TOPICS Make/Electronics/DIY 発行年月日 2006年08月 PRINT LENGTH 176 ISBN 4-87311-298-2 原書 Make: Technology on Your Time FORMAT 「モノ」を作り出すテクノロジーが現在のPCと同じように安価に手に入り、専門的な知識がなくても自分の作りたいものを容易に作ることができる時代が近づいています。 オープンソースがソフトウェアの世界を変えたように、「工業の個人化」と「ハードウェアハッキング可能な機器の普及」によって変わるテクノロジーと私たちとの関係を伝えるのが『Make』です(英語版は季刊誌として発行されていますが、日本語版は英語版を再構成した書籍シリーズとして刊行されます)。その中心をなすのは実際に手を動かして楽しむ「プロジェクト」の紹介。安価な材料や中古製品を利用して、実用的な「モノ」を作る
世界には無数の音楽があり、好みの音楽との出合いを探す人も無数にいる。だが、マスメディアを通じて世に出る音楽は限られ、多様な音楽と出会える機会は案外少ない。 このミスマッチをネットで解決できないか――いくつかの取り組みが、国内外で始まっている。このほど日本に進出した英国の「Last.fm」は、ユーザー同士の楽曲再生履歴をマッチングし、好みが似たユーザーが聴いている曲を推薦する(関連記事参照)。SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)「mixi」もLast.fmと似たサービスをスタートしている。 「monstar.fm」を運営するベンチャー企業、モンスター・ラボ(東京・小金井市)は「色」と「キーワード」を媒介に、インディーズの楽曲と人とのマッチングを試みる。楽曲のダウンロード販売は、MP3形式でDRMフリー。価格はリスナーが決める。「多様な音楽を多様な人に届け、自由に聞いてほしい」――サー
トップシステムは、ユーザーがiTunesに登録したアーティストのさまざまな最新情報をネットで自動収集してくれる新サービス「veena!」を8月28日にβ公開する。ユーザーが楽曲を持っているアーティストだけが対象になるため、効率よく情報を集められるという。利用は無料。 サイトで会員登録し、iTunesのライブラリデータ(iTunes Music Library.xml)をアップロードすると、登録アーティストを読み取って情報収集を開始。楽曲リリース情報のカレンダー表示のほか、関連サイトやmixiのコミュニティー、YouTubeの動画、Yahoo!オークションの出品情報などを検索・表示してくれる。情報はiTunes Music StoreやAmazonにリンクし、曲やCDを購入できる仕組みだ。 iTunesで作成したプレイリストをコメント付きで公開できる機能や、ユーザー所有楽曲の割合を表示する「
Web2.0という言葉ほど、定義の不明なまま濫用されているバズワードも珍しい。いまだに「Web2.0って何だ?それを気にする必要はあるのか?」というコラムが書かれている。その特徴は、しいていえばユーザーによる情報生産とウェブベースのサービスという点だろう。このいずれも今に始まったものではないが、それが顕著な特徴としてみられるようになったのは最近である。その理由を少し経済学的に考え、概念を整理してみよう。 ネットワークの経済学というのは古くからある分野で、有名なのはBolton-Dewatripontだが、その基本的な考え方は単純だ。個人をプロセッサ、組織をネットワークと考え、情報処理コストと通信コストのどちらが相対的に高いかによってネットワークの構造が変わると考えるのである。簡単にいうと、情報処理コストが高いときには集中処理したほうがよく、通信コストが高いときには分散処理したほうがよい。
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