ビル・ゲイツ氏の財団が発表した年次報告書「ゴールキーパーズ・レポート」第4刊について、ナショナル ジオグラフィック英語版編集長のスーザン・ゴールドバーグがビル・ゲイツ氏に話を聞いた。(NG MEDIA) ビル&メリンダ・ゲイツ財団は2020年の年次報告書「ゴールキーパーズ・レポート」を公開し、新型コロナウイルス感染症の世界的流行(パンデミック)があらゆる指標において人類の健康と福祉に悪影響を与えていると分析した。 【動画】ナショナル ジオグラフィック編集長によるビル・ゲイツ氏インタビュー このレポートは、極度の貧困、飢餓、ジェンダーの不平等を根絶するために国連が設定した持続可能な開発目標(SDGs)の達成状況を評価するもので、4刊目となる今回は、新型コロナの影響で、その目標のほぼ全てにおいて長年の進歩が後退したと指摘。パンデミックの終息には世界的な協力が必要であると訴えた。 ビル・ゲイツ氏
4月6日に、厚生労働省が「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会報告書」を公表した。これは非常に重要な提言だ。日本の医療がこれからも私たちの健康を守ることができるか、それともシステムごと疲弊して機能しなくなるか。その分岐点となる提案だと、個人的には思っている。 なぜ、医療従事者の働き方を変えるのか。ひとことで言えば、真のプロフェッショナルになるためだ。それは、制度や組織に頼って、物言わぬ存在として在り続けることではない。矜持と自律を備えた職業人として、緊張感を持って、精一杯自らの力量を発揮し、患者や家族、そして人々に尽くすことだと考える。私自身、昔からこうした問題意識を強く持っていた。国の発表はどうしても堅く難しくなってしまうので、こちらでは本プロジェクトの座長を務めた私自身の経験をベースに書いてみたいと思う。
Malaria will kill about 438,000 people this year, most of them in sub-Saharan Africa. That large number is tragic, but it still represents an improvement over earlier decades. The death rate of the mosquito-borne disease has fallen by 60 percent since 2000 and the rate of infection is down 37 percent, according to a recent report by the World Health Organization and Unicef. This progress shows wha
グローバルヘルスを国家成長・国家安全保障戦略の中心に 保健医療は、各国の歴史や社会経済状態、法制度に密接に関わる極めてローカルなものである。しかし、あらゆるセクターがグローバル化する中で、保健医療もそれと無関係ではいられなくなっている。つまり、パンデミック・インフルエンザ等の病気だけではなく、医師も患者も国境を超えて移動する時代になった。 保健医療のグローバル化は世界の潮流だ。 Koplanら[*1]によると、「グローバルヘルス」とは、医療に国境がなくなったグローバル化の一つの形態で、従来のように先進国が発展途上国を援助するのではなく、両者に共通する地球規模の保健医療の課題を、さまざまなセクターが一緒に解決していく分野だ。 それは、極めて学際的で、イノベーションを重視し、社会医学に限らず、基礎研究、臨床医学、そして、薬や機器の供給も含まれる。パンデミックなどの感染症、生活習慣病の蔓延、高齢
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