農林水産省は日本食の魅力を世界にアピールし農産物の輸出拡大につなげるため日本食が健康に良いことを科学的に調査・分析する事業に乗り出す方針を固め、来年度予算案の概算要求に盛り込むことになりました。 政府は、成長戦略の1つとして、2020年までに日本の農産物や食品の輸出額を去年の2倍を超える1兆円に拡大して農業の活性化を図ることにしています。 その一環として、農林水産省は、日本食が肥満になりにくいなど、健康に良いことを科学的に調査・分析する事業に乗り出す方針を固めました。 具体的には、複数の人たちに、日本食中心の生活を送ってもらう実験を行い、日本食がカロリーを消費しやすく肥満になりにくいことなどを、証明することにしています。 また、大学や医療機関などと共同で、日本食をよく食べているお年寄りの血液などを採取して、どのような食材が健康に良い影響を及ぼすのか医学的に分析する計画です。 農林水産省は、