北総鉄道(鎌ケ谷市)が17日発表した2013年3月期決算は乗客の伸びなどにより売上高に当たる営業収益が前期比3・2%増の159億2200万円、純利益が22・7%増の26億6800万円だった。純資産約17億円を計上し、1979年の開業後から続いた債務超過が初めて解消された。ただ、累積赤字は231億円と依然巨額で、沿線住民から強い要望が出ている高額な運賃の値下げについて「まだ検討段階にない」と同社は話す。 年間乗客数は前期比3・1%増の3550万6千人。アクセス特急の増発や昨年5月開業の東京… [記事全文]