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ブックマーク / xtech.nikkei.com (28)

  • みずほ銀行のシステム統合、いつの間にか消えた“本当の”期限

    「過去に大規模なトラブルを2回やっている。次期システムは、安全確実が基方針」「システム障害は二度と起こせない立場」「もしも三度目があれば、我々は立っていられなくなる」――。2016年11月14日、日銀行内にある金融記者クラブで決算会見に臨んだみずほフィナンシャルグループ(FG)の佐藤康博社長が、同社の置かれている立場を繰り返し強調する様子が印象に残っている。 みずほ銀行は過去に2度の大規模システム障害を引き起こしている。1度目は2002年4月。旧第一勧業銀行、旧富士銀行、旧日興業銀行が合併してスタートしたみずほフィナンシャルグループは営業初日から、口座振替の遅延やATM(現金預け払い機)のトラブルが発生し、混乱は2週間以上にわたった。 2度目は2011年3月のこと。東日大震災の義援金の振り込みが集中したことが引き金となり、振込処理の遅れやATMの取引停止が連発。トラブルの復旧までに

    みずほ銀行のシステム統合、いつの間にか消えた“本当の”期限
  • 第2回 Amazon EC2、16の特長から理解する

    今回は、クラウド内で規模の変更が可能なコンピューティング処理能力を提供する仮想マシン「Amazon Elastic Compute Cloud (EC2)」について解説します。 Amazon EC2は、数分で起動でき、自在に規模を変更できる仮想サーバー機能を提供します。最適なスペックのサーバーが何台でも必要な時に数分で手に入るのです。その特長を順に見ていきましょう。 (1)数分で起動、停止したら支払いもストップ Amazon EC2の特長の一つは、わずか数分で起動し、停止したら支払いもストップすることです。ビジネスの迅速性を高めたり、イノベーションを実現したりするには、必要な時にただちに必要な分だけ起動できることと、不要になったら即支払いを停止できることの二点は大事です。 サービスを停止すれば課金されなくなることをその目で確認し実感した瞬間、サービス利用に対する不安が消えた。こうしたユーザ

    第2回 Amazon EC2、16の特長から理解する
  • 第16回 データ中心でマーケティング活動全体を回す

    前回(第15回)では、プライベートDMPを活用したOnetoOneマーケティングの実現についてご紹介した。今回は、プライベートDMPを契機に、マーケティング活動全体がデータドリブンになる未来像についてご紹介する。

    第16回 データ中心でマーケティング活動全体を回す
  • [4]機械学習におけるApache Mahoutの可能性と課題

    第2回、第3回では、音声データと、画像データに関するメディア認識技術について解説してきました。今回は、メディア認識技術に共通する課題である、機械学習の高速化について取り上げます。 まず、機械学習とは何かということから簡単に説明すると、ある程度大量のデータの中から規則性やパターンを見いだすことで、データの認識や判定などに役立てる取り組みのことを指します。例えば、皆さんが使用しているパソコンや情報システムの多くには、メールを受信したときに、ウイルスが含まれていないかどうか、スパムメールでないかどうか、判定するソフトウエアが入っていると思います。これも、過去の大量データに基づいて、ウイルスが入っていたり、スパムメールだったりする可能性が高いパターンを機械学習することで判定の仕組みを作り、そのロジックを活用しているのです。 そしてメディア処理システムには、音声、画像、テキストなどデータの種類を問わ

    [4]機械学習におけるApache Mahoutの可能性と課題
  • NTTドコモが認証基盤を大手術、「回線ベースの認証はもはや限界」

    NTTドコモが同社のクラウドサービス「ドコモクラウド」向け認証基盤の大手術に着手している。従来の回線契約をベースにした認証基盤ではマルチデバイスへ十分対応できないと判断。回線にひも付かないIDをキーとした認証へ変更を進めている。今年の秋冬にかけてドコモクラウドサービスの“キャリアフリー化”が一気に進む見込みだ。 「地味ながら、ドコモにとっては心臓外科手術に等しい大きな取り組み」。こう語るのは、NTTドコモの斎藤剛スマートコミュニケーションサービス部オープンサービス企画担当部長だ。これまでの回線契約(電話番号)をベースとした「docomo ID」の認証基盤を、回線にひも付かないIDベース(例えばメールアドレス)の基盤へと再構築するプロジェクトを統括している。 同社がプロジェクトに着手したのは2012年秋ころ。「回線ベースで認証するサービスがもはや限界に来た」(斎藤部長)からだ(図1)。理由は

    NTTドコモが認証基盤を大手術、「回線ベースの認証はもはや限界」
  • 第65回 [図解]Webサイト構築プロジェクト・ワークフロー - Webデザイン エンジニアリング:ITpro

