ある程度予想通りと言うか、ちょいとばかり予想以上に民主党が圧勝しましたね。 さて、今回は480議席のうち、民主党が308議席で自民党が119席です。 このふたつの政党だけでなんと89%を占めます。 公明党は自民と連立していて、お互いに同じ選挙区に候補者を出さないように協力するので、自民党と公明党をセットで考えると、公明党は21議席取っているので、民主党と自・公連立で93%以上になります。 また、小選挙区だけで見ると、自民党64議席に民主党221議席なので、小選挙区の300議席の定員で割ると、このふたつの政党だけでなんと95%を占めることになります。 小選挙区制では、各選挙区でひとりの候補しか選べません。 こうなると実は必然的にふたつの有力政党しかできないことが数学的に証明できてしまいます。 各選挙区で候補をM人選ぶ場合、M+1の政党、もしくは各選挙区でM+1人の有力候補しかできないのです。