アップル社製の携帯電話端末「iPhone(アイフォーン)」が発売されてから1か月余りが過ぎた。当初はマスコミに大きく取り上げられ、発売初日に品切れになるほどだったが、過熱人気も今では低調気味だ。調査会社BCNの調査では、発売後13%あった家電量販店での販売シェアが、2008年8月に入ってから4.4%まで落ちている。 松下、シャープ、カシオ、NECより下 「以前に比べれば(販売は)落ち着いてきてますね」 「在庫は最近安定してきている感じです」 都内の家電量販店の担当者は口々に「iPhone争奪戦」が落ち着いてきた状況を説明する。最近では当初の品切れ状態が解消され、供給が安定しているということもある。しかし、家電量販店を見る限り、供給の方が安定しても「iPhone」自体の販売があまり振るわない傾向もあるようだ。 調査会社BCNの調査によれば、家電量販店での販売シェア(携帯電話事業者のショップ販