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ブックマーク / takeda25.hatenablog.jp (8)

  • 志村けんのパラドックス - アスペ日記

    みんな冷静に計算してほしいけど、東京都の新コロナ感染者数は現在171人。東京から無作為に200人をピックアップしたときに、その中に超有名人の志村けん氏が入ってる確率ってどのくらいだと思う? 現在の感染拡大ペースは我々の想像をはるかに超えてるよ。桁違いの感染者数になってるよ。— 森岡正博 (@Sukuitohananika) 2020年3月25日 このツイートと、 森岡正博 on Twitter: "みんな冷静に計算してほしいけど、東京都の新コロナ感染者数は現在171人。東京から無作為に200人をピックアップしたときに、その中に超有名人の志村けん氏が入ってる確率ってどのくらいだと思う? 現在の感染拡大ペースは我々の想像をはるかに超えてるよ。桁違いの感染者数になってるよ。" ブコメがひどい。水曜日のダウンタウンとやらによれば志村けんは日の知名度ランキング15位。そんな人が感染してるなら、実際

    志村けんのパラドックス - アスペ日記
    sqrt
    sqrt 2020/03/28
    1.前提が正しい事、2.推論が正しい事、3.結論が正しい事は全て別で、論理学を齧った人にとって「論理的」とは2の事を指すのだけど、一般人は1と3を「論理的」と捉える事が多く、それが原因の意思疎通の失敗は良く見る。
  • 腐った翻訳に対する態度について - アスペ日記

    今回、SICPの翻訳改訂版を公開するにあたって、minghai氏の非公式日語版(以下、minghai氏版)については「惨憺たる翻訳」「そびえ立つクソの山」などと書きました。これらの言葉は、もちろん心からのものです。しかし、それを表に出すかどうかについては、冷静に考えた結果として意図的に選択したことも確かです。ここでは、その背景について書こうと思います。 約一年前、私が善意のひどい訳についてという記事を書いたとき、しぶかわよしき様から以下のコメントをいただきました。 趣味お金にならない翻訳だとだいたい最初の下訳で出しちゃいますね。だからといってそれが悪いことだとは思いません。英語を読まない人は言うまでもなく、英語を読める人でも「下訳」があれば原文を読む時にの速度は上がりますからね。クオリティに対して個人でできることといえば、指摘などで黙々と時間コストを代わりに負担するか、takeda2

    腐った翻訳に対する態度について - アスペ日記
    sqrt
    sqrt 2015/10/31
    普段は手斧が飛び交うはてなで言葉遣いへの指摘が殺到するの趣深い。影響力的にプログラムでいえば単にバグではなく脆弱性級という主張にみえる。脆弱性が1年放置されてたら声を大に周知するの普通では。
  • 「許す」と「赦す」の件(みんな間違っている) - アスペ日記

    「シャルリー・エブド」誌の翻訳の問題がホットなようです。 銃撃の政治紙「すべては許される」と預言者風刺 「許す」と「赦す」 ―― 「シャルリー・エブド」誌が示す文化翻訳の問題 「許す」と「赦す」は同じ意味ですよ 私から見ると、みんな三者三様に間違っています。 (最初に書いておきますが、ここでは主に日語表記について述べ、シャルリー・エブド誌の表紙という題にはあまり触れません) 関口涼子氏の間違い まず、関口涼子氏の間違いから。 Tout est pardonnéを、「すべては許される」とすることで、この読みの多様性が全て消えてしまう。 もうすでにあちこちで指摘されていますが、「許す」は「赦す」を含んでいます。 現代日語で「許す」と「赦す」が排他的に使い分けられているなんていうことはありません。 で、こういうときには必ず、常用漢字(当用漢字)云々という人が出てきますが、それも誤解です。

    「許す」と「赦す」の件(みんな間違っている) - アスペ日記
    sqrt
    sqrt 2015/01/16
    まさにこれ。関口さんの記事は導入部で誤訳でないものを「誤訳」と断じているのが明らかにおかしかったけど、その後の論旨自体は為になるものだった。
  • 「障害」書き換え説,あるいは戦前の雑さ - アスペ日記

    いつごろから広まったのか知りませんが、“「障害」は来「障碍」と書くのに、戦後になって「障害」と書くようになった”という俗説があります。 結論から書きます。 「障害」は戦前からある書き方です。 今はGoogle ブックスという便利なものがあるので、画像を貼っておきます。 法律年鑑 第十三巻(昭和十二年) 別表ニ掲グル身體障害二以上存スルトキハ重キ身體障害ノ該當スル等級ニ依リ障害扶助料ヲ支給スベシ 百聞は一見にしかず、ですよね。 この話はここでおしまいです。 …なのですが、どうしてこの手の俗説が絶えないのか、少し考えてみます。 この考え方の背景には、「社会は間違っている、自分は正しいことを知っている」という中二病的心理があるように思います。 典型的なのが、コラムニストの小田嶋隆さんに絡んでいる次のツイートのようなものです。 @tako_ashi 障がい者を障害者となぜ書くのかというと 来は

    「障害」書き換え説,あるいは戦前の雑さ - アスペ日記
    sqrt
    sqrt 2014/01/13
    この分野に多少興味があると冒頭のような主張をよく目にするし、もっと興味があるとこの記事のような反証もよく目にする。一方で興味がない人の目にはとことん入らない話題でもある。
  • 「間髪をいれず」が殺された日 - アスペ日記