    今回は,Webサイト構築プロジェクトのワークフローを俯瞰してみたいと思います。実際にクライアントから声がかかる場面から納品,つまり開発案件の完了までを12の「ステージ」に分けて図解してみました。思考のプロセス/人的配置/タスク/ツールなども一緒に記しています。少し大きな図になってしまいましたが,ご参考になれば。 図は,一番上は「4つのステップ/3つのタスク/12の要素(第62回 持続可能なWebサイト開発を支える12の要素)」。その下は,人的配置をロール(役割)ごとに記述しています。その下は,大まかなタスクのレベルです。それぞれの期間内に処理すべき項目を列挙しています。その下が,「ステージ」。プロジェクト全体を12のステージに分類して作業内容を整理しています。基的には,その流れの順で進んでいきます。その下は,それぞれのステージのアウトプットのイメージで,更にその下にはよく使うファイルアイ

    第65回 [図解]Webサイト構築プロジェクト・ワークフロー - Webデザイン エンジニアリング:ITpro
  • [PostgreSQLウォッチ]第22回 PostgreSQL 8.1,前バージョンから10カ月で早くも正式リリース!

    [PostgreSQLウォッチ]第22回 PostgreSQL 8.1,前バージョンから10カ月で早くも正式リリース! これまでもベータテスト中に何回か取り上げたPostgreSQL 8.1だが,ついに11 月8日に正式リリースされた。前回のメジャーバージョンアップ(8.0)が2005年 の1月19日であったから,約10カ月でメジャーバージョンアップがなされたこ とになる(ちなみに,8.0が,その前のメジャーバージョンである7.4から14カ月以上かかってリリースされている)。まずは,PostgreSQL 8.1の開発に かかわったすべての方にお疲れ様と言いたい。 PostgreSQL 8.1のソースは,いつものようにPostgreSQLの公式サイトから入手できる。また,同サイトではWIN32,Fedora Core,RedHat 9, RedHat Enterprise Linux AS

    [PostgreSQLウォッチ]第22回 PostgreSQL 8.1,前バージョンから10カ月で早くも正式リリース!
  • [PostgreSQLウォッチ]第9回 負荷分散が可能になったpgpool 2.0

    このように,最悪でもオーバーヘッドは2%である。前回pgpool 1.0で計測したときは最悪20%近いオーバーヘッドがあったことと比べてみると,pgpool 2.0では大幅な性能向上が達成されたことが分かる。 次に更新系でのテストを行ってみた。前回と同じ条件で更新系のテストをした結果が図2[拡大表示]である。 pgpoolなしの場合とpgpoolありの場合を比較すると,最悪の場合(同時接続ユーザー数1)で60%,最良の場合(同時接続ユーザー数64)で93%,平均83%の性能が得られた(同時接続ユーザー数が128の場合むしろpgpoolありの方が良い性能を示しているが,これは測定誤差であろう)。前回pgpool 1.0で測定したときは最悪で48.5%,最良で81%,平均65.8%であったから,pgpool 2.0では更新時にもかなり性能が向上していることが確認された。 コネクション・プーリン

    [PostgreSQLウォッチ]第9回 負荷分散が可能になったpgpool 2.0
  • [PostgreSQLウォッチ]第7回 新しいレプリケーション・ソフト「pgpool」登場

    今回は,筆者が開発しているpgpoolというソフトを紹介する。 記事のタイトルを見て「おや,pgpoolはコネクションプール・ソフトだったはず?」と首をかしげる読者もいると思う。確かにpgpoolはコネクションプール・ソフトとして誕生した。しかし,進化の結果,ついにレプリケーションの機能も備えるに至ったのである。そこで今回は,レプリケーションを中心に,pgpoolの新機能を説明する。 レプリケーションとは 題に入る前に,まずレプリケーションとは何か,なぜレプリケーションが必要かを確認しよう。 レプリケーション(replication)とは,その名の通り,複製を作ることを指す。データベース・システムの場合は,データベースの一部または全部を複製するのがレプリケーションということになる。もちろん,データベースのバックアップを取得し,別なサーバにリストアすればデータベースの複製ができるが,これは

    [PostgreSQLウォッチ]第7回 新しいレプリケーション・ソフト「pgpool」登場
  • [PostgreSQLウォッチ]第12回 コアメンバが開発したレプリケーション・ソフトSlony-I

    DBシステムにおいてレプリケーションとは,データベースの複製を作る仕掛けを指す。レプリケーションによって,PostgreSQL単体では実現できない可用性の向上や負荷分散などのメリットを得ることができる。 レプリケーションの仕掛けや実装方式は様々である。これは,レプリケーションにおいては「これが理想である」という方式が存在しないからだ。 今回紹介するSlony-I(http://slony.info)は,「非同期・シングルマスタ」方式のレプリケーションに分類される。この方式では,一般に一つの「マスタ」と呼ばれる主サイトから一定間隔で更新データを一つまたは複数の従サイト(一般に「スレーブ」と呼ばれる)に転送し,更新結果を反映する。したがって,ある時刻を取るとマスタとスレーブの間では必ずしもデータベースの内容が一致しないことになる。また,データの更新をスレーブに対して行うことはできない。 こうし

