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ブックマーク / ray-fuyuki.air-nifty.com (14)

  • 口が巧いからといって、必ずしも不誠実であるわけではない - [間歇日記]世界Aの始末書

    二十日、バラク・オバマ氏が第四十四代アメリカ合衆国大統領に就任した。 ▼Obama's inaugural speech (CNN.com) http://www.cnn.com/2009/POLITICS/01/20/obama.politics/index.html This is the meaning of our liberty and our creed -- why men and women and children of every race and every faith can join in celebration across this magnificent Mall, and why a man whose father less than 60 years ago might not have been served at a local restauran

    口が巧いからといって、必ずしも不誠実であるわけではない - [間歇日記]世界Aの始末書
    sshi
    sshi 2009/01/24
    「いま議事堂にいる連中はおれたち自身の知性を映しているにすぎない」
  • ギリギリHEROだった日 - [間歇日記]世界Aの始末書

    テレビで筑紫哲也の追悼番組をやっていて、最後のほうだけちょろっと観た(井上陽水の「最後のニュース」はよかった)。おれはあんまり筑紫哲也という人に思い入れはない。最後まで“いかにも筑紫哲也が言いそうなことを言う人”がおれにとっての筑紫哲也であり、ふり返ってみれば、“いかにも筑紫哲也が言いそうなことを言う人”とおれに思わせていたそのブレのなさこそが、その言説がしばしばおれに反感を抱かせたとはいえ、稀有なジャーナリスト魂の証左であったのだろう。合掌。 いや、今日の日記はべつに筑紫哲也のことが書きたいのではないのだ。筑紫哲也の最期の日々を観ていて、「おれは死に際になにを思い出すことになるのだろう」と、ふと思ったのである。すると、これはどこかで書いた話だったかもしれないが、おれが紛れもなくヒーローだったあのひとときを思い出した。 中学生のころだったか……。家族で海水浴に行った。おれは家族から離れてひ

    ギリギリHEROだった日 - [間歇日記]世界Aの始末書
    sshi
    sshi 2008/11/12
    「 ちょっと思い出してみませんか? あなたがちっぽけなヒーローだった瞬間」/思いだせない…
  • もう、“未来”じゃない - [間歇日記]世界Aの始末書

    ▼Obama: 'This is your victory' (CNN.com) http://www.cnn.com/2008/POLITICS/11/04/election.president/index.html (CNN) -- Barack Obama told supporters that "change has come to America" as he claimed victory in a historic presidential election. "The road ahead will be long. Our climb will be steep. We may not get there in one year or even one term, but America -- I have never been more hopeful than I

    もう、“未来”じゃない - [間歇日記]世界Aの始末書
    sshi
    sshi 2008/11/07
    24の第一シーズンがまさにそういうシチュエーションの大統領選の話だったような/「ああ、アメリカ人に生まれてよかった」としみじみ思えてくる」わかるなあw
  • 『時速250kmのシャトルが見える トップアスリート16人の身体論』(佐々木正人/光文社新書) - [間歇日記]世界Aの始末書

    いやあ、すごい世界だなあ。おれはスポーツとはほとんど縁のない人生を送ってきたが、おれなどからは超人としか見えないような人々が、いったい全体、主観的にはどのような世界を感じているのかということには、たいへん興味がある。書は、認知科学に於けるアフォーダンス理論のわが国での第一人者、佐々木正人氏が、常人の実感も想像も超えた独自の宇宙を体感している十六人のトップアスリートたちにインタビューを試みた刺激的な仕事である。トップアスリートが“環境”からどのような情報を受け取り、それをどう制御しているかを、主観的な言葉で表現するというのには、たとえば、才能に恵まれた数学者が、高次元空間の抽象的な幾何学を「これをこうすると当然こうなります」などと、あたかも日常的な三次元空間の物体を手に取って動かしているかのように語るのを聞いているみたいな不思議な感じがある。 興味位で読みはじめたところが、あまりに面白い

    『時速250kmのシャトルが見える トップアスリート16人の身体論』(佐々木正人/光文社新書) - [間歇日記]世界Aの始末書
    sshi
    sshi 2008/09/09
  • 鏡に不細工な自分が映っていたら、それは鏡が悪いのかね? - [間歇日記]世界Aの始末書

