昨日の「イカのおすし」に続いて児童誘拐殺人事件と労働条件の問題について書きます。今日は私自身の働く郵便局の労働条件悪化の問題について詳しく触れながら、私自身と地域との関わりについても触れます。 十二三年前まで、郵便局では転勤自体があまりありませんでした。採用から定年まで同じ局に勤務し続けるという人はごく普通の存在で、中には中学卒業後に採用されて45年間一つの職場しか知らない人も珍しくありませんでした。一つには郵便外務員の仕事が担当区域内の住民の住所氏名をどれだけ覚えているかによって仕事の出来る出来ないが決まるという特殊性にも関連していました。私の勤務する郵便局では集配労働者(郵便配達員)は約1万人覚えて一人前です。名前を聞いただけで住所と配達先が出てくるベテランも沢山いました。二つには貯金・保険の外務員の場合お客さんとの人間関係が濃くて広いほど営業実績に繋がる実態があり、親子孫と三代にわた
マガジン9条の今週のつっこみその32に対しての違和感を、その頃の日記で述べましたが、あらためて「護憲運動の前進のためには、共産党は党名を変えるべきだ」という意見に対して自分の考えを記します。 一部の知識人やブログの発言のみならず、共産党は名前を変えたほうが良いという話は床屋のお兄さんあたりからも聞いたことがある。 改名しろと論じる人は『その方が票や支持が拡大する』と、ある意味期待と善意からアドバイスしているのだと思うが、はたして本当にそうなるだろうか? 僕は、その理屈は「机上の空論」でしかないと思う。 なぜなら、改名によって、その(元)共産党を支持する人が多数いたとしても、それによって離れていく今の支持者がいるだろうことをなんら考慮していないからである。 改名論者はなぜか共産党が今持つ600万ほどの票は不動という根拠の無い前提から議論を展開している。 共産党が(改憲の動きに間に合うほどのテ
ジャン=リュック・ゴダール監督作品『アワーミュージック(原題:Notre Musique)』のテーマは、戦争と分裂の時代にあって、わたしたちは世界中を包み込むわたしたちの音楽のような愛と調和を創造することができるかということに尽きる。 この作品は、三部構成になっており、【王国1 地獄】、【王国2 煉獄】、【王国3 天国】から成る。この三部構成は、ダンテの『神曲』を連想させる。この場合、ダンテはゴダール自身が演ずるゴダール監督であり、ベアトリーチェは女子学生オルガ・プロスキー(ナード・デュー)であり、オルガは現在の世界に偏在する恐るべき暴力と殺戮の存在をゴダールに指し示し、最後に"地上にひとつの場所(天国)"を創り出すことの必要性を示唆する。 【王国1 地獄】は、ありとあらゆる戦争映像をサンプリングして、あたかもこれでもか、これでもかと言わんばかりに、約10分間に集約しようとする。これを見た
なんだか、NHKの「そのとき歴史が動いた」の日露戦争の話はデタラメだ 児玉源太郎自身が、勝てるとは思っておらず、政治的にメディアを操作して、局所的勝利を世界に印象付ける戦略であったわけで、実は日露戦争で勝ったことは一度もない。 また乃木馬鹿介を名将のように描いている。 乃木が解任を中央から通達されたのは単純に旅順での犠牲者の多さからではない、児玉や軍中央や海軍の要請を全く聞こうとせず203高地を攻略しようとしなかったからである。それにじれた児玉が旅順に乗り込み否応なく乃木馬鹿介に命じたわけである。その203高地攻略にしろ乃木馬鹿介は兵の命を虫けらとも考えず内堀外堀を味方の死体で埋めていく戦略である、しかしクロパトキンは微動だにしなかった、クロパトキンは別働の遊撃隊への評価を誤ったのである、負けてもいないのに退却したのが旅順攻防戦である。 旅順攻防はもともと海軍の仕事であり、海軍はロシア艦隊
