京都府議会は26日、旧日本軍の慰安婦とされた女性に謝罪や補償をするよう国に求める意見書案を賛成多数で可決した。市民団体によると、同様の趣旨の意見書が可決されるのは都道府県議会では初めてという。 府議会会派の公明が「『慰安婦』問題の早期解決を求める意見書」を提案し、民主と共産が賛成、自民は反対した。意見書は、「被害女性の声を聞き、調査分析を進め、理解ある補償を行い、名誉と尊厳を回復することは日本政府の残された責務」と指摘。これらを「誠実に急ぎ行うこと」や、「歴史の事実と教訓の継承に取り組むこと」を求めている。 従軍慰安婦問題に取り組む市民団体「日本軍『慰安婦』問題・関西ネットワーク」によると、2008年3月から昨年9月までに全国39の市町村議会が同趣旨の意見書などを可決。京都府内では6市議会が可決している。同府議会の各会派には市民団体が10年から働きかけていた。
中日新聞メディカルサイト「つなごう医療」は 2018年3月末をもって終了いたしました。 長らくご愛顧いただき、 ありがとうございました。 今後、中日新聞の医療関係記事は 中日Webの「医療」コーナー(http://www.chunichi.co.jp/article/feature/iryou/) でご覧ください。 中日新聞社
子宮頸(けい)がん予防ワクチンを接種した後、歩行困難などの重い副反応が出る例が相次ぎ、被害を訴える母親らが25日「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」を発足させた。子宮頸がんワクチンの予防接種は、関連法の成立を経て国の定期接種に組み込まれる見通しとなっており、連絡会は国に対し、副反応症状の実態の公表や、被害者の救済制度の充実などを訴えていく考えだ。 2年前にワクチンの一種「サーバリックス」を接種した東京都杉並区の女子中学生(14)は、接種後に歩行困難など重い副反応で登校できなくなり、無料接種を行った区は、医療費などを保障する方針を決めた。また、この日の発足会に参加した被害者5人のうち、東京都内の男性(41)の娘も、高校1年生だった11年10月と12月に2度接種した後、全身に痛みが広がり、歩行困難な状態が続いているという。 同会の池田利恵事務局長(東京都日野市議)は記者会見で「子宮頸がん
子宮頸(けい)がんの予防ワクチンを接種した後に、重い副反応が出たとして、被害者の母親や支援者ら約50人が25日、「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」を設立した。厚生労働省に対して、副反応の報告例を詳しく調査し、情報を公開するよう求める。 会長には、松藤美香さん(46)=杉並区=が就任した。松藤さんの長女は同ワクチンを接種後、重い副反応に苦しんでいる。2011年当時、中学1年生だった長女は2回目のワクチンを接種した後、全身に痛みが起こり、歩けなくなった。2回の入院を経て、今は自宅療養をしているという。
記者の取材に応じる橋下徹大阪市長=25日午前10時54分、大阪市北区、水野義則撮影記者会見する大阪市労連の上谷高正・執行委員長(中央)ら=25日午前11時14分、大阪市北区、飯塚晋一撮影 【川田惇史】大阪市が昨年2月、全職員に実施した政治活動や組合運動への関与を問う記名式アンケートについて、大阪府労働委員会は25日、使用者による不当労働行為(組合活動への支配・介入)を禁じた労働組合法に違反すると認定した。府労委は市に対し、申立人の大阪市労働組合連合会(市労連)など4労組に再発防止を誓約する文書を手渡すよう命じた。 橋下徹市長は25日、報道陣に「府労委の判断に異議はない。今回の不当介入は申し訳なく、労組側に謝罪したい」と述べた。 アンケートは橋下市長の意向で、市特別顧問だった野村修也弁護士らの調査チームが職員約3万4千人を対象に実施。氏名や職員番号、所属を明記させ、職員労働組合への加入
【広川始】生活保護や児童扶養手当を受ける人たちがパチンコやギャンブルに浪費しているのを見つけた市民に通報を義務づける兵庫県小野市の市福祉給付制度適正化条例案が、25日の常任委員会で全会一致で原案通り可決された。27日の本会議で成立する見込みで、4月から施行となる。蓬莱務(ほうらいつとむ)市長(66)肝いりの条例案に1700件超の意見が寄せられたが、6割は賛成の内容だ。 「生活保護に対する無関心を改め、意識改革を図りたい」。蓬莱市長は11日の本会議でこう述べた。浪費だけでなく、保護が必要な人の通報も求めていることから「(生活困窮者の)監視ではなく、見守りの強化が目的。受給者の増加はあり得る」と主張する。 条例案をめぐっては市議会で(1)保護費の使い道の規制に踏み込むことは妥当か(2)通報によって受給者のプライバシーを侵害する恐れはないか、が主な論点。市側は(1)には「現行法が不明瞭なまま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く