    ▼「アマゾン」の商品検索で 自殺に必要な品一式表示 (J-CASTニュース) http://www.j-cast.com/2008/04/16019103.html 入浴剤と洗浄剤を混ぜ合わせてガスを発生させ、これを吸って自殺するケースが社会問題化している。たとえば、「アマゾン」で問題の入浴剤を検索すると、関連商品として、自殺に必要な品一式が表示される。ネット上には「これは自殺の勧めだ」という批判が出ている。 こ、これは、アマゾンやら、「自殺に必要な品一式」に含まれるアイテムの各メーカーを批判したってしようがないでしょう。とばっちりもいいところだ。 おれはむしろ、この記事を読んで、アマゾンの協調フィルタリング技術というのは、なかなか大したものだという印象を受けたけどね。ちゃんと動いて機能しとるなあと。 たとえば、ハンマーで自分の頭を殴って自殺するという豪快な方法が一時的に流行したとすると、

    鏡に不細工な自分が映っていたら、それは鏡が悪いのかね? - [間歇日記]世界Aの始末書
    sshi
    sshi 2008/04/21
    アマゾンのおすすめも報道も「ハウリング」である、という話/おもしろい/パーソナライゼーションをつきつめるとハウリングじゃなくなるのかハウリングが強化されるのかは興味あるところ
  • CGMの資産価値 - [間歇日記]世界Aの始末書

    昨日ネタにした mixi の規約改定騒ぎだが、おれはたぶん mixi の法務担当者がとんでもなく顧客視点を欠いたアホか、そもそも法務担当がいないのであろうと推測している。つまり、mixi の今回の大ボケは、mixi がいよいよ肥らせたユーザを取っておうと、かねてから周到に研いでいた邪悪な牙を剥いたなどという上等な事件ではなく、単に mixi が上場企業としては信じられないレベルの幼稚な体制しか持っていない(下手すると、笠原社長は新規約を見てもいない)といった程度の、“はらほろひれはれ”なポカミスなのではないかと疑っているのだ。新規約とやらは、若造が適当にコピペして作ったのではないかとすら思っている。 でも、もしそうではなく、一応ちゃんと考えて作って発表したのだとしたら、mixi はいわゆるCGM(Consumer-Generated Media ……って言葉は英語圏ではあんまり使われてい

    CGMの資産価値 - [間歇日記]世界Aの始末書
    sshi
    sshi 2008/03/12
    Webサービスとかが"エコシステム"と呼ばれるのも根っこは同じ話か。「産みだされた"それ"」に価値があるんじゃなくて、「"それ"を産みだす流れ(とか環境とか)」に価値がある、と。どうマネタイズするのがいいのかねえ
  • [間歇日記]世界Aの始末書: しあわせですかあなた今

    ▼沖縄、11万人が訴え 教科書検定「撤回を」 (asahi.com) http://www.asahi.com/national/update/0929/SEB200709290015.html 沖縄戦で日軍が住民に「集団自決」を強制したとの記述が教科書検定で削除された問題で、検定意見の撤回を求める超党派の沖縄県民大会が29日、宜野湾市の海浜公園で開かれた。参加者は主催者発表で11万人。米兵による少女暴行事件を機に8万5000人が基地の整理・縮小などを訴えた95年10月の大会を大きく上回る「島ぐるみ」の集会となった。参加者は検定意見の撤回と記述の回復を求める決議を採択した。 大会は県議会各派や県PTA連合会など22団体で作る実行委員会が主催。壇上には、独自に大会を開いた先島諸島の自治体を除く全36市町村の首長や議長らが並んだ。 沖縄戦体験者で実行委員長を務める仲里利信・県議会議長は「歴史

    [間歇日記]世界Aの始末書: しあわせですかあなた今
    sshi
    sshi 2007/09/30
    「沖縄在住のブロガーよ、あなたたちの出番だ。あなたたちが、祖母や祖父から、母や父から聴いたことどもを、それぞれに発信してくれ」「この時代、教科書の一行よりも、真摯なブログの一行のほうがずっと力がある」
  • うん、死んだら連絡するよ - [間歇日記]世界Aの始末書