イラク人ジャーナリストからのレポートです。シリア国境に近いカイムで、掃討作戦中に起きたことです。 ************************************ カリード。彼はカイム在住で、妻と4人の子どもに恵まれていた。 2005年9月2日。カリードは兄弟であるラマダンの家を家族みんなで訪ねることにした。親族水入らずで過ごした夜の翌日に、とんでもないことが起きることを彼は想像してはいなかった。 翌朝、カリードはラマダンの家に家族全員を置いて、兄弟と一緒に仕事に出かけた。 午後3時、ラマダンの家の中庭で家族が子どもたちと遊んでいたその時、米軍の戦車が爆撃し、中庭ににいた5人の子どもが死んだ。カリードの息子のワリード5歳とアハメド4歳、ラマダンの息子たちのラガード8歳、イスラ4歳、アナス6歳。そして、9人が負傷した。カリードの娘のアラー3歳も負傷していたが、あまりにひどいケガだった
すみたに@「日の丸・君が代」強制に反対する市民運動ネットワーク です。今さらではありますが、2001年の東京都教育委員会の教育目標・基本方針の改定についてまとめました。「憲法・教育基本法・子どもの権利条約」が削除され、「わが国の歴史や文化の尊重」が加えられ、「都は事実上、教育基本法を改正した」とされる重要なできごとです。以前から手元の資料を整理しようと思ってたのですが、ようやく手をつけられました。都教委の暴走にNO!の声をあげ、教育基本法「改正」に反対する運動の中で、活用されることを願っています。メールニュースというより、ほとんど資料集ですので、長文になってしまいました。パソコンの画面上で読むのはしんどいかもしれません。関心ある方は、お手数ですが、プリントアウトして読まれることをおすすめします。(それでも6ページくらいになるんです・・・) ┏━━ http://blog.livedoor.
この辺のことは、もうすでにアチコチで報じられてるので、今さらって感もあるんだけど、もしかしたら知らない人もいるかも知れないので、念のために書いとくことにした。まずは、悪の巣窟、「総合経営研究所」の内河健をはじめ、役員全員の名刺にクッキリと印刷してある関連企業5社を見て欲しい。 株式会社 総研ホテル経営研究所 株式会社 総研ビーエイチ企画 株式会社 エスジーホテルネット 平成設計株式会社 エスジー通商株式会社 この、1番目と2番目と4番目は、総研の手下として数々の悪行三昧を繰り返して来た前代未聞の悪徳会社として、すでに全国的にオナジミになったけど、3番目の「株式会社 エスジーホテルネット」と5番目の「エスジー通商株式会社」は、今のところ、テレビや新聞にはほとんど出て来ない会社名なので、初めて聞いた人もいると思う。で、初めて聞いても、同じ「エスジー」って名前がついてんだから、この2
最近どうも本を衝動買いする事が多く、目下読みかけの本が 累積している状態なので、当分、本は買うまいと心に誓ってい たはずなのに、時間潰しのため「ツタヤ」に入ったのが運のツ キ。たまたま目にとまった一冊の新書のタイトルによって、固 かったはずの決心は脆くも崩れ去ってしまった。その新書のタ 書)。帯の惹句に「南方熊楠、宮武外骨、中村古峡、そして江 戸川乱歩、梅原北明 検閲、発禁と闘って変態研究に熱中し た男たち」ときたからにはもう買わずにはいられない。 まだ読み始めたばかりであるが、我が国における「変態」概 念のルーツ及びその変遷が詳細に記述されている。それによる と「変態」という用語が使われ出したのは明治時代末期ぐらい からであるが、その当時はこの用語に性的な含意はなく広く異 常心理一般を指す言葉として用いられていたようである。明治 27年に出版され発禁となった世界初の変態性欲研究書とされ
ネット時代が隆盛し、今後さらに発展する時代において、報道は何がどう変わっていくのか。或いは変わっていくべきなのか。思いついたことを今後、少しずつ、しかし、連続する形で、このブログに書き記しておきたい。 「ネットと報道」みたいな話は、これまでも当ブログで再三書いてきた。この文章は、その延長線上にあるが、以前の発想と違っている部分も少なくない。また、業界内の技術論的な話も多くなる。小難しい話だな、と思われたら、どんどん読み飛ばしてもらえれば、と思う。 最初は、新聞の文章・記事スタイルについて、である。これが今回を含めて2、3回続く。その後に、ネットの特性(双方向性など)を生かして新聞社やブロガーは何が可能かを書いてみたい。