    [PostgreSQLウォッチ]第12回 コアメンバが開発したレプリケーション・ソフトSlony-I
  • サーバーを多彩な手法で監視 Nagios

    Nagiosは,サーバーの稼働状態を監視するソフトウエアである。システムの異常を検知すると,それを管理者にメールで報告する機能などを備える。Webインタフェースによるステータス閲覧やレポート出力もできる。 サーバーの稼働状況を監視するのは,システム管理者の役目である。システム管理者は,サービス停止などの異常をいち早く見つけ,それに迅速に対処しなければならない。しかし,24時間365日,常にサーバーを監視するのは大変である。特に複数台のサーバーを管理している場合はなおさらであり,監視漏れなどが生じやすい。きちんと管理するには,複数台のサーバーを常時一括監視できる「監視ソフト」の導入が望ましい。 Nagiosは,有償ソフトに匹敵するほどの充実した機能を持つ,フリーの監視ソフトである。基機能は,サーバーにPINGを飛ばしての「死活チェック」と,クライアントとしてサーバーにアクセスして稼働状況を

    サーバーを多彩な手法で監視 Nagios
  • [PostgreSQLウォッチ]第35回 性能を大幅に改善するPostgreSQL 8.3の新機能「HOT」とは

    現在開発中のPostgreSQL 8.3は,まもなく「フィーチャーフリーズ」(機能の確定)となる。5月中にはβテストに入り,早ければ7月にも正式リリースがありそうだ。 8.3では,性能面に関する大幅な改良がある見込みだ。中でも注目されているのがHOT(Heap Only Tuples)である。 HOTとは HOTは一口で言うと,PostgreSQLの更新性能を改善する仕掛けである。HOTについて説明する前に,なぜPostgreSQLの更新性能が問題になるのか説明しよう。 PostgreSQLの更新処理の弱点 PostgreSQLは追記型のアーキテクチャを採用しており,更新は,内部的に削除してから新しい行を追加することで実装されている。削除して不要になった行はVACUUMコマンドで再利用可能領域として回収,再利用される。更新処理を頻繁に行う場合はVACUUMも頻繁に実行しなければならない。で

    [PostgreSQLウォッチ]第35回 性能を大幅に改善するPostgreSQL 8.3の新機能「HOT」とは
  • 図解で学ぶネットワークの基礎

    Copilot+ PCが6月18日に国内発売、物議かもしたRecallは格提供時期「未定」に 2024.06.17

    図解で学ぶネットワークの基礎
  • 第1回 Tracをオススメする,これだけの理由:ITpro

    Tracの便利さに惹かれるが,インストールに煩わしさを感じ,Tracを簡単にインストールできるTrac Lightning(旧Trac月)の開発を行う。また,日のTracコミュニティであるShibuya.tracにてユーザー補完プラグインなどのプラグイン開発にも携わる。 チーム内のタスクや分散開発におけるタスク管理の手段として,プロジェクト管理ツールのTracが注目を集めています。Tracは,Ruby on RailsやSpring IDEなどでも利用されています。連載では,開発現場を交通整理するために,Tracを利用したプロジェクト管理の効率化を,Tracの基礎から紹介していきます。 ソフトウエア開発において,プロジェクト管理はガントチャート・ベースで行われることが多いでしょう。しかし,ガントチャート・ベースの管理では,詳細を報告するために作業報告書を別途作成する必要があります。 ま

    第1回 Tracをオススメする,これだけの理由:ITpro
  • 3分でわかる!仕事に役立つExcelテクニック:ITpro

    Excel仕事のツールとしては非常にポピュラーなソフトですが,多機能がゆえに,その便利な機能を十分に使いこなせていない人が非常に多いのではないでしょうか。そこでこの連載では,“操作自体は決して難しいものではないけれど,意外と知られていない”というExcelの便利なテクニックを厳選して紹介していきます。ぜひご期待ください!

