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ブックマーク / honz.jp (5)

  • 『モンスターマザー』長野・丸子実業「いじめ自殺事件」、加害者と被害者が入れ替わるまでの全て - HONZ

    一晩で一気に読み終えたのだが、背中からは嫌な汗が流れていた。とても、他人事ではいられない。こんなことが起こりうるなら、普通に暮らしている人がある日突然、殺人犯に仕立てられても、全然不思議ではないだろう。自分の中で想定していた、世の中に対する前提条件が、もろくも崩れ去っていくような印象すら受けた。 「丸子実業高校バレーボール部員自殺事件」は、2005年にバレー部に所属していた同校1年生の高山裕太君が自殺した事件である。当初、運動部内でのいじめを苦にしていたことが原因とされており、母親はむせび泣きながら学校の対応不備を訴え、その後、母親側の代理人が校長を殺人罪で告訴するまでに至った。 しかし実態は、まるで違ったのである。2008年に長野地裁が下した判決では自殺の要因がいじめであったと認定されず、逆にバレー部から母親側への「精神的苦痛」に対する提訴については全面的に認める判決が下された。 書は

    『モンスターマザー』長野・丸子実業「いじめ自殺事件」、加害者と被害者が入れ替わるまでの全て - HONZ
    stealthinu
    stealthinu 2016/03/04
    この件もだが、下に紹介されてる「でっちあげ」の件もすごい。どちらも筆者は福田ますみ氏。
  • 『モンスターマザー:長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い』“でっちあげ”ふたたび - HONZ

    『でっちあげ』というノンフィクションを知っているだろうか。詳しくは私のレビューをお読みいただきたいが「モンスターペアレント」という言葉ができたのはこの事件からだった。学校に対して理不尽な無理難題を突き付け、わが子可愛さに教師ばかりか教育委員会、果ては市や県にまでクレームをつけ、裁判にまで持ち込む。それが正当なものならわかるが、嘘八百を並べ立てていた事件である。 長野県の丸子実業で起こった「いじめ殺人事件」も、このモンスターペアレントが起こした事件であった。 2005年12月、軽井沢に隣接している長野県御代田町で丸子実業高校(当時)に通う高校1年生の男子が自殺した。母親は所属していたバレーボール部内部でいじめがあったことを苦にしていたと証言し、気持ちを書きとめていたノートには「いじめをなくしてほしい」という記述もあった。事実、夏から不登校が続いていた。少年には声が出にくいという障害があり、そ

    『モンスターマザー:長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い』“でっちあげ”ふたたび - HONZ
    stealthinu
    stealthinu 2016/02/17
    えええ?これってそういう話だったの?『少年が残したメモのような遺書。実はここに彼の本心が書かれていたのだ。長野県特有の方言が読み解くカギとなった。』なんと書かれてたんだろ?
  • 見えない場所で起こり続ける壮絶な攻防──『スパム[spam]:インターネットのダークサイド』 - HONZ

    LINEがあるのでキャリアメールを開くことはなくなってしまったが、たまに開くと山のようにスパムメールがたまっている。普段使いのGmailにもたまにスパムメールはきているようだが、自動判定され目に触れる前にほとんどの振り分けを行っていてくれる。 時にミスって重要なメールを迷惑メールフォルダに入れているのはご愛嬌だが、もちろん普段は助かっている。その振り分けを見ながら、「きっと、背後では何かをやっていてくれるんだろうな」というぼんやりとした想像ぐらいはするが、背景についでまで考えることはあまりない。 これは僕の話だが、そんな人がほとんどではないだろうか。 たとえば、「なぜ、スパムメールなんていうものが存在するのだろう」「スパムと非スパムの境界線はどこにあり、どのように判断しているのだろう。」「そもそも、スパムを定義することはできるのだろうか」などとは、なかなか考えないものだ。しかし、現在我々が

    見えない場所で起こり続ける壮絶な攻防──『スパム[spam]:インターネットのダークサイド』 - HONZ
    stealthinu
    stealthinu 2016/01/18
    spamについての本。一応読んどかないといかんかなあ…
  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    シリアスとギャグのバランスが絶妙な『銀魂』面白さと入りやすさはど... 2018年09月27日 ギャグが好きな人、思いっきり笑いたい人は、シリアス長編エピソードの間に挟まれるギャグ編がオススメ。私は読者投票によるキャラクターランキングの結果発表後、ランキング結果を変えようとするキャラクター...

    マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー
    stealthinu
    stealthinu 2014/11/26
    Kindleは今のところPDFリーダーとしてしか使われてないのだがやっぱ使ったほうがいいのかな。マンガリーダーとして。
  • 『われ敗れたり コンピュータ棋戦のすべてを語る』 新刊超速レビュー - HONZ

    将棋連盟会長の米長邦雄氏が、コンピュータ将棋ソフト「ボンクラーズ」に負けたということが話題になったのは、つい先月の1月14日のこと。それからまだ1ヶ月も経たないというのに、早くも対局した人によって、その内幕の全貌が明かされた。それが書『われ敗れたり コンピュータ棋戦のすべてを語る』である。 決戦の裏側に隠された興味深いエピソードが、いくつか挙げられている。一つ目は、対戦時に将棋盤の向う側に誰が座ったのかということである。これは米長氏の強い意向により、米長氏自身を強く尊敬している人の中から選ばれた。対面(といめん)に誰が座るのかということは、勝負を左右するくらい大きなことであるそうだ。 二つ目は、米長氏が出がけに奥さんに「私は勝てるだろうか」と聞いたときのこと。はっきりと「あなたは勝てません」と断言されたのである。「なぜ勝てないんだ」と問い返すと、「あなたはいま、若い愛人がいないはず

    『われ敗れたり コンピュータ棋戦のすべてを語る』 新刊超速レビュー - HONZ
    stealthinu
    stealthinu 2012/03/02
    こないだ行われた米長対ボンクラーズ戦のことが本に。しかし棋士ってそんなに女性関係いいかげんで許される商売なんだね。不思議。
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