さらに、ネットを使った新しい報道のスタイルはどのようなものかを記していく。いつになったら書き終わるのか、それは不明である(笑)。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本年11月22日に、広島市安芸区で小学校1年生が殺害され、段ボール箱に入れられて見つかった広島女児殺害事件で、広島県警捜査本部は、11月30日未明に、近くに住むペルー人の男性に対して、殺人と死体遺棄の容疑で逮捕状をとって指名手配し、三重県内で逮捕した(読売新聞の記事)。 事件発生から約1週間での容疑者の逮捕であり、今朝から、この事件の報道で、新聞やテレビなどは、「犯人逮捕」と大々的に報道することになるだろう。 昨日の午後から容疑者が絞られてきたと報道されていたが、随分と早い逮捕に、正直驚いている。 ただ、通常、この種の事件では、まず、死体遺棄容疑で逮捕した上で捜査を尽くし、その後、殺人容疑で逮捕することが多いが、今回は、最初から、殺人容疑での逮捕という点が少し気になる。よっぽど、確たる証拠があるのだろうか。 また、外国人という点も気になる点である。いわゆる「東電OL事件」と呼ばれている事件
Pagan(異教徒)の説話 経営していた会社を潰し、残ったのは借金のヤマ。女房、子供に逃げられ×1。今は、タクシー運転手で食いつなぐ。典型的な人生の負け組(?)。だから見える社会の仕組み、信じられている事の可笑しさ、儚さ・・・。時には、異教徒の声に耳を傾けてみよ! 皇室典範に関する有識者会議の最終答申の後、大新聞メディアの世論調査では、女系も女性の天皇も賛成が多数を占める結果となった。 それに対して、いわゆる右寄りのオピニオンは、Y染色体の継承の重要性を説く論調が目立つ。 現天皇家に万世一系の血筋が受け継がれていないことは、神話世代の天皇の生存年齢の信憑性などからも明らかで、ここに男系の根拠を求めるのは無理があろう。 しかし、天皇家が少なくても1200年以上女帝を置きながらも男系後継を仰いできた歴史とその意味は考える必要がある。 特に、天皇家の機能が、有識者会議で想定された「象徴としての元
純ちゃんをほめ倒して、おこぼれを頂戴しようというヘタレblog いろんなことについて褒めていこうと思う。 自衛隊のサマワ駐留が延長されそうだ。 以下は本日のニュースです。 <額賀防衛庁長官>イラクから帰国「自衛隊の活動まだ必要」 陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワなどを訪問した額賀福志郎防衛庁長官は4日夜、関西空港着の民間機で帰国した。額賀長官は記者団に「イラクの政治プロセス、イラク人による国家建設を手伝ううえで自衛隊の活動はまだ必要だ」と述べ、12月14日に期限切れとなる自衛隊の派遣期間を延長すべきとの考えを示した。 とのことだ。 額賀防衛庁長官がサマワに行ったというが、本当に必要かどうかはもう少し長期滞在してみて、実際に自衛隊がどのような活動をしているのかを見たほうが威のではないだろうか? それとも、劣化ウラン弾による放射性物質の影響が怖くて、下々の自衛官に危険なことをさせてればいい
(08/12)加須市にてレンタサイクルで田中正造ゆかりの地を訪れました (08/10)カート場をバイクで走ってみました (07/15)【ニュース拾い読み】(4) ジェノサイドの続く中、“ガザで地獄を見た”兵士の自死 (05/28)【2024年1月】大型二輪免許取れました。6秒で出ちゃう男と呼んでくれw (05/21)【2023年11月】大型二輪教習に通いはじめました (03/12)【ニュース拾い読み】(3)イスラエルが何を言っても「ハアそうですか」としか思えない! (02/10)【ニュース拾い読み】(2)リッダ闘争の戦士が「冷血なテロリスト」だと?どっちのことだ! (01/29)【ニュース拾い読み】(1)10.7と、それ以前 (12/07)不要不急の外出一覧 2023年後半 及び雑記 (09/24)【2023年3月~】バイクの練習してます(2) ご参考:「不条理日記」とは? 日記(196)
