bookとryouenに関するstarbowのブックマーク (15)

  • みらい07―西水美恵子著『国をつくるという仕事』/215537 - R&D: りょうえんダイアリー

    西水美恵子氏。世界銀行元アジア地域担当副総裁を務めた氏が、そこまでのキャリアを積み上げ、そして、権力者ではなく国民の側に立ち、実際に「国づくり」を支援して来れたのには、恐らく2つポイントが、ある。 それは、怒りと、リアリティ。 「喧嘩っ早い」という氏は、虐げられた民を思い、怒りをエンジンに行動し、為政者と戦い、何億ドルという融資額の力を楯に、アジアの国々の指導者と渡り合う。ある時は悪政を義し、ある時は国家の優れたリーダーから学び、共闘する。 その彼女の言葉と行動を支えるのは、実際に、23年間、貧困街を歩き、話し、寝泊まりし、手伝い、見聞きし、民の苦しみと生活とを実地で知る、圧倒的なリアリティ。 ちょうどプリンストンに職を得ていた彼女が、教職を辞したのも、怒りからだった。 街の路地で、ひとりの病む幼女に出会った。ナディアという名のその子を、看護に疲れきった母親から抱きとったとたん、羽毛のよう

    みらい07―西水美恵子著『国をつくるという仕事』/215537 - R&D: りょうえんダイアリー
  • みらい01―P・F・ドラッカー『ネクスト・ソサエティ』/202718 - R&D: りょうえんダイアリー

    「未来を読む」一冊目は、ドラッカーの『ネクスト・ソサエティ』〜歴史が見たことのない未来がはじまる〜 7年前・2002年に発売された書は、1997年〜2001年。いずれも9.11前にハーバード・ビジネス・レビューなどに投稿された論文のうち、社会に関連するものをまとめたものであるが、未だなおその輝きを失わない。 知識労働者は、自らの専門領域によって自己規定する。人類学者です、理学療法士です、と名乗る。たとえ働いている企業、大学、政府機関を誇りにしていたとしても、当に属しているのはそれらの組織ではない。彼らは同じ組織にいる他の分野の者よりも、他の組織にいる同じ分野の者との間により多くの共通点をもつ。 知識とは、専門化である。彼らは自らの専門分野では高度の流動性をもつ。大学、企業、政府機関を変わることに抵抗がない。今日、知識労働者の帰属意識の回復が論じられている。しかし、そのような試みはほとん

    みらい01―P・F・ドラッカー『ネクスト・ソサエティ』/202718 - R&D: りょうえんダイアリー
  • 2009-01-23 - 私事歳時記@はてな:『正しく決める力』

    [読書]『正しく決める力』/176281 三谷宏治さんの 『正しく決める力』 を読んだ。 タイトル通り「正しく決める力」を身につける。 進路、就職活動、転職人生のあらゆるところで「決断」は迫ってくる。待ってなんかくれない。 何かを決断するか、何も決断しないという決断をするか―。 このは、入口が広く、高校生くらいでも読めて、 しかし、社会人になるまでに是非とも身につけておきたい「決断するスキル」について書いてある。 一見、このは当たり前の事が書いてある。 知識としては、ちょっとそういう方面のを読んでいたら知っていそうな事が書いてある。 例えば、 「劣後順位をつけよ」 これは、ドラッカーも『プロフェッショナルの条件』などの中で言っている。 しかし、このの価値はそこではない。 「劣後順位をつける」という知識があるかないかではない。 【その知識を、きちんと身につけていますか?】 とい