    最近、マイナビウーマンが「日語を貧しくしようキャンペーン」を展開しているようです。 じつは読み間違ったことのある漢字1位「貼付」 間違っている読み方が定着していると知らずに使っていた日語1位「輸入(ゆにゅう)【正】しゅにゅう」 「正しい日語」ネタはPVが稼げるのでしかたないのでしょうが、日語が金儲けのネタにされるのを見ると悲しくてなりません。 この中で、見逃せないのは次の部分です。 ■番外編:これは明らかな間違いです ・間髪を容れず(かんぱつをいれず)【正】かん、はつをいれず「これだけは知っていた」(26歳男性/学校・教育関連/事務系専門職) ■間髪をいれず(×かんぱつをいれず→○かんはつをいれず) こういうのは、いい大人が見たらあきれてしまうところです。 「何をバカなことを言っているんだ、『かん、はつをいれず』なんて聞いたことないよ」と。 もちろん、中国語や漢文をやっている人であ

    「間髪をいれず」が殺された日 - アスペ日記
    sqrt
    sqrt 2013/12/02
    「重複」について以外は同意。言い回しが死ぬ危惧も良く分かる。漢字の読みではないけど、個人的には少し前の「すべからく」狩りが気になって仕方がなかった。
  • 「〜足りうる」という書き方 - アスペ日記

    ちょっと前に、次のようなタイトルの記事を見てびっくりしたことがある。 セルフパブリッシングはなぜ初音ミク足りえないか? これを見たときは、頭が痛くなる気持ちだった。 電子書籍とはいえ、「書く」ことに携わる人間が、どうやったら「足りえない」なんて書き方ができるんだ? と。 そう思ったが、その時はただ「こんなアホもいるのか」と、個別の人間の問題に帰して流してしまった。 しかし、つい先日、次のようなを目にして言葉を失った。 誤訳も芸のうち―文芸翻訳は一生の仕事足りうるか (柏艪舎文芸シリーズ)posted with amazlet at 13.05.29山光伸 柏艪舎 売り上げランキング: 406,117 Amazon.co.jpで詳細を見る*1 「文芸翻訳は一生の仕事足りうるか」という副題。 これは電子書籍ではなく、紙のだ。 出版されるまでには、何人もの出版関係者の手を経ているはず。 そ

    「〜足りうる」という書き方 - アスペ日記
    sqrt
    sqrt 2013/05/29
    一昔前のかな漢字変換がアホすぎたせいかなぁ。近頃は、かなを多く使う人の方が賢く見える。
  • 身の振り方を考えるついでに、日本語について考えた - アスペ日記

    Google を辞めてから、頭を冷やすためにゆっくり休んで、その間にいろいろ考えた。 辞めた時に勢いで書いた記事には「IME の会社を受けてみたい」と書いたけれど、それでいいのか確信もなかった。 だって、IME の会社というと、某国産 IME *1を作っている*2徳島の会社ってことになるんだけど、はっきり言うと…斜陽の匂いがするっていうか…。 一方で、ネットの日語表記に対する違和感のようなものが、だんだんと自分の中でふくらんでいた。やたらと漢字が増えててムカツク…。 自分で N-gram かな漢字・漢字かな変換のような実験的なものは書いてみたけど、頑張って IME にしたところで ATOK ほどの使い勝手にならないのはわかってるし…。 頭の中で、こうしたゴチャゴチャした思いが渦巻いていた。こういう時に行動を起こしても、いい結果にならない。Google に行ってしまったのは不幸なミスマッチ

    身の振り方を考えるついでに、日本語について考えた - アスペ日記
    sqrt
    sqrt 2012/09/07
    こういう傾向のせいで、近頃は漢字を多用する人ほど頭が悪く見えるという逆転現象も。?Bやtwitterの場合、字数を削るために泣く泣くかなを漢字に置き換えるようなこともあり、心が痛む。
  • 「聞く」と「訊く」の使い分け - アスペ日記

    まず最初に。 「聞く」と「訊く」の使い分けは、「意味によるもの」ではありません。 こう言うと、若い人の中にはえぇっ? と思う人もいるかもしれません。質問するのが「訊く」で、音楽を鑑賞するのが「聴く*1」で、それ以外が「聞く」じゃないの? と。 それが、違うんです。少なくとも、伝統的には違いました。ある程度の年齢で、を少し*2読んでいる人は知っていると思います。 「質問をする」という意味でも、昔から「聞く」が使われているんです。 まず、「坊っちゃん」の冒頭部分を見てみましょう。 なぜそんな無闇(むやみ)をしたと聞く人があるかも知れぬ。 ここでは、「質問する」という意味で「聞く」が使われています。 字を書き換えたんじゃないの? と思う人がいるかもしれません。 しかし、書き換えというのは、「國」と「国」のように、旧字*3を新字に置き換えたりすることはありますが、「訊く」を「聞く」に置き換えると

    「聞く」と「訊く」の使い分け - アスペ日記
    sqrt
    sqrt 2012/09/07
    一時期「訊く」を好んで使っていたのだけど、このことに気付いてから「ask」の意味で「きく」と言うのを避けている。「尋ねる」とか「たずねる」「質問する」と言う方がたいてい良い文になる。
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