディア産業の動向を解説したレポート(92ページ),Oppenheimerが無料公開

    Oppenheimer & Co.,が 米デジタルメディアの動向を解説したレポート“The Digital Consumer: Examining Trends in Digital Media”を発行した。92ページのレポートで,pdfファイルの全文を無料でダウンロードできる。TV(動画),ラジオ,音楽ゲームの各産業の動きが把握できる。 米国のデジタルメディアについて,コンテンツから伝送メディアまでに渡って,2006年の動きや将来動向を解説している。データやグラフが豊富である。データそのものは公開されたものが大半だが,これだけ整理してまとまめてくれると役に立つ。 目次は次の通り。 ・Introduction:The Digital Consumer:Unplugged ・Recap:What Happened in 2006 ・Top 10 Ideas in 2007 ・Subscri

  • メディア・パブ: NYTとWashington Post,新しいRSS関連サービスを近く実施

    米国の有力新聞であるNew York Timesと Washington Post がそれぞれ,今年前半にも,新しいRSSフィード配信サービスを始めるという。ReutersやComputer.netが報じているニュースであるが,詳細はもう一つ分からない。 米国の大手新聞社系ニュースサイトでは,2004年ころから盛んにRSSフィード配信を始めていた。ユーザーの要望に応えて,細分化されたカテゴリー別にRSSフィードを用意していたのが特徴的である。NYTimes.comのRSSフィード一覧やwashingtonpost.com のRSSフィード一覧を見れば,納得できる。ただ,RSSがあまりにも技術っぽい話であるため,日常的にRSSリーダーを使いこなして情報収集する人は限られていた。 だが,最近は,パーソナライズド・ページ・サービスのように,知らないままにRSSフィードを利用している場合が増えてき

  • メディア・パブ: 英BBC,TV番組連動のSNSを開発中

    英BBCがTV番組連動のSNSを開発中である。BBC TVの自動車番組TopGearや料理番組GoodFoodなどの視聴者向けに,コミュニティーサービスを提供していく。 ◇参考 ・BBC to develop social networking Web sites( Reuters.com)