都議会共産党は14日、豊洲市場の青果棟で現地調査を行い、同日、都内で会見を開いた。その中で、地下空間にたまった水の採取に初めて成功したこと、その水にリトマス試験紙を浸すと青く変色し、pH12~14の強アルカリ性を示したことを明らかにした。 7日に視察した際、訪問できなかった青果棟を訪れた曽根肇都議は「前回、断られましたが、水をくむことに成功しました。(都の職員は)しぶっていましたが、止められなかったので、2リットル水を持ってきました」と語った。その上で「水は上澄みは割と透明でしたが、リトマス試験紙をつけたら、すぐに青く変色した。pHは12~14とアルカリ度が強い」と説明した。 建物の中はコンクリートで、そのコンクリート自体がアルカリ性だが、曽根都議は「豊洲の土壌は、かなり前から水たまり(のpH)を計ったが、その時も強アルカリだった。土壌汚染の影響はあるのではないか」と強調。 水は民間の検査