「はやぶさ」と「Ikaros」はそれぞれプロジェクト終了の審議に付され、当初の目的を達成すると共にプロジェクト業務を全うしたと認められました。これを持って両チームは解散となります。ご尽力頂いた各方面関係各位、応援いただいた世界中の方々に報告するとともに、お礼を申し上げます。ここまでの成果は後続の宇宙事業に必ずや貢献することでしょう。尚、小惑星サンプルおよびそれを維持管理するキュレーション業務は宇宙科学研究所へ移管されて、今後の科学研究に供されます。
2011年10月18日[更新] 小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」の逆スピン運用実施結果について(速報) 10/18(火)(※日本時間) に実施した逆スピンの結果(速報)を以下の通りお知らせいたします。 ◆逆スピン実施結果(速報): 逆スピン移行のためのスラスタ噴射を、7時20分頃から約20分間行いました。 膜の挙動としては、からまることもなく、うまく逆スピン状態になりました。 逆スピン移行後のIKAROSの状態は良好であり、スピンレートは運用終了時点で約-0.24rpmです。 なお、更なるミッション継続の可否につきましては現在評価を継続中ですが、詳細な評価には、 1)逆スピン時に蓄積されたデータレコーダの姿勢関連データ取得 2)今後の姿勢状態の遷移予測に必要なデータ取得 が必要であり、これらのデータ取得には、今週末頃までかかる見通しです。 詳細評価結果につきましては
2010年6月24日更新 ~おかえり、はやぶさ~ 親子でこのイベントに参加して「はやぶさ」からあきらめない強さを子どもたちに伝えませんか? はやぶさも長旅を終え無事カプセルを回収することが出来ました。 みなさんからたくさんのご支援、ご声援を頂き有難うございました。 日程:8月15日(日) 場所:丸の内オアゾOO(おお)広場 東京都千代田区丸の内1-6-4 このイベントをとおして、はやぶさが私たちに教えてくれたもの(科学的・技術的成果やトラブルに見舞われつつも生還に至った研究者等の熱意など)を振り返り、みなさんと一緒に小惑星探査についての思い出を作りたいと思います。 みなさんのご来場をお待ちしております! もっと詳しく (新しいウィンドウが開きます)「はやぶさ」関連情報一覧 (新しいウィンドウが開きます)JAXA (宇宙航空研究開発機構) (新しいウィンドウが開きます)JSPEC
「はやぶさ」は、12/27 までイオンエンジンの運転を継続し、同日から 1/1 の夜まで、同エンジンを停止し軌道決定(探査機の位置速度を精密に推定する作業) を実施しました。この作業には、JAXA の局はもちろん、NASA 深宇宙追跡局網の複数の局が支援し、ΔVLBI 観測も含めて、正確な軌道を把握しました。 今後の航行にとっても不可欠の作業です。 元旦の夜、イオンエンジンの運転を、昨年11月以降に採用していた A-B 複合モードで再開しています。 「はやぶさ」は地球から 0.5 天文単位の距離を切り、順調に地球に接近しています。来週中には、地球引力圏に帰還できたことを宣言できると思います。 はやぶさは、その後も順調にイオンエンジンによる航行を継続しています。今の時点から以降の飛行を、イオンエンジンを運転しないで飛行したとして(弾道飛行)、地球からの最接近距離が、200万km を切りました
2010年5月31日[更新] モニタカメラの動作試験について モニタカメラの動作試験を実施しました。試験として撮像した画像内に、5月28日に分離した先端マスが写っていることも確認できます。 4台のモニタカメラ全てが正常に動作していることが確認できました。 先端マスにはIKAROSに寄せられた皆さんのお名前が書かれたplate が載っています。 みなさんの応援のお陰で先端マスが無事に分離されました! 詳しくはこちら 2010年5月24日[更新] IKAROS(イカロス)打ち上げ成功をお祝い 5月21日6時58分22秒に、IKAROS(イカロス)を搭載したH-IIAロケット17号機の打ち上げを実況モニターで見守っていた、IKAROSデモンストレーションチーム長とあかつきプロマネの 様子をご紹介します。 詳しくはこちら 2010年5月21日[更新] IKAROS(イカロス)打ち上げ及び、分
2010年6月21日[更新] 分離カメラ1の撮像実験成功! 一回目の分離カメラ実験後に数日にわたり、スピンダウンを実施しました。 予定の1rpm付近に達することができましたので、6月19日に残っていた分離カメラ1(DCAM1)の実験を実施しました。 目的は2つあります。一つは今後の運用で計画されている1rpm付近でのセイルの様子を撮像すること。 もう一つは、DCAM1が2よりも遅いスピードで分離されるので、より近い距離からIKAROSを撮像し、 セイルの様子を詳しく観察することです。 分離カメラは太陽方向に向かって放出するよう、IKAROSの姿勢データと、 IKAROSまでコマンドが届く伝播遅延を計算して実施されました。 1枚目の画像には分離されたカメラの陰をはっきりと確認することができました。 間接的ではありますが、分離カメラ自身も自分(の影)撮りを成功させました。 下の写真はIKAR