    3分でわかる!仕事に役立つExcelテクニック:ITpro
  • “次のアマゾン”、リアーデンを知っていますか?:ITpro

    現在、米国で「次のアマゾン・ドット・コムになるのでは」と期待されているベンダーがいる。企業向けの調達サービスを展開するリアーデン・コマースだ。ソフトウエアをインターネット経由でサービスとして提供するSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)ベンダーの注目株でもある。 同社は2007年に入って格サービスを開始したばかりだが、2007年の前半だけでユーザー数を約30倍の約600社に増やした。ユーザーは、英グラクソ・スミスクラインや米モトローラ、米ワールプールといった名だたる大企業から社員数十人の中小企業までさまざまだ。同社のダン・フォード プロダクト・マーケティング・ディレクタは「年内には1000社に達する見込み」と語る。 企業向けで足場を固めた後、いずれは個人向けサービスに参入するのが同社の目標だ。そこで「次のアマゾン」を目指す。そんなリアーデンのサービスとは、どんなものだろうか。 調達

    “次のアマゾン”、リアーデンを知っていますか?:ITpro
  • 第5回 グラフ理論---要素同士のつながり方を,「点」と「辺」で分析する

    製品と部品の関連性を明確にしたり,どのような順番で配送先を回るかなど,ビジネスの世界では複数の要素同士の関係性を考えることが多い。そこで今回は,要素を「点」に,関係性を「辺」で表し,その特徴を分析する「グラフ理論」について解説する。 ビジネスの世界では,ある要素と別の要素を関連付けて整理したり,分析することが多い。例えば,部品を効率的に発注するために,複数の製品に共通する部品(要素)を洗い出す場合。また「巡回セールマン問題」のように,商品を複数の地域に配送する際に,各地域(要素)をどのような順番で回れば無駄なく網羅して配送できるかを検討するような場合がある。効率の良い通信網を張り巡らせるためにノードをどう配置するかも同様だ。 要素の数が少なければ,分析は難しくない。しかし要素の数が膨大になっていくと,頭の中だけで考えても答えを導き出せない。そこで有用なのが,各要素間のつながりをグラフで表し

    第5回 グラフ理論---要素同士のつながり方を,「点」と「辺」で分析する
  • 第4回 DWRで今日から楽々Ajax

    株式会社DTS ネットワーク事業プロジェクトマネージャ。Javaを中心にフレームワーク開発や開発プロセス定義など幅広く活躍中。StrutsIDEコミッタ。著書「まるごとEclipse! Vol.1」(発行:インプレスコミュニケーションズ)。 今回は,Java技術者が手軽にAjax開発を行うためのフレームワークとして「DWR(Direct Web Remoting)」を取り上げます。Webアプリケーション開発では,いろいろなフレームワークを利用することが一般的ですが,その組み合わせは多岐にわたります。そうした組み合わせの特徴を損なうことなく,すぐに対応できるDWRの手軽さ,すごさを説明するとともに,Spring,Seasar,Struts,JSF,Hibernateといったフレームワークと連携する開発方法も解説します。 DWRとは? DWRは,AjaxアプリケーションをJavaで開発す

    第4回 DWRで今日から楽々Ajax
  • 第18回 Flexが備えるMXMLコンポーネント(Part10:VBox, HBox)

    記事中のサンプルを表示するには最新のFlashPlayer9が必要です(稿執筆時点では【9,0,45,0】が最新)。こちらから最新のFlashPlayer9をインストールしてください。また,インストール後はブラウザの再起動が必要です。インストールされているFlash Playerのバージョンを確認するにはこちら。 今回から「コンテナ」に分類されるコンポーネントを紹介します。まだ,紹介していないコントロール系のコンポーネントもありますが,それらについてはまたおいおい紹介したいと思います。 「コンテナ」というのは読んで字の如く「入れ物」で,今まで紹介したコントロールや,これから紹介する別のコンテナを入れることのできるクラスです。さて今回は,「レイアウトコンテナ」と呼ばれるコンポーネントの中でも,簡単でよく使う【mx.containers.VBox】コンポーネントと【mx.container

    第18回 Flexが備えるMXMLコンポーネント(Part10:VBox, HBox)
  • フリー言語で真のプログラミングを学ぶ--目次:ITpro

    プログラミングの世界は広大です。自分の「母語」であるプログラミング言語を極めることも大切ですが,他の言語に目を向けることで驚くほど世界が広がることがあります。他の言語からエッセンスを学ぶことで,汎用的な「プログラミング力」が格段にアップするのです。 この特集では,個々の言語から何が学べるかについて具体的に解説しています。まず,Rubyの開発者でありプログラミング言語マニアとしても知られるまつもとゆきひろ氏に「複数のプログラミング言語を学ぶ意義」について語っていただきました。まつもと氏には,プログラミングの基礎となるコードの読み方の解説もお願いしました。 注目の言語,RubyJavaScriptについては,気鋭の若手開発者のお二人に解説していただきます。さらに,伝説のプログラミング言語Eiffelの解説を,Bertrand Meyer氏の名著「オブジェクト指向入門」の翻訳で知られる酒匂寛氏

    フリー言語で真のプログラミングを学ぶ--目次:ITpro