    2009-01-23 - 私事歳時記@はてな:『正しく決める力』
  • ■ - R&D: りょうえんダイアリー

    最新脳科学が教える 高校生の勉強法 というを読んだ。以下そのエッセンスを箇条書きにて述べる。 ・短期記憶と長期記憶 短期記憶→顕在意識 長期記憶→潜在意識 ・長期記憶と海馬 海馬は絶えず情報の消去を行っている。 海馬の「審査」に通ると短期記憶は晴れて長期記憶となる。審査期間は約1月。 海馬の審査基準は「生きていく為に不可欠かどうか」。 反復によって海馬を騙す:短期間に何度も同じ情報が来るのだから“重要” ・記憶について 意味を持たない文字や数字の記憶は、覚えた直後が最も忘れやすい。 新しい記憶が追加されると、短期記憶の忘却が早まる(記憶の干渉) ←一日のうちに新しい知識を沢山詰め込むのは避ける。予習より復習。 記憶を繰り返すと、あたかも記憶力が上がって感じられる。 ←短期記憶を忘れても「無意識の記憶」が二度目三度目の記憶を助ける。 ←但し、潜在的な記憶の保存期間は一ヶ月=一ヶ月以内に最初

    ■ - R&D: りょうえんダイアリー
  • - 問題解決プロフェッショナル「思考と技術」/82388 - R&D: りょうえんダイアリー

    というを読んだ。以下、そのエッセンスを例によってまとめる。 - - - - - - - <思考> ゼロベース思考 仮説思考 ゼロベース 既成の枠を取り外して考える。 顧客にとっての価値を考える。 「顧客に優しく」などの精神論は意味が無い。 <思考>→<実行> 仮説思考 常にその時点での結論を持つ。 結論:アクションを起こせる具体的な結論。ー結論の仮説を。 ベストよりベターを実行。―スピードが大切 結論に導く背後の理由やメカニズムを考える。―理由の仮説を。 出した結論に対し、だから何、どうして?を繰り返す。 100の評論より、具体的な一つの結論が意味を持つ。 情報収集に時間を使いすぎるな。情報があればあるほど、思考量が落ちる。 <技術> MECEとロジックツリー MECE(ミッシー;Mutually Exclusive Collectively Exhaustive) モレなく重複無く、問

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  • ウェブ人間論/84196 - R&D: りょうえんダイアリー

    というを読んだ。 梅田望夫・平野啓一郎の対談であるが、どうにもこの二人の齟齬、というか、乖離というかが、社会人的常識のオブラートに包まれているかのようで、やや奇妙な感じがした。 平野啓一郎さんという人のは読んだことが無い、が、僕が人文学系にあまり興味が無いせいか(それどころか、社会学や経済学などは、学問だとあまり思っていないせいか)、人が前書きで書いているような「ペダンチシズム」が散見されたのには辟易した(いやもちろん、これは僕の無知を著者に転化しているだけなのかもしれないけれども)。 が全てネットに移行するか?というのは、「青空文庫」掲載日の前後の売れ行きデータを比較してみれば分かる、というか、形が見えてくるのではないだろうか、と思った。実際に今やってみようとは思わないが、出版社にパイプのあるであろう著者ならできるのでは。 僕の仮説としては、むしろ売り上げは増えるのではないだろ

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  • 世界は六次で繋がるか?/86168 - R&D: りょうえんダイアリー

    ■6次の隔たり―? 「複雑な世界、単純な法則」というの第二章を見ながら、少しネットワークについて考えてみた。 まずこののこの章では、世界が何人で繋がる―、つまり、知り合いを何人介せば地球上全ての人物と知り合いになれるか?というのを命題として、『ランダムに分布する点を、最少何の線で完全に繋ぐことができるか』という数学上、既に解答が出ている定理を元に、60億の人間を繋ぐのに『24人』必要だとする。 しかし、人間のネットワークは単にランダムな点ではない。例えば、仲のよい友人友人は、自分の直截の友人であることが多い。僕のmixiで言うとこんな感じだろうか。 http://mod.mods.jp/mgraph01.jpg 書では、これらの「強い絆」は、(知り合い同士を繋いで世界を覆うという目的にとって)重要ではないと述べる。なるほど、これら友人との直接の繋がりが仮に切れても、友人1人介せば

