プラットフォームとは何か?と訊かれたらもう「ただの言葉じゃ」と答えるしかないような時代になってきた。amazon EC2やGAEがこれからのITシステムやコンピュータサイエンスの在り方を根本から変えてしまうのだろうし、コンピュータに関する研究分野は広すぎて誰にも把握できなくなりつつある。 研究の過程で、アイディアを練って議論して、関係者を説得して予算をもらって実験して、結果をまとめて論文を書いて、査読をしてもらって、査読が通れば学会に言って発表、というサイクルをするなんていう回りくどいことをするよりも、さっさとサービスにして公開してしまえばいい。それを実現するのがクラウドコンピューティングのぷらっとふぉーむというやつである。スピードが命。となると、小さい企業が俄然有利になり、意思決定に時間のかかる大企業の生きる道は…と考えてここでふと停止する。さてエンタープライズユースに進むべき道があると