    ▼あなたが死んだら大事な人にそれを知らせてくれる「DeathSwitch」 (Japan.internet.com) http://japan.internet.com/busnews/20070904/7.html DeathSwitch ではあなたが万が一死んでしまったり、動けなくなってしまったときに周りの人にそれを知らせてくれるサービスを提供している。 仕組みは簡単で、定期的に送られてくるメールに返信していくだけである。ただし、あなたが一定期間返信できなかったら、あらかじめ指定された人に指定した内容のメールを送ってくれるのだ。 ああ、やっぱりこういう商売をしている人がいるんだなあ。十年前くらいから、腐乱死体になって人に迷惑をかけないようにするにはどうするかみたいなことを考えていたのだが、こういう商売があるなら話が早い。日語版も提供してほしいなあ。特殊清掃の人には、できるだけ面倒をか

    うん、死んだら連絡するよ - [間歇日記]世界Aの始末書
    sshi
    sshi 2007/09/14
    「こういう商売が必要な社会というのは、進んでいるのか後退しているのか、どっちだろう?」
  • 階段を昇るドミノ - [間歇日記]世界Aの始末書

    先日の『ロンドンハーツ』の録画を観てたら、青木さやかを驚かせるために二回も“ドミノ倒し”が出てきた。青木が楽屋の扉を開けると、それに連動して凝った仕掛けのドミノ倒しがはじまるのだ。 いや、ロンハーも青木さやかも、この際あんまり関係ないのだ。あのドミノ倒しを観ていて、ああそうかといまさらながらに納得したことがあるのである。ドミノ倒しなんか何回も観ているはずなのに、いまごろ気づいたのかとわれながら呆れる。 ほれ、ドミノ倒しに必ずある仕掛けに、“ドミノが倒れてゆくという現象が階段を昇ってゆく”というのがあるじゃないか。今回のロンハーのドミノ倒しにもあった。ぱっと見にはちょっと不思議な感じがするんだが、倒れるドミノの先端が次のドミノの重心より上の部分を充分な強さでヒットすることができる程度の段差であれば、ドミノは自分より高い位置にあるドミノを倒すことができる。そうした条件を満たす段差を繰り返し設け

    階段を昇るドミノ - [間歇日記]世界Aの始末書
    sshi
    sshi 2007/09/14
    こういう話はおもしろいなあ
  • 『ソーシャル・ウェブ入門―Google、mixi、ブログ…新しいWeb世界の歩き方』(滑川海彦/技術評論社) - [間歇日記]世界Aの始末書

    『ソーシャル・ウェブ入門―Google、mixi、ブログ…新しいWeb世界の歩き方』(滑川海彦/技術評論社) あちこちで評判がいいので、一応読んでおくべきだろうなと手に取ったんだが、なるほど、こりゃ評判がいいのも道理だ。 “入門”とついてるには、ちっとも入門じゃないがちゃがちゃしたものも少なくないけれど、これはタイトルに恥じない優れた入門書にちがいない。たとえば、12くらいしかわかってない人が10くらいの内容を書いたものは、“入門書”じゃないのである。ただの内容の薄いだ。120わかっている人が10くらいに圧縮して書くと、書のような好著になるのだろう。この10は濃い。だものだから、「おれは70~80はわかってるつもりなんだけど、深く突っ込まれると、質を掴んでいるかどうか心許ないかもな……」というくらいの人(というのは手前のことだが)がこの10を読むと、そいつが頭の中で“増えるわかめ”

    『ソーシャル・ウェブ入門―Google、mixi、ブログ…新しいWeb世界の歩き方』(滑川海彦/技術評論社) - [間歇日記]世界Aの始末書
    sshi
    sshi 2007/07/05
    「この10を読むと、そいつが頭の中で“増えるわかめ”みたいにむわむわっと膨らんで、100くらいになる。」/ああ。あるあるそういう体験。結城さんの本はそんな感じだった。有機的構造が書かれてる本てことか?
  • 歴史の断絶 - [間歇日記]世界Aの始末書

    怖ろしい話を聞いた。母が世にも怖ろしい体験をしたのだ。その事件は、母がむかしから大事に持っていて、いまはもう動かない古い腕時計を、ふと思い立って近所の百貨店にある時計屋に持っていったときに起こった。母がその時計屋にゆくのは初めてで、二人いた店員はいずれも意外と若かったという……。 「この時計、調子悪いんやけど、見てもらえますか?」 「はい、ちょっとお待ちください」 若い店員は腕時計を預って、店の奥へと下がった。が、どうも様子がおかしい。ずいぶんと時間がかかる。もうひとりの店員となにやら相談をしているらしい。ちょっと時計の調子を見るだけのことになにをもたもたしているのかと母がいらいらしていると、ようやく店員が出てきた。 「……あの、これ、どうやって動かすんですか?」 「どうやって、て??」 「電池はどうやって入れるんですか?」 「…………」 伊達に七十年近くも生きているわけではない母は、それ