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  • 東大のこと、教えます/92865 - R&D: りょうえんダイアリー

    東大のこと、教えます というを読んだ。 東京大学の総長、小宮山さんの東大ほどの大きな構造の中に居ると、中に居ても知らないことは無限に近くあるわけで、総長視点の「東大」というものが見えて面白かった。 書で書かれていた「一般的に信じられているが『嘘』であること」について箇条書き。 ・欧米と比べ、日の大学は卒業が楽だと言われているが... 入学者に対する卒業者の割合は、アメリカではハーバードで98%、ブリンストンで97%、イェールで96%、スタンフォードとMITは94%。イギリスではケンブリッジ大で99%、オックスフォードで98%。それに対して、東京大学ではここ20年間の平均で95%と、欧米のトップ大学より卒業が難しい。また、留年して東大を卒業していくのは全体の25%。 また、イギリス全体の平均では86%。アメリカの州立大学であるカリフォルニア大学バークレー校で87%。テキサス大学オー

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  • 生物と無生物のあいだ - R&D: りょうえんダイアリー

    生物と無生物のあいだ(福岡伸一) というを読んだ。 科学の手法。日アメリカの研究者の生活。研究という競争の熾烈さ。 そして、生命の秩序美が編み込まれた一冊であった。 非常に面白く、興味深く、感動的ですらあった。 このを読むと ・科学の手法とはどのようなものか?どういうロジックが「科学的か」 ・科学者の歴史という「作られたお話」と「事実」の齟齬 ・生物とは何か ・「大きさ」と「ながれ」と「かたち」の生命への寄与 などについて、一筋の光が見えよう。 さて、「生命とは何か?」(What Is Life?: The Physical Aspect of the Living Cell With Mind and Matter & Autobiographical Sketches)というを著したのは1944年、「シュレディンガーの」などで有名なかの理論物理学者シュレディンガーであるが、

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  • 英会話ヒトリゴト学習法 /167375 - R&D: りょうえんダイアリー

    はじめての課長の教科書 あたらしい戦略の教科書 に続く、酒井穣さんの3冊目:英会話ヒトリゴト学習法 http://www.amazon.co.jp/dp/4569703461 このは、ビジネスの脳を鍛えるという視点で英会話の勧めを行う名著である。 このの裏表紙に書かれている 「日語で思考する私」と「英語で思考する私」のブレーンストーミング というフレーズで、ふと「思考訓練の場としての英文解釈」という超絶なが(僕には途中までしか読めなかった)あったのを思い出す。 共通因子は、英語を題材として、頭を鍛錬するということである。 以下、理論と実践のまとめを、書を一読した人が復習・実践しやすいように。つまりは自分へのまとめとして記す。 ◆理論編 ◇「何故、外国語を学ぶのか?」 筆者は答えとして、アルターエゴ=もう一つの人格=脳内での対話相手の形成 という仮説を挙げる。 ◇「では、どうやって

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  • 戦略フレームワークの思考法/173323 - R&D: りょうえんダイアリー

    戦略フレームワークの思考法 手塚貞治著 まとめ。 自分のまだまだな論理力をもう少し鍛えたいと思って一読。 ・並列化 ・時系列化 ・二次元化 の3つの切り口(これもフレームワークか)で整理されていて、 一時間くらいで知識の整理をするのに向いていると思います。 ◆戦略フレームワークの思考法 Why Framework? 物事の体系的・網羅的考察 効果的に伝え、納得感と合意を形成する ◆並列化 ・for 現状分析 アイディア出し ・{2つ|多数}×{事実|法則|その他} ・例 外部要因のPEST(政経社技) 競争要因の5F(新規・競合・代替・売・買) 競争優位性のVRIO(価値・希少性・模倣困難性・組織体制) 内外要因の3C(自社・競合・市場) ◆時系列化 ・for 個別対策 全体最適 領域拡大 将来予測 ・期間別 人間活動の流れ(短期) 事業活動の流れ(短期) ライフサイクル(長期) 歴史観(