■緊急事態宣言は要らなかったと■ もういろんなところで指摘されているが、適当に変数をでっち上げて、不安を煽った数理モデルとそれに基づいた専門家会議の提言、および政府の決定について、検証と総括を求めたい。 感染の広がりの予測は、厳しい数字を上げておけば、外すことはない。 しかし、その結果、経済において殺される人々がいることをこの人たちは知らないのだろう。 ここでも何度も言ってきたことだが、政治は、あらゆることを勘案して、責任を持って決定するものであって、あとから言い訳するものではないし、ほお被りするものでもない。 支持率の瞬間風速しか見ていないバカな風見鶏と、つぎの知事選のためにコロナを引っ張りたいバカな都知事は、ほとんど殺人鬼と化している。 上に立つものが酷いと戦争で人が犬死にするのがよくわかる。 バカな奴の行う憲法改悪だけは勘弁してほしいね。 さて、この記事がよくまとまっている。 刮目し
「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧
2005/12/04 読売新聞の「理想の父親像」アンケート テーマ:子育て奮闘記f(^_^;)(85751) カテゴリ:カテゴリ未分類 読売新聞が「父親像」に関する全国世論調査というのを行ったそうです。 私は、法律的には父親ではないので、自分の問題としては何も言うことができませんが、小学校にボランティアに出かけて、小学生の実情を見ている限りにおいては、違うなあ、日本社会は、子どもの状況をまるで理解できていない、というのが、私の率直な印象です。 この調査によると、20歳から40歳の若い父親の7割が子育てに悩んだ経験があるそうです。 子育てに悩むこと自体は良いことだと思うので、いろいろ頭を巡らせて欲しいと思いますが、子どもの様子や、運動会で親子が触れあっている様子を見ている限りにおいては、9割の子どもについては、親のしつけの問題は全くないと私は思っています。 今のお父さん、お母さんは、仕事を抱
・・・またも『ファウスト』表紙を描いたウエダハジメの漫画が、アメリカで売れている?らしい。 http://mm.kodansha.net/backnumber/faust/37.html じゃあとっとと『Qコちゃん』を描かせてあげてよ講談社。 http://www.fukkan.com/list/comment.php3?no=27355 ・・・『プルートゥ』の編集者である長崎氏が、『プルンギル』の原作者でもあるということを知る。 ・・・『リボンの騎士』がミュージカル化されることになりました。 http://www.koma-sta.co.jp/events/ribbonnokishi.html ・・・いままでずっと「T字路」だと思っていたものが、じつは「丁字路(ていじろ)」だということをさっき知りました。 ・・・以上、ほんとに雑メモです。 ・・・下記リンクは日記なんだけど、公園の林に住み
木の家をつくる建築家。国産材と自然素材で平和な家を作ります。戦争と放射能は人間と共存できません。地上から無くすためにはどうしたらいいのか、毎日考えています。 最近よく耳にする「第5次産業」ということば。もともとは「知的財産」など、脳みそで作り出すものを扱う産業という意味だったようだ。 http://www.meti.go.jp/discussion/topic_2003_07/kikou_02.htm しかし、最近の風潮は、「情緒産業」とか「感性産業」とかいわれている。ように、理屈抜きで訳分からずに感動させて売りまくる、という産業だ。 映画や小説のように、確かに感動を売る商売というものあるが、今喧伝されている第5次産業は、少々様子が違う。 また斉藤貴男氏に登場してもらう。「カルト資本主義」のなかで、旧通産省の「感性ビジネス研究会」について書いてある。 この研究会の報告は、「近代化の忘れ物」
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