轟音ギター系インディ・ロックのムーヴメント、シューゲイザーの匂いを感じるエレクトリック・ホワイト・ノイズに、ひしゃげたフェイク・ジャズまでをも盛り込んだソフト・サイケを絶妙に混ぜ合わせたエレクトロ・シューゲイザーの名作『アップ・イン・フレイムス』(写真)で世界中から絶賛の嵐を浴びた、カナダのマニトバ(Manitoba)。2004年10月にUSパンク・バンド、ディクテイターズの元ヴォーカリストであるハンサム・ディック・マニトバに“マニトバ”という名称が商標権侵害に当たるとして訴えられたため、新たに“カリブー(Caribou)”名義で活動することになった彼でありますが、そのカリブー名義としては初となるニュー・アルバム『The Milk of Human Kindness』がいよいよリリースされることに! アルバムは彼曰く“メロディを大切にしながらも曲の構造はさらに奇妙になった、よりダイナミック