  • 「問題解決の全体観」中川邦夫著/173535 - R&D: りょうえんダイアリー

    とても良かった。これは良かった。 pdfによる纏めはこちら: http://mod.mods.jp/090101_problemsolving.pdf ◆新規性 ・「問題解決」ベース 仕事に必要なスキルは数多あるが、仕事もプライベートも含め「問題解決」がベースにある事を力説。 その上で、問題解決の領域を のように、ImproveOpportunityなどにも 繋げる事によって、「仕事に必要なスキル獲得」なども含めた 「すべて」の根幹にあるものである「問題解決」の「全体観」を示した書。 その構成は ハード思考:[思考の型 × 思考のツール] ソフト思考:[問題解決モード × 仕事の進め方] となっています。 ハード思考については、それぞれ 空→雨→傘という基の型や、 MECEなど思考の基ツールを押さえた上で、 一段上の思考の型:解読→創案→評価→選択や、 応用的な思考のツールを網羅してい

    「問題解決の全体観」中川邦夫著/173535 - R&D: りょうえんダイアリー
  • 誰が世界を変えるのか/173732 - R&D: りょうえんダイアリー

    誰が世界を変えるのか ソーシャルイノベーションはここから始まる GETTING TO MAYBE - How the world is changed. 読了。涙無しには読めない。 「誰が世界を変えるのか」という邦訳よりも、原題の「How the world is changed」の方がよりこのの実情に合っている。決して、誰か特定の世界を変える「人」や、その人固有の高い能力、強い意志、リーダーシップに焦点を当てたではないからだ。 それよりも、そういった意志ある人々の周囲の仲間、組織、歴史の潮流。そのような関係性に焦点を当て、「世界の変え方」を論じた。 世界を変える? 関連するキーワードとしては、「ソーシャル・イノベーション(Social Innovation)」「社会起業家(Social Entrepreneur)」などが挙げられる。 社会の様々な問題を、単に問題だと叫ぶのでもなく、

  • P.F.ドラッカーのマネジメントを読んだ。/174753 - R&D: りょうえんダイアリー

    P.F.ドラッカーのマネジメントを読んだ。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4478410232?ie=UTF8&tag=ryouen-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4478410232 実務経験の無い学生の僕にとっては中々重いだった。 ドラッカーは組織には5つの形態:職能別・チーム型・連邦分権型・疑似分権型・システム型があるというが、そのうち、職能別組織(劇団)、チーム型組織(LLP,他)にしか所属した事がないので、そりゃ分らないのもうべなるかな、という感じではある。「トップマネジメント」を目の当たりにした事も無ければ、取締役会に出た事も無い。 そういうわけで、Part1:マネジメントの使命、Part2:マネジメントの方法、Part3:マネジメントの戦略と分割された中で、僕で

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  • <勝負脳>の鍛え方/175207 - R&D: りょうえんダイアリー

    を読んだ。 人間には自分を守りたいという自己保存の能があります。しょっちゅう叱られていると、脳は苦しくなって、脳自身を守るために叱っている人の話を受け流すようになります。その状態が慢性化すると、だんだん人の話を真剣に聞かない脳ができあがっていきます。その結果、間違った考え方を持っても気づかない、少し違っていても気に留めない、訓練が長続きしない、習得がなかなか難しいといった困難から逃げてしまう脳、いわば逃避脳をつくりだす結果になってしまうのです。 さらに問題なのは、脳を守る自己保存の反応は、とくに子供において出やすいということです。叱ってばかりいる両親のもとで育った子供は、人の話をよく聞かない事で自分の脳を守っています。親は、よい子に育てようとして叱っているつもりが、じつは子供をだめにするように育てているという落とし穴にはまっているのです。 したがって指導者は、苦しい作業ではあっても、失敗

    <勝負脳>の鍛え方/175207 - R&D: りょうえんダイアリー
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