---↑この画像はIKAROS(イカロス)が宇宙で撮影した画像です!--- IKAROS搭載分離カメラについて IKAROSにはセイル(帆)が四角く広がったところを写真で撮るために分離カメラが乗せられています. 分離カメラはIKAROS本体から小さいカメラをヒョイっと飛ばして, 遠くに離れていく途中にIKAROS自身を写真で撮って,電波でIKAROSまで写真を送る無線カメラです. カメラは直径5.5cm,高さ5cmと小さいのですが遠く離れたところからでも電波を送ってくる頑張りやさんです. 残念ながら電池しか持っていないので,電池がなくなってしまうと電波を送れなくなってしまいます. 働ける時間は15分くらいととても短いのですが、頑張って働いた後は世界最小の人工惑星となって太陽の周りをIKAROSと一緒に飛び続けます. 分離カメラは次の絵にあるように太陽電池パネル(SAP)側に2台搭載されて
2010年6月11日[更新] 世界初のソーラー電力セイル展開成功!! 6月8日に一次展開の最後のシーケンスを,6月9日に二次展開を実施しました. 一次展開後の状況についてはブログの方で紹介しています. 二次展開開始のコマンドを送ってから,伝播遅延のため最初のデータが見えるまで46秒 (地球からの距離,約740万km!)もかかるため,運用室では緊張した状態がしばらく続きました. まず,最初にきたスピンレートやIKAROSの姿勢データから正常に展開しているということが分かりました.続いて,モニタカメラで撮像した画像の一部データをダウンリンクしたのですが,画像からもセイルが展開していることが確認できました. 6月10日にはセイルの綺麗に展開している,「展張状態」の画像を取得し,二次展開後の確認作業を終えセイルの展開成功を確認しました. 合わせて実施した薄膜太陽電池の発電も確認し,ミニマムサクセ
2010年5月31日[更新] モニタカメラの動作試験について モニタカメラの動作試験を実施しました。試験として撮像した画像内に、5月28日に分離した先端マスが写っているこも確認できます。 4台のモニタカメラ全てが正常に動作していることが確認できました。 みなさんの応援のお陰で先端マスが無事に分離されました! CAM-Hと先端マス搭載位置 画像を拡大する カメラ視野説明 画像を拡大する ---↓この画像はIKAROS(イカロス)が宇宙で撮影した画像です!---
皆様からご応募いただいたお名前とメッセージは、イカロスとライトセイルのDVDに搭載されます。 ※先着20万名様に限りお名前をアルミプレートに刻印致します。アルミプレートへの刻印は2/28まで! ※「メッセージ」は、キャンペーンのPRなどのため、連絡なくJAXAホームページでの公開や報道各社などに向け発表させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 なお、応募いただきました個人情報につきましては、法令などにより開示を求められた場合を除き、個人情報をご本人の同意を得ることなくキャンペーン業務に関与する者以外の第三者に開示することはありません。
宇宙航空開発機構(JAXA)は、2010年に種子島宇宙センターから、小型ソーラ電力セイル実証機「IKAROS(イカロス)」を金星探査機「あかつき(PLANET-C)」と相乗りでH-IIAロケットにより打ち上げる予定です。 「イカロス」は、「一辺約14.1mの大きな帆にヨットのように太陽の光を受けて,太陽系を航行する」宇宙船です。「イカロスキャンペーン」では、全世界の人々から応募いただいたお名前とメッセージをアルミプレートやDVDに収録し、「イカロス」に載せ、金星軌道に向かって宇宙の大海に旅立つというものです。 また、「イカロス」と同じく2010年末に打ち上げ予定である米国惑星協会の「Light Sail-1」について、相互にミッション応援キャンペーンを実施します。 「Light Sail-1」は、米国惑星協会が、2010年末に打ち上げて、高度800km上空の地球周回軌道で約5.7mの帆
ソーラー電力セイル計画の一環として、小型ソーラー電力セイル実証機Ikaros(Interplanetary Kite-craft Accelerated by Radiation Of the Sun)を検討しています。 <Ikarosの目的> Ikarosは、主に以下の項目についての技術実証を行う予定です。 �@大型膜面の展開・展張 →大型膜面の開発、展開機構の開発、展開制御の確立 �A電力セイルからの集電 →太陽電池セルの搭載 �B光子セイルによる加速実証 →加速性能の推定 �C光子セイルによる航行技術の獲得 →操舵デバイスの搭載、方向制御の確立 <ソーラー電力セイル計画> ソーラーセイル電力セイル計画では、直径50mの超薄膜の太陽帆を軌道上で展開する技術を用いて、光子および高性能イオンエンジンを併用した推進機関による軌道操作と、太陽光エネルギーによる動力の確保など
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