    歴史の断絶 - [間歇日記]世界Aの始末書
    sshi
    sshi 2006/12/04
    至言 「「これはなんだろう?」「自分で調べてみよう」と思える能力のふたつさえ身につけられれば、それらは一生の宝である。義務教育のあいだにそれさえ身につけさせられれば、あとはほっといてもいいじゃないか」
  • “単衆”の叡智? - [間歇日記]世界Aの始末書

    SFファンというのは極端なことを考えるのが好きである。今日も今日とて、ぼけーっと極端なことを考えていた。“究極の検索エンジン”とはどういうものか、弱い頭を絞って想像していたのだ。 なにしろ究極の検索エンジンであるからして、人類がこの宇宙で観測できる情報は、ほぼすべてが時々刻々とほぼリアルタイムで(相対論的効果はともかくとして)格納され、インデキシングされるとする。 なにしろ究極の検索エンジンが実現しているほどの世界であるからして、現在の検索エンジンのように、いちいち検索語をキーボード入力したりする必要はなくなっている。脳-コンピュータ・インタフェースはとっくに実現しており、頭の中で「こんなことが調べたいな」と考えた瞬間にその検索要望は究極の検索エンジンにフィードされ、たちまち頭の中へと検索結果が返ってくる。障害となるのは光速の壁だけだ。その過程はあまりにスムーズなので、究極の検索エンジンを

    “単衆”の叡智? - [間歇日記]世界Aの始末書
    sshi
    sshi 2006/11/27
    おもろ
  • 有機物最高の声・山田英津子 - [間歇日記]世界Aの始末書

    このところ、ソプラノ歌手の山田英津子にハマって聴きまくっている。こないだまで美空ひばりを集中的に聴いていたというのにだ。 いやあ、すばらしい! こんな人をいままで知らなかったなんて、おれはちょっと人生を損していた気分である。iTunes Store をうろついていてたまたま見つけ、ちょっと試聴をしてみて息を呑んだ。おれの声フェチ・インジケータが振り切れ、針が弾けとんだ。なんという声! おれはクラシックの声楽家の声というのは、声というより楽器みたいでそれほど好きじゃないのだが、“天使の歌声”などという陳腐な表現は糞らえである。たぶん天使は、もっと冷たい、非人間的な完全すぎる声をしていると思う。そりゃ、あいつらは人間じゃないからな。山田英津子の声は、ホモ・サピエンスとしての、人間らしい最高の声である。炭素と水素と酸素と窒素のぐちゃぐちゃの塊から、このような至高の音波が出てくること自体、ひとつ

    有機物最高の声・山田英津子 - [間歇日記]世界Aの始末書
    sshi
    sshi 2006/11/22
    「炭素と水素と酸素と窒素のぐちゃぐちゃの塊から、このような至高の音波が出てくること自体、ひとつの奇跡としか言いようがない。」
  • 『月光とアムネジア』(牧野修/ハヤカワ文庫JA) - [間歇日記]世界Aの始末書

    今年は、記憶がきわめて短時間しか保持できないとか、思い出が急速に失われてゆくとかいった障害や疾病を抱えた人を描いた小説が相次いで映画化されていて(おれはいずれも読んでも観てもいないのだが)、おそらくこの作品もそうした一種のブームにインスパイアされて書かれたものであろうと思われるのだが、いつものように、牧野修の手にかかると、流行りもののネタがとんでもない方向へと広がりを持ちはじめる。牧野修は、着想の元になる部分では、流行りものに乗っかることをまったく意に介していない。むしろ、「おお、ここにちょうどよい形の木ぎれがたくさん落ちている」とばかりに、流行りものを嬉々として拾ってくる。一夜明けると、同じ木ぎれを拾って帰った人が誰も想像だにしなかった禍々しくも蠱惑的な彫刻が牧野家の居間を飾っており、客人は仰天するという寸法だ。 特殊空間が自然現象として直径数キロにわたって出現するのである。天気のように

    『月光とアムネジア』(牧野修/ハヤカワ文庫JA) - [間歇日記]世界Aの始末書
    sshi
    sshi 2006/09/25
    やばい超よみたい。明日